2012年1月26日 (木)

The Wizard Again

Img_0710_400 またICHIROさんと再会することができた。

“イチ”流道と“三”流道が交わる奇跡にただただ感謝するしかない。

長いあいだ野球を続けてきてよかった、ユニフォームを着続けてきてよかったと心から思う。

ぼくにとってはもっとも高い目標であり、もっとも無縁の目標でもあるけれど、この瞬間を絶対に次につながる何かにしなければならない。

もうすぐリハビリ生活も3年に達するが、最近もうダメだと思う瞬間が後を絶たない。

遊びの野球の打ち損じを心から悔しがり、ジョークで出たヤジに目つきが変わる。

そんなICHIROさんを「大人げない」という人もいるが、ぼくには世界一の“勝負師”に見えた。

ひとたびバットを握れば、それがどんな状況であれボールを打つことにすべてをかける。

そして、打てたときの喜び、打てなかったときの悔しさ、そのすべてを惜しげもなくバッターボックスで表現する。

あの大舞台で見せるクールな表情の裏にこんなものがあったのかと驚きを隠せなかった。

そこにすべてをかける男の喜びや悲しみは尋常じゃない。

そこにすべてをかけているから、上手く行かなかったときの失望感が半端じゃないんだと少し楽になった気がした。

今のぼくに、もうダメだと思っている暇なんてあるわけがない。

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2012年1月18日 (水)

This Week's Topic

Dsc08954_400また肩が痛くなってしまいました。

良くなっては落ち、良くなっては落ち、ここ数年はずっとこの繰り返しで歩みを進めています。

ボールを投げているときならまだしも、日常生活の中でいやな痛みを感じるときは要注意です。

先日、好調な仕上がりを考慮して、遠投などのメニューを当面継続してゆくと決めたばかりでしたが、やはりここは一端様子を見てストレッチ中心のメニューに戻すことを決めました。

しかし、完全ノースローにするのではなく、遠投の距離を短くしたり球数を減らすなどして、継続して投げてゆくことだけは止めないようにしようと思っています。

もう長い付き合いになりますが、やっぱりこのいやーな痛みはいつ味わってもいやですね。

この痛みから解放されるときはくるのでしょうか?

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2012年1月 8日 (日)

with My Partner

Dsc_0318_400今日は、元気よく今年の初ウェイトトレーニングを開始しました。

現在は、お互い切磋琢磨するトレーニングパートナーとともに汗を流し、ぼく自身大いに刺激を受け、若い選手に負けないよう必死に食らいついています。

彼自身もアメリカ野球を目指し、ルーキーながらめきめきと力をつけてきているので、傍らでこっそり『ウェイトの重さ追いついてきましたよ!』なんて言われるとうかつに手を抜いてはいられません。

術後当初は、たったひとりで闘いを続けるそんな時期もありましたが、こういう仲間の存在はとっても力強く貴重な存在だと感じています。

また、今日おこなったキャッチボールにおいては、メニュー変更後初めて納得のいく投球ができました。

2011年12月12日にメニューの手直しを行ったその日から続けてきた遠投の成果が少しずつ実を結び、三沢トレーナーの言うとおり年明けのこのタイミングでひとまず好感触を得ました。

引き続き今年も、できることをひとつずつ、こつこつと積み重ねながら“三流道”を歩んで行きたいと思います。

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2012年1月 2日 (月)

Happy New Year 2012

Cimg2134_400新年明けましておめでとうございます。

今年も1日だけ休みを取り、江ノ島の海練から“8年目”のスタートを切りました。

初めてひとりで海を渡ってから7年、7年の月日が流れました。今では当時の記憶が曖昧になるぐらい、遠く遠くの出来事のように感じます。

それでいて1年はあっという間に、挑戦へのリスクを日々高めて行きます。

今月もダメ、今年もダメという具合に現実のカウントダウンは時を刻み、去年、一昨年と2年連続でこの海を渡ることができませんでした。

飛行機に乗ればあっという間の距離も、ぼくには果てしなく、果てしなく遠い存在に感じます。

まるで『キャスト・アウェイ』のトム・ハンクスのように、無人島で救助を待ちながら“脱出”するか“あきらめるか”を葛藤し続ける気持ちです。

ぼくが日々生活する島では、チケットを買っても、ツアーに申し込んでも、ただ海を渡ることに何の意味もないことを自覚しています。

誰もが簡単に海を渡れるこの時代に、まったく不器用な道であることに間違いありません。

しかし、幸運なことに、今こうやって記憶を辿っても、その映画の結末がどうしても思い出せません。

いつも結末がよくわからなくなるから、そこにやり甲斐を感じてしまうのがぼくの悪い癖です。

今年も続く果てしないチャレンジを、どうぞよろしくお願い致します。

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2011年12月29日 (木)

Y's Academy 2011 Completed

Cimg2127_400 最近、都内全域を駆け回る中で、信号待ちの電動自転車にあっという間に先を越されることがよくあります。

まるで自分の人生を表しているかのようだといつも思いながら、それでも絶対にギアを下げることはしません。

きっとこの踏ん張りが将来の糧になる、絶対にこの先で追いつけるときが来る、そう自分に言い聞かせ日々下半身強化のために自転車をこぎ続けています。

そんな中で、本日『Y's ACADEMY 2011』のすべてのレッスンを無事終了しました。

去年より本格的に始動したスポーツインストラクターの仕事も今年は延113本のレッスンを担当し、去年の22本にくらべ飛躍的に増加しました。

また、それにともない、指導方法や指導理念も確固たるものとなり、多くの子どもたちの技術力向上やスポーツに対する情熱の大きさを目の当たりにしてきました。

しかし、現役選手であることの誇りは決して忘れることはありません。

現在は、Y'sアカデミーの拡大にともないアルバイトをする必要がなくなり、一日のほぼすべてをトレーニングに費やしています。

かつては、スポンサー探しに奔走し、毎晩手紙を書くなどして企業にスポンサー契約のお願いをしてまわりましたが、やはり現実はそう甘くはありませんでした。

結局のところ、スポンサーの手が上がるのを指をくわえて待つだけであり、アルバイトに一日の大半を仕方なく費やすのがお決まりとなっていました。

しかし、現在は、これまで培った知識と経験をすべて提供し生活の基盤を築き、そこでの指導で得た子どもたちの大きなエネルギーを糧にさらなる知識と経験の習得を目指す『経験のリサイクルビジネス』を考案しました。

リタイアしてからその知識や経験を小出しにしてゆくのではなく、現役の段階で一端すべての知識や経験を提供し、その還元を得た子どもたちの新たなエネルギーを吸収してさらなる高みを目指す、どん底まで落ちたぼくだからこそできた方法です。

ただぼくの“夢”を買ってくださいというのでは都合が良すぎるし、黙ってでも企業が大金を積んでくれるほど大きな才能を持ち合わせてはいません。

確かに、突然仏様のような人間が現れることを信じて企業や個人にコンタクトを取り続けるのも大事なことですが、その確立は恐らくほとんどの選手が20代を最後に引退してゆくことに裏付けられていると思います。

30歳を節目に引退をしてゆく海外プレーヤーのかつてのシナリオはもうおしまいで、これぞアメリカを目指すY'sキッズたちのあるべき形であると手本を示す段階に来ています。

「こんなに子どもたちの元気や勇気をもらっているのだから、早くマウンドに戻りたい」、今はただそれだけがぼくの願いです。

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