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2006年7月31日 (月)

7月を振り返って

Cimg8088_512 今日で、7月も最後の日になってしまいました。この一ヶ月は、とても中身の濃い充実した時間を過ごすことができました。初めてカナダの野球を体験し6試合に登板、イニングピッチは9でした。けっして満足できる数字ではありませんし、良いときもあれば悪いときもありました。でも、そのひとつひとつがぼくに課題を与えてくれました。負けることも打たれることもたまにはありますが、一概に悪いことではありません。数々の敗北は歯を食いしばってトレーニングに励むことを教えてくれるし、自分を見つめなおす良い機会になります。今回とても良くわかりました。

また、日常生活についてもいろいろなことを学びました。最初にくらべたらだいぶ英語を理解し話すことができるようになりましたが、これはすべてチャレンジのおかげです。

初めてバスに乗るときも初めてレストランに行くときも最初は誰だって不安です。ぼくもそうでした。でも、チャレンジしてみるんです!そうすれば、新しい発見が必ずあるし、次は自信をもってやることができます。

今回、ぼくは多くのチームメイトに支えられ励まされてきました。その中で、ひとつ好きな言葉を見つけたのでみなさんに紹介します。それは『Keep trying(挑戦し続けろ)』という言葉です。決して、諦めが肝心なわけではないとぼくは思います。夢や目標に向かって挑戦し続ければ、誰だってそのチャンスを掴めるはずです。だから、ぼくはこの経験を一度で終わらせるのではなく、今後も挑戦し続けて行きたいと思います。

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2006年7月30日 (日)

暗黙の了解

Cimg8151_512 今日は、ホームでプレーオフ第2戦が行われました。みんな試合前からとても気合が入っていたのですが、試合ではそれが空回りしてしまいました。サードのベイクスが3つもエラーをしたり、第1戦で大乱調だった中継ぎの『ウェス』がまたしても大量失点をゆるしてしまったりと、8回を終わって11-4と大差をつけられてぼくの登板となりました。こうなると、究極の敗戦処理という気分でなかなかテンションがあがりません。そして、最初のバッターにホームランを許し早くも1点を失います。その後もエラーが続きランナーを背負いますがなんとか抑えることができました。しかし、1アウトを取ったところであわや乱闘の騒ぎが起きます。ぼくも初めて知ったのですが、アメリカンスタイルの野球には暗黙の了解があり、試合の終盤で大量リードをしているチームが塁に出た場合、盗塁をすることは相手を侮辱する行為になるらしいのです。そして、ぼくがエラーで1塁にランナーを背負った時そのランナーが盗塁したのです。そしたら、キャッチャーのベニーがすごい剣幕でマウンドに走ってきてぼくに何かを言ったんです。でも、そんなルールがあるなんて経験したことも想像したこともなかったので、何で怒っているのか何て言ったのかまったくわかりませんでした。その後、3アウトを取ってベンチに戻ってきたらチームメイトが飛んできてぼくに事情を説明してくれたんです。この場合、バッターめがけてデッドボールを投げるのがアメリカ流のスタイルらしいんです。だから、ぼくが何度首を振ってもキャッチャーのベニーがインサイドのストレートを要求したのは、それをするためだったんですねぇ。なので、さっきベニーが言った言葉は「くそ野郎にデッドボールを当ててやれ!」という汚い言葉だったんです。

そして、その後いつものメンバーでお気に入りのバーに行き、GMのスキャッグスやベニーと今日の試合についてゆっくり話す機会がありました。スキャッグスは、94年にフランスのプロ野球チームでプレーした経験があり、当時の監督やチームメイトにたくさん日本人がいたそうです。だから、日本スタイルの野球を良く知っていて「こういう場合日本では謝るんだろ?でも、こっちではファイトなんだ!」と教えてくれました。また、最近のぼくのピッチングは、変化球でけっこう三振をとっているのに変化球で打たれることも多いんです。それをぼくはどうしてかわからなかったんです。でも、スキャッグスはぼくが忘れていた自分のベストボールは何かについて教えてくれました。彼は「デビュー戦のバットを折ったシーンを思い出せ!お前の一番良い球はストレートなんだぞ。変化球は時々でいいからストレートで押すんだ!」と言いました。その通りなんです。でも、最近のぼくはそのことをすっかり忘れ、変化球で逃げるピッチングばかりしていたんです。だから、ぼくが「分かった。これからはストレートでどんどん押します!」と気合を入れなおしたら、来年もぼくと契約することを約束してくれました。今日バーに行ってみんなと積極的にコミュニケーションを取りお互いの気持ちを話すことで、なんだか今までのもやもやが吹っ飛んだ気がします。だから、今はとてもいい気分で過去最高に飲んでいます。ちょっと気づくのが遅かったけど、今日の経験はぼくに新しい何かを教えてくれた気がします。だから、来年への課題として日本へ持って帰ります。

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2006年7月29日 (土)

ひまわりの種

Cimg8068_512 今週は、雨で中止になった分やプレーオフなどが重なり5試合も予定が組まれています。なので、月曜日以来ひさびさの休みになりました。洗濯物もたまっていたし食料も底をついていたので、洗濯や買い物など家事に追われる一日でした。また、ぼくは今回こちらに来て『ひまわりの種』にはまってしまい部屋中種の殻をまき散らしているので、始めて部屋の掃除をしました。ひまわりの種は日本ではまず見かけないものですが、こちらで野球をするときには必ずと言っていいほどベンチに置かれる食べ物のひとつです。よくメジャーリーグ中継を見ていると、選手が口からマシンガンのように殻を吐き出している光景を見たことがあるでしょう。味は基本的に塩味なのですが、最近ではバーベキューやカレー、スパイシーなど味がついているものも見かけます。食べ方は、種を歯で割り中から身だけを取り出し殻は外に吐き出します。今までは、なんとなく食わず嫌いで食べようとしなかったのですが、今回チームメイトに勧められ食べてみたらけっこう美味しくて癖になってしまいました。今では自分で買ってきて部屋中にまき散らし、毎日食べています。本当はきれい好きのぼくですが、土足で生活するこちらの部屋だとなんとなく外と同じ気分になってしまうんですよねぇ‥日本にも買って帰ろうと思いますので、挑戦したい方はぼくに声をかけてください!

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2006年7月28日 (金)

プレーオフ開幕

Cimg8127_512 ついに、プレーオフの『ファースト・ラウンド』が開幕しました。今日からの7戦で先に4勝した方が『セカンド・ラウンド』に進出できます。対戦相手は、シーズン4位の「ロンドン・メジャーズ」。このチームの本拠地は、みなさんもご存知の「ジョン・ラバット・メモリアルパーク」で、ヨシが2003年に所属したロンドン・モナークスの本拠地でもあり、ぼくにとっては特別な球場です。今月7日の記事で、最初で最後のアウェーゲームになってしまったとお伝えしましたが、またこうしてプレーオフで戦うことになりこの球場に来ることができました。元モナークスのメンバーで今はパンサーズの1番打者として活躍する『ベイクス』も「ここでヨシもプレーしていたんだぞ!」とうれしそうに話していました。実は、このベイクスがエージェントのヨシと連絡を取ってぼくをパンサーズに紹介してくれたんです。だから、とても仲良しです。彼の口癖は「いいねぇ~」という言葉で、英語でいう「Good Job」に当たると思われます。誰が教えたんだかはわかりませんが、こちらでは良いプレーをした時や健闘を称える時にこの言葉を使います。だから、ぼくが「ありがとう。」と日本語で答えてあげるととても喜びます。他のチームメイトも日本語に興味があるらしく「この言葉を日本語で何て言うんだ?」とけっこう聞いてきます。でも、ここでは教えられないぐらい汚い言葉ばかりなんですけどね。

なぜ、こんなつまらない話をしているかというと、もちろん今日の初戦を落としたからです。うちのエースでルームメイトのヒーグスが良いピッチングをしていたのですが、相変わらずのお粗末な守備で失点を許し8-3で逆転負けしてしまいました。今日からプレーオフということで、試合前にちょっとしたセレモニーが行われ、みんなスーツやジャケットを着てドレスアップし元をかついでひげを伸ばすなど気合が入っていたのですが、なんとも悔しい敗戦となりました。日曜日にはホームでの第2戦が予定されているので、次は絶対に落とせません!

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2006年7月27日 (木)

念願の初先発

M000_512 今日は、なんとも不思議な体験をしました。とても疲れています。なぜなら、今日は昨日途中で中止になった「グエルフ戦」と以前中止になった「ストラットフォード戦」のダブルヘッダーだったからです。そして、ぼくはその両方に先発投手として出場しました。もともと、このスケジュールについては聞かされていなかったので、ストラットフォードと戦うものと思っていたのですが、なぜか試合が始まる直前にグエルフのメンバーが集まり試合が始まってしまったので慌てて準備をしました。しかも、昨日途中だった8回表の0アウトランナー1塁2ストライク1ボールからだったので、たった2球で先頭打者が三振になってしまったんです。その時はじめて状況が理解できたので、2球で審判が三振のコールをした時には思わず手を広げてしまいみんなに笑われてしまいました。そして、もうひとつのサプライズは打席に立たされたことです。ぼくは、小学生の時からピッチャー一筋だったのでまともにバッティング練習をしたことがありません。ましてや木のバットで打つなんて生まれて初めてです。しかも、打順が回ってきたのが3点差で迎えた9回2アウト満塁の場面だったのでなおさらびっくりです。チームメイト達は大爆笑でぼくの打席を見守ります。最初は、「絶対無理だよ!」と諦めていたのですが、打席に入ると次第に気合が入ってきて初球からバットを振り回します。そして、ベンチが大盛り上がりの中、3球目のストレートを思いっきりたたくとボールは右中間へすごい勢いで飛んでいきます。奇跡のサヨナラ逆転満塁ホームランかとみんなが思ったその瞬間、ボールはフェンスぎりぎりで失速し残念ながらゲームセットになってしまいました。でも、なぜかみんなすごく褒めてくれたので、まあ結果オーライというところでしょう!

そして、前の試合で2イニングを投げ一休みしていると、監督から「次の試合も先発で行くぞ!」と言われます。しかし、今度の試合はなかなか始まらず、体も冷え集中力も下がりモチベーションを維持するのがとても大変でした。なにせ、こんな不規則な登板したことがありませんから。そして、試合は2イニングを投げ見方のミスで1失点はしましたが、まあまあの出来だったと思います。ただ、こうして連戦を消化して行くとどこかしら体の不調が出てくるので、最近はなかなか思うようなピッチングができません。でも、今日は念願の先発と最長の4イニングを投げることができたので、この調子で頑張って行きたいと思います。

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2006年7月26日 (水)

バーで乾杯

Cimg8154_512 今日も、雨で中止になった「グエルフ」との試合がありました。ぼくは明日登板予定なので、今日はゆっくり試合観戦です。試合は、8回の表まで8-8の接戦が続いていたのですが、突然強い雨が降り出し中止になってしまいました。彼らは、審判の決定が出る前からビールを飲み始めすっかり出来上がっていたので、その後はぼくもビールで乾杯ししばらくクラブハウスで遊んでいました。その後、みんなお腹が空いたということで遅くでもやっているバーに行って夕食を取ります。ぼくは、このお店の『チキン・ウィング』が大好きなんです。日本でもケンタッキーなどで出てくるあの骨付きのチキンにかなり強烈なスパイスをかけて揚げてあるものです。それに、バーベキューやケッチャップなど5種類ぐらいのたれが出てきて、それぞれ好みのたれをたっぷりつけてひたすらそれだけを食べるんです。でも、このたれが数種類あるおかげで全然飽きないんです!ひとつの皿に40個ぐらい入っていて3皿注文したのですが、ぼくたち食いしん坊はあっという間にたいらげてしまいました。そして、ダンスやビリヤードで盛り上がり3時近くに帰宅となりました。今日は、珍しくみんな速攻寝てましたね。

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2006年7月25日 (火)

悔しさ爆発

Cimg8225_512 今日は、雨で中止になった「ハミルトン」とホームで対戦しました。試合は、先発の『ジョー』が序盤から毎回得点を許し、次の『アダム』も1回で3失点と締まらず、6回を終えて13対7と大量リードを許します。そろそろ、このブログを読んでいる方には、こうなるとぼくの出番だということが分かってきたでしょうか!そうです。こういう展開になると監督の『ジャック』がブルペンに歩いてきて「ヨウ、次行くぞ!」と言いにくるんです。そして、ぼくは7回からマウンドに立ちました。大量リードとはいえまだどうなるか分かりませんので、ここはきっちりと無失点で抑える必要があります。12日ぶりの登板ということで肩の調子も試合感も決して良くはなかったのですが、いざバッター相手に投げてみるとスライダーがとても良く切れます。そして、3アウトを全部スライダーで空振りの三振に抑えたので最高の出来だったと思います。しかし、今日唯一の左バッターにインサイドのシンカーをライト前に運ばれたのは反省しなければなりません。ぼくのような右サイドスローのピッチャーは、右バッターにボールの出所が見づらいという利点がある一方で左バッターにはボールの軌道がとても見やすくなってしまうという欠点があります。なので、左バッターをいかに抑えるかがサイドスロー・ピッチャーの課題になっているんです。しかし、次のイニングでは一番やってはいけないフォアボールからの自滅をしてしまいます。結果的には、スタッフやチームメイトの評価は悪くなかったんです。ヒットを打たれた分けではないし、失点1はエラーで出たランナーだったので自責点は0だし。でも、自分ではぜんぜん納得できなかったんです。自滅は、2つのフォアボールを出して満塁から押し出ししてしまったことなのですが、今日のアンパイアーは極端にストライクゾーンが狭くスタンドからブーイングが出るほどでした。みんなはそれが原因だと思っていたからぼくのピッチングを褒めてくれたんです。しかし、ぼくはそれについてまったく気にしていませんでした。日本でもこのような審判にはたくさん当たってきましたし、そのことで腹を立てて自滅するのはもっとも良くないことだとすでに学んでいます。それではなく、原因はキャッチャーの配給にあります。今日も、「ストレートはいらないからシンカーをたくさん投げろ!」と言われました。おそらく彼らは、ぼくのような大きな変化球を見たことがないため、それだけで勝負できると勘違いしているのでしょう。でも、変化球ばかり投げていると、たまに投げるストレートが上手く指にかからなくなってしまうんです。だから、今日はそれが原因でストライクが入りませんでした。もちろん、この違和感をなくす練習をしなければならないということもひとつの課題ですが、このままでは少し不安だったので試合後監督に「ストレートを投げないのはあなたの指示ですか?」と聞いてみました。すると、監督は「違う。」ときっぱり答え、「もし君がそのことで悩んでいるなら、君が一番投げたい球を投げなさい!投げたくなかったら首を振ればいい!」と言ってくれたのです。そして、「今日は良いピッチングだった。木曜日にはもう少し長く投げてもらうぞ!」と褒めてさえくれました。彼は、選手の心のつかみ方をとても良く知っています。彼のウィンクに何度助けられたことかと安心し、今まであった悩みも解消された気がします。

そして、今日はもうひとつ野球人生の中で初めての体験をしました。それは、『八当り』です。8回途中でマウンドを降りたとき、本当に心の底から悔しくて、気づいたときにはグローブを投げつけ置いてあったグローブやペットボトルをまき散らしていたんです。おかげで、チームメイトから『クレイジー・ヨウ』と呼ばれるようになってしまいました。でも、ふと冷静に考えてみると「今まで野球をやっていて悔しいなんて思ったこと一度もなかったなぁ‥」と思ったんです。ぼくは、小・中・高と野球をやってきて、引退試合で泣いたことすらありませんでした。だから、試合後は「俺、本気で野球をやってるんだなぁ」と実感できたような気がして、なんだかすがすがしい思いでいっぱいになりました。また、木曜日のチャンスでは全力プレーで頑張りたいと思います。

ー写真は、今日先発したジョーとぼくー

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2006年7月24日 (月)

プレーオフ・システム

Cimg8227_512 今日は、日差しが強くとても暑かったのですが、昼間から金髪をなびかせローラー・ブレードの練習をしました。2回ほど危ない思いをしましたが徐々に上手くなっています。

ところで、昨日のバッティング練習中にチームメイトのハープから『プレーオフ』のシステムについて教えてもらったので紹介します。まず、IBLには9つの球団が所属しており、5月6日から7月23日の間で全36試合を行い順位を決定します。その中の8チームが8月から始まるプレーオフに進出し、1位と8位、2位と7位というように対戦カードが決められ7試合を行います。そして、先に4勝したチームが準決勝に進出するという形で3ラウンド行い今年のチャンピョンを決めるというものです。ぼくたちパンサーズは現在5位なので、次のプレーオフでは4位のチームと対戦する予定です。しかし、雨で中止になった3試合がまだ残っており明日から3連戦が予定されているので、その結果次第ではまだ油断できないといったところでしょう。ただ、ハープの予想ではおそらく「ストラットフォード」で決まりだろうということでした。

ー今日の写真は、仲良しのハープー

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2006年7月23日 (日)

罰ゲーム

Cimg8103_512 すっかり暑さから開放され、最近はまた肌寒さが戻ってきました。相変わらず天気も悪く、今日は試合開始10分前に突然雨が降り出しなかなか止まず、ついに雨天中止になってしまいました。今日はデイゲームで時間が早かったため、ぼくたちはクラブハウスでビールを飲みながら遊んで帰ることになりました。そして、恐れていたことがついに起きてしまいました。

ぼくは、7月7日のロンドン戦でベルジーと「お前が今日の試合でホームランを打ったら髪をブロンドに染める。」という賭けをしていたのです。ベルジーは好不調に波があるし前日に2本もホームランを打っているので、まさか今日は打たないだろうと甘く見ていたのですが、当日にも書いたように彼は延長12回に見事な逆転ホームランを打ってしまったのです。ずいぶん日にちがあいたのに彼はしっかり覚えていて、今日ブリーチを買ってきて儀式を行おうとしていたようです。その儀式は、多くのチームメイトに囲まれながらクラブハウスの中央で行われました。ベルジーは自分がきれいなブロンドヘアーのためブリーチを使い慣れていないらしく、説明書を読みながらたどたどしく行うのでなんだか不安になりましたが、結果的には見事なまでにブロンドカラーに染まったので良かったのか悪かったのか複雑です。こちらでは、日本と違い同じ人種でも髪の色はまちまちで、好きな人のタイプに髪の色を必ず聞くぐらいみんな興味を持っています。そして、その中でブロンド(金髪)が一番モテる美しい色として男女問わず好まれています。しかし、こちらではこの色でいいのかもしれませんが、日本ではとても生活できるような色ではありません!ましてや、ぼくのバイトはスポーツクラブの受付係ですので怒られてしまいます。でも、まああと数週間はブロンドを楽しんで、帰国したら他の色に変えればいいでしょう。また、あまりにもぼくのブロンドが盛り上がったので、今日いたぼく以外で唯一の黒髪のインド系カナダ人『ハープ』もブロンド儀式に参加させられていました。彼は仕事があると言いながら、真ん中だけを染めてモヒカンにしていました。なんともカナダらしい罰ゲームという感じで良い記念になりました。

その後は、みんなで『ポーカー』対決をしていました。テーブルを2つ用意してみんなでお金を出し合うんです。カナダでは、テレビ番組やCMでもポーカーをやっているぐらいこのゲームが盛んに行われています。チーム最年少の17歳『ジョーイ』でもできるぐらい浸透しています。ぼくは、頭を使うゲームが大の苦手なためカードゲームのほとんどのルールを知りませんが、オーストラリアから来ていたヒーグスの友達も知らないと言っていたので、アジアではここまでの人気はないようですね。ただ、お金を出して賭けていたということで、あれは完全に賭博ですね。カナダはどうか分かりませんが、日本で賭博は違法行為なのでぼくがやったら逮捕されてしまいます。ルールを知らなくてよかった。

ー写真は、ケツを出しているのがピッチャーのホーニーー

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2006年7月22日 (土)

新兵器

Cimg8099_512 今日は、コネストーガ・モールへ行って『ローラー・ブレード』を買ってきました。今までは、どこへ行くにもバスや歩きで我慢してきましたが、これさえあれば近くのスーパーにもあっという間に着きます。こちらでは、とにかく長い移動距離を解消するため、車以外にも自転車やローラー・ブレード、スケートボードなどが広く利用されています。しかし、帰国の際に持って帰れないだろうなと思って諦めていたのですが、ローラー・ブレードならなんとかバッグに入りそうです。さっそく購入し、モールから家まで帰ってみようと思ったのですが、これって以外に難しいんですね!うまくブレーキがかけられずに道路まで飛び出しそうになったり段差で転びそうになったりして本職の野球ができなくなりそうだったので、途中でギブアップしくつに履きかえて歩くことにしました。「なんてなさけないんだろう‥」とヘコみながら歩いていると、近くに誰もいない駐車場があったので練習して帰ることにしました。説明書を読みながら止まり方や方向転換の仕方を確認し、1時間半ぐらい練習してなんとか上手くできるようになりました。やはり、説明書にも「まず初めに止まり方をマスターしてください。」って書いてあったので、さっきは危なかったなと反省しました。そして、いったん家に帰って一休みしたあと、もう一度練習しにウォータールー・パークへ出かけました。ちょうどいい散歩道があったのでどんどん走って行くと、以前紹介したウォータールー大学のきれいな公園に出ました。前はバスで来たところなので、やっぱりローラー・ブレードの方が断然早いなと感心しながら帰りました。でも、さすがに足が痛いです‥

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2006年7月21日 (金)

新しい友達

今日は、ぼくたちのアパートに新しいルームメイトが加わりました。といっても、パンサーズのメンバーではありません。ヒーグスが去年オーストラリアでプレーしていた時の友人で『マット』と言います。彼は、オーストラリア南西部にある「パース」という町出身で、そこにある野球チームでキャッチャーをしています。現在は、世界一周旅行をしている最中で、今回はヒーグスのいるキッチナーに遊びに来たということです。この前は「シンガポール」に寄って来たらしく、この後は「バンクーバー」→「シカゴ」→「ニュージーランド」を経由してクリスマスまでにパースへ帰る予定だそうです。オーストラリアは一年を通じて温暖な気候が続くため、冬の時期に野球をしに行く選手はアメリカやカナダ、日本にもたくさんいます。ぼくも、以前そういう話を受けて興味を持っていたので、彼と連絡先を交換しチームに紹介してくれるよう頼んでおきました。もし、来年プレーするチームがなかったら今度はオーストラリアに挑戦しようと思います!それにしても、ほとんど荷物を持たずに世界一周旅行をする人なんて本当にいるんですねぇ~

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2006年7月20日 (木)

カナダの気候

Cimg8082_512_1 今日は、夕方から突然の豪雨で試合が中止になってしまいました。カナダでは、雷から一気に雨が降り出すことがよくあり、カルガリーにいたときもそれで試合が中止になっていました。それから、若干ではありますが日が短くなっています。ぼくがこちらに来た6月の中旬は夜の10時でもまだ明るかったのに、最近は9時半ぐらいに暗くなってしまいます。テレビを見ていても、カナダの夏は短いと盛んに言っていますが、8月には寒くなってくるのでしょうか?でも、まだ昼夜を問わず暑さが続いています。先日、夜は冷えるからトレーナーを買いましたという話をしましたが、あの後から急に暑くなりだして夜も眠れません。ぼくの部屋はクーラーも扇風機もないし、窓を開けていても風通しがあまりよくありませんので、トレーナーを見ると捨てたくなります。でも、ぼくが住むウォータールーには、アスファルトやビル、湿気がほとんどないのでまだましです。日本の夏の方がもっと不快だと思います。

あと、今日は時間がたっぷりあったので『ホットドッグ』を作ってみました。ソーセージにチェダーチーズをまいてレンジで温め、チーズがとけたらレリッシュとケチャップを付けて出来上がりです。レリッシュとは、ピクルスや野菜、果物を混ぜ合わせたもので、日本ではあまり見かけないものだと思います。少なくともぼくは日本で食べたことがありません。好き嫌いはありそうですが以外においしいので、日本でも売っていたらぼくのオリジナルホットドッグをお作りしましょう!

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2006年7月19日 (水)

さわやかな光景

0719_512 いよいよ前回の食料も底をついてきたので、今日は食料品を買いに近くのスーパー『ソビーズ』まで行くことにしました。「もう何度この道を歩いただろう?」と思いながら、ひたすらまっすぐの道を10分歩くと到着します。このお店は店内が少し薄暗く、高級感のある内装をしていて、パンやケーキ、肉や野菜などがたくさんおいてあります。どれもおいしそうに見えますが、ぼくにはお金がないので、いつも通りパスタとパン、コーンフレークとチートスを買って帰ります。チートスは、ぼくがこちらに来て始めてはまったスナック菓子です。これでも10ドルちょっとするので物価が高いですね。

その後は、家でテレビを見ていたのですが、連休でなまった体をほぐすため近くの公園へランニングしに行きました。そこは、今回初めて行ったところなのですが、きれいなソフトボール場が2面ありちょうど女の子たちが試合をしているところでした。こちらは、平日の夜でもスポーツをしている子供たちがとても多いです。夏休みなのか日が長いからなのかはわかりませんが、野球やサッカー、ソフトボールなどのスポーツが盛んに行われている光景をよく目にします。選手はもちろん監督や観客までみんな楽しそうにやっていて、ミスしても打ち取られてもハイタッチでお互いの健闘をたたえていました。「やはり、スポーツはこうでなくちゃ!」と思いながら、ぼくも遠くから試合を楽しんでいました。

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2006年7月18日 (火)

散髪

Cimg8071_512 今日は、髪の毛が伸びすぎて帽子がかぶりづらくなってきたので、はさみを買って自分で切ることにしました。来週の月曜日には帰国するつもりだったのでずっと伸ばしていたのですが、先日球団社長のレジーに確認したところ、今週でシーズンが終わっても8月からプレーオフが始まるとのことでした。すぐにプレーオフのシステムをチームメイトに確認したところ、メジャーリーグのようにシーズンの上位チームだけが出場してリーグ優勝を争うのとは違い、IBLは全チーム出場できるらしいです。「けど、それだとシーズンの意味がなくない!?」もう一度誰かに確認する必要がありそうですね。また、ぼくのアパートはインターネットが使えないため自分の所属するチームの順位すら知らなかったのですが、パンサーズは現在8チーム中5位だそうです。下の方だということは予想がついていたので、プレーオフのことはまったく計算していませんでした。ということで、あと3週間はこちらに滞在することになりそうなので、急きょ髪を切ることにしたということです。

そこで、近くのスーパーとドラッグストアに行ってみましたが、散髪用のはさみはどこも15ドル(約1650円)以上します。さすがに、そんな高価なものは買えませんので、文房具用の2ドル(約220円)のはさみを買いました。自分で髪を切ることは日本でもしょっちゅうやっているのですが、文房具用のはさみと小さな手鏡ではさすがに切りづらかったです。でも、なんとか短くすることができたので、あと3週間はこれで大丈夫でしょう!

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2006年7月17日 (月)

たまには贅沢

0717_512 ぼくは、キッチナーに来てからずっと自炊しています。なにせ給料は100ドルですから、スーパーではいつも特売品を購入し大好きな肉なんてとても買えません。何度か写真でぼくの作った食事を公開していますが、インスタントラーメンは33セント(約36円)パスタは2ドル(約220円)もしない束を買ってきて5食ぐらいに分けて食べます。前回の給料ものこり40ドル(約4400円)を切りました。円で換算すればそんなに変わりませんが、ドルで買い物をしようとするとカナダはアメリカにくらべて断然物価が高いんです。500mlのペットボトルが1本1.89ドル(約208円)します。だから、残り40ドルというのはけっこうつらい額なんです。しかし、昨日新たに今週分の給料をもらったので、ちょっと贅沢して外食することにしました。日本食にでも行ってみようかなと思ったのですが、こちらの日本食レストランはほとんどが中国人か韓国人が営業し、日本食はアメリカンな寿司のみであとはわけ分からないメニューが載っていたりします。それで1食20ドルぐらいしますから、メニューだけ見て出てくることもしばしばあります。なので、結局今日はチームメイトのチーズが教えてくれたピザ屋さんに行くことにしました。ここはなんと言っても特大のピザが2切れで3ドル(約330円)というのが魅力です。しかし、1食1ドル以下で済ませているぼくにとっては充分贅沢な気分を味わえます。なので、いつもどおり『ペペロニ』を注文してお店で食べることにしました。ペペロニとは、こちらでいちばん一般的な種類で、ケチャップ味にサラミとチーズがのっているものです。日本ほどいろいろな種類があるわけではありません。しかし、このお店クーラーがありません!なので、めちゃくちゃ暑いです。よく夏に汗をかきながらラーメンを食べたりすることはありますが、ピザを食べながら汗だくになったのは生まれて初めてです。入ってくるお客さんもみんな「暑すぎだよねぇ~」と言いながら入ってきます。でも、ピザはとてもおいしかったので、バスに乗ってわざわざ外食しに来たかいがありました。

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2006年7月16日 (日)

ベースボールの裏側

今まで、ぼくは多くの法律を犯してきましたが‥なんてウソです!本当ですよ!!でも、今日はある違法行為についてお話ししたいと思います。もし、この文章を子供が読んでいたら飛ばしてください!

話には聞いていましたが、ベースボールの世界には『ドラッグ(特にマリファナ)やステロイド』がかなり蔓延しています。メジャーリーグの世界でも常に問題視されていてみなさんも耳にしたことがあると思いますが、あれはたぶん真実だと思います。ぼくが所属するセミプロでさえ、チームメイトのほとんどが何らかのドラッグに手を出していますし、「ヨウは吸ったことがあるか?」とか「日本のはどうだ?」とかあたりまえのように聞いてきます。そして、試合終了後はマリファナ大会です。あいにく、ぼくは「ノーと言える日本人」なので、ドラッグはもちろんタバコをくわえたことすらありませんし、今日のようにチームメイトがみんなマリファナを吸っていても断ることができます。しかし、どこの国でもはっきり断れない人や流行に流される人、精神的に弱く何かに逃げようとする人はこういったものに手を出してしまうのでしょう。今まで、ぼくはマリファナなどに興味や関心がなかったので詳しいことは分かりませんが、彼らの話を聞くとマリファナは疲れを癒し肩の調子をよくするというのです。吸い方としては、麻の葉をパイプの先に入れてライターで焦がす方法か細かく刻んでシガレットを作る方法、またはペットボトルの下のほうに穴を開けそこにパイプを差し込みボトルの口から吸う方法などがあります。匂いは、シガレットほど煙たい感じはせず、香ばしい匂いがします。また、日本でドラッグをしている人といえば精神的におかしく近寄りがたいイメージがありますが、こちらでは極普通の人でもあたりまえのようにやっているし、タバコは吸わないのにマリファナは吸うという人も結構見かけますので、なんだか身近に感じてしまいます。しかし、日本やアメリカ、カナダでもドラッグはもちろん不法行為ですので、絶対に真似しないでくださいね!

また、なぜさっきからタバコのことをシガレットと英語読みにしているかというと、日本で言うタバコはこちらでは『シガレット』と言い、こちらで『タバコ』と言うとくちびるの裏にタバコの葉を直接入れて吸うタイプのことをいいます。ぼくは、こちらに来るまでタバコのことは知りませんでした。日本でもシガレットを吸う人は知っているのかもしれないけど、おそらく日本ではあまり普及していないと思いますし、ぼくは日本でタバコをやっている人を見たことがありません。なので、先ほどから筒状のタバコをシガレットと表記しています。

このように、こちらに来ると日本ではできないいろいろな経験をすることができますが、良い経験もあれば悪い経験もあります。したがって、漠然とこちらに来て習った習慣すべてを吸収するのではなく、自分に必要なものだけを見に付けていく冷静な判断力がなければならないということですね。でも、今日の話は絶対に絶対に内緒ですよ!

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2006年7月15日 (土)

新たな発見

Cimg8162_512 今日は、「ベリー」という街へ遠征です。ここが全チームの中で一番遠いところで、車で2時間150kmの長旅になりました。ぼくたちは、通常ナイトゲームの場合にはアパートを5時過ぎに出発するのですが、「今日はいつもより早く出発するので準備しろ!」とヒーグスに起こされます。「はやく言えよ!」と思いながら急いで支度すると、向かった先はいつもぼくたちを遠征につれて行ってくれるベニーの家でした。玄関でくつを脱ごうとするとなにやら良い匂いが部屋中に漂っています。なんだろうと思って中へ入ってみると、ベニーが庭でバーベキューをしながらおいしそうなハンバーグを焼いているところでした。さっきは急いで支度をさせられてごはんを食べそびれたので、「ヨッシャ-!」と思いながら早く焼けるのを待ちます。そして、ベニーの合図とともにみんな一斉にオリジナルのハンバーガーを作り始めました。ぼくは、シンプルにチーズとレタスにケチャップとマスタードをつけましたが、ピクルスをはさんだものやバーベキューソースをつけたものなどみんなおいしそうなハンバーガーを作っていました。さすがに、アメリカ人たちの方が作るのが上手かったですね‥。話は変わりますが、今回カナダで生活しいろんな人の家に行ったのですが、みんなだいたいくつを脱いで生活していますね。日本人のイメージでは、こっちの人は家の中でもくつをはいたまま生活すると思いがちですが、意外にそうでもないことがわかりました。

そして、みんなお腹いっぱいになったところで球場へ向かいます。試合は、8回表まで2-1とリードしていたのですが、その裏に逆転3ランを打たれ2-4で負けてしまいました。ぼくは、試合前に『XXL』というあまりにも大きなユニフォームを交換してもらうため、今日はユニフォームなしで試合に出場することができませんでした。まあ今日のような展開では、ぼくにチャンスがまわってくる可能性は低かったでしょうけどね。

そして、帰りはいつもライトを守っている『マイク』とそのお兄さんにアパートまで送ってもらいました。ふたりとも明るく陽気な奴らなのでカラオケ大会で盛り上がり、お兄さんはビールを何本も飲んでいました。なので、案の定トイレに行きたくなったと言い出し、なにやらごそごそ怪しい行動をとります。もしかしてと思いのぞいて見ると、やはり空き缶の中に小便していました。これぞ北米流です!こちらのハイウェイはとにかく距離が長く、日本と違ってサービスエリアはほとんどありませんから、トイレに行きたくなったら路肩に止まるか車の中でするかのどちらかになります。実際、ぼくもアメリカに住んでいた子供のころに、車の中で小便をしていたという話を親から聞かされていました。もちろん、みんなそうしているわけではないでしょうから誤解しないでくださいね!たまたま、ぼくの周りで多いのかもしれませんから‥ということで、今日もいろんなことがあった一日でした。

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2006年7月14日 (金)

芝生

Cimg8184_512 今日は、自宅から歩いて15分のところに大きな公園があるというので、そこでのんびり日光浴でもして過ごすことにしました。『ウォータールー・パーク』という芝生が特にきれいな公園で、小さな動物園やプールなどがあり、平日の夕方にも関わらず子供たちでにぎわっていました。ぼくは、去年はじめてプロ野球チームと契約しプロレベルの野球場でプレーしたのですが、そのとき外野一面に広がるダークグリーンの芝生にとても感動し、それ以来ぼくの夢は、メジャーリーグで活躍し日本の子供たちにきれいな芝生の野球場を作ってあげることになりました。こちらでは、野球場に限らず公園や家の庭、歩道の脇にも芝生が広がっていて、日本では決して見ることのない本当にふわふわしたふとんのような芝生です。日本では、未だに土や人工芝の球場がほとんどですが、ぼくが日本で野球をやっていた9年間にもスライディングやダイビングキャッチをして怪我をしてしまった選手を何人も見ていますし、これでは本来ほめられるべきハッスルプレーが逆効果になってしまいます。ぼくたちパンサーズの本拠地『ジャックコーチ・ベースボールパーク』にももちろん真っ青な芝生が敷きつめられていて、みんな気持ちよさそうにストレッチをしたり怪我の心配をせずのびのびプレーしている姿をよく目にします。みなさん、英語で野球場を『ボールパーク』って言うの知ってましたか?日本では、野球場といえば神聖なる場所ですから「球場に入るときは帽子をとって一礼し、いったん足を踏み入れたら死語は慎み歯を見せるな!」と教わります。しかし、こちらではその名のとおり「公園へお父さんとキャッチボールをしに行くような感覚で野球を楽しむ場所」といったイメージで野球場をとらえています。どちらが正しいというわけではありませんが、少なくともぼくにはこちらの方があっていますね!だから、こっちで野球を続けているというわけです。

ー今日の写真は、ジャックコーチ・ベースボールパークー

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2006年7月13日 (木)

初のクローザー

M005_512 今日は、「ロンドン」を迎えてのホームゲームが行われました。ぼくを乗せて行ってくれるルームメイトのヒーグスが寝坊したため、遅刻して球場に到着するとすでに3回の表を終了していました。でも、もしぼくが登板したとしても終わりの方だろうと予想していたので、仲のいい『チーズ』と雑談しながらゆっくりとユニフォームに着替えます。その後はパンサーズの打線がひさびさ爆発し、15対9と大きく点差を広げます。こうなると、1週間ぶりの登板機会があるかもしれないと期待し、早めにブルペンで肩を仕上げます。やはり、中6日も空いているしその間自主トレを行っていたので、肩の調子もよく球もキレています。そして、「準備できました!」と監督にアピールしながらブルペンでチャンスをうかがっていると、やはり「ヨウ、9回に行くぞ!」と指示があります。点差がひらいているためセーブポイントは付きませんが、チームを勝利に導く最後のストッパー役は願ってもいないチャンスです。ご存知のとおり、前回の7月6日のホームゲームでボロボロの敗戦投手になっていますから、「今日は、名誉挽回のためにもきっちりと3人で抑えなければな!」と気合を入れマウンドへ向かいます。すると、キャッチャーの『アダム』がいつものようにマウンドへやってきてサインの確認をしますが、ここで彼はびっくりするようなことを言います。なんと「今日はストレートを投げなくていいから、その代わりシンカーを投げろ!」と言うのです。ぼくは、「監督の指示なら仕方ないけど、いくら1イニングとはいえ変化球だけで全員押さえられるのかよ!しかも、ウォームアップの時点でたくさんストレートを投げているのに‥」と少し不安になりながら最初のバッターを迎えます。しかし、相手のバッターは1人目も2人目も早めのカウントで手を出し、内野フライに倒れます。ぼくは、カーブとスライダーには自信がありますが、シンカーにはややコントロールに不安があるので、「じっと待っていればフォアボールで塁に出られるのに。」と心の中でつぶやきながら、最後のバッターをセカンドゴロに打ち取りゲームセット。これでチームは3連勝!「点差がはなれた1イニングだったけど、クローザーも悪くはないな。」と思いながらチームメイト全員とハイタッチをしてクラブハウスに引き上げます。

今日は、家族にビデオレターを作ろうと試合やクラブハウスの様子をビデオにおさめていたので、クラブハウスではみんな大はしゃぎで撮影会になりました。見せられないシーンもたくさんあるけど、一部の映像をここで紹介して今日は終わりたいと思います。

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2006年7月11日 (火)

バスの旅

Cimg8164_512 「今日は、どこへ行こうかなぁ~。」と地元の地図をながめていると、右下の方に大きなショッピングモールを発見しました。この辺では、モールが1つしかないと思いこんでいたので、地図の角にあるこのモールを見落としていました。『フェアビューパーク・モール』という名前で、規模はコネストーガ・モールと同じぐらいです。さっそく家を飛び出し行き方を確認すると、自宅前のバス停からモール行きのバスが出ていました。ちょうどよかったと安心して次のバスを待つことにしますが、このバス会社は時刻表がないバス停が多く、ひたすら来るのを待つこと45分、なんども帰ろうと思いましたが我慢してよかった。地図でも確認していたのですが、このモールはぼくが住む「ウォータールー市」のとなり街「キッチナー市」のはずれにあり、パンサーズの本拠地よりもはるか遠くにあります。したがって、時間がかかりそうだなとは予想していましたが、なんと1時間30分近くかかりました。日本でも、こんなに長くローカルバスに乗ったことはありませんから、自然と隣のおじいちゃんと仲良くなってしまいます。しかし、老人の英語はどもっていてさっぱりわかりませんので、完全に一方通行です。

お店はというと、コネストーガ・モールと大体同じ店が入っていて、扱っているものもほぼ同じだったのですが、新しいものもいくつか発見できたのでよかったです。そして、1時間ぐらいで帰りのバスに乗り込んだのですが、帰りは行きと違うルートだったので反対側からモールを見てみると、なんと先日ヒーグスが連れてきてくれたあの「ウォールマート」でした。ウォールマートを抜けると、つづきがフェアビューパーク・モールになっているというわけです。でも、ウォールマートを見ているときもまったく気づきませんでした。

結局、今日はバスの長旅になりましたが、キッチナーに来て初日に泊まったモーテルやトライアウトで19奪三振をとった野球場、チームメイトが連れていってくれたおいしいピザ屋さんなどを通過して行ったので、「こんなところにあったんだなぁ」と懐かしい思い出めぐりにもなりました。

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2006年7月10日 (月)

買い物上手

0710_512 今日から木曜日まで3連休になります。今のぼくには、休日をいかに有意義に過ごすかがひとつの課題になっています。買い物へ行こうか、トレーニングしようか、家でテレビを見るか、それとも散歩して穴場を探すか、休日と言えばこのぐらいのことしかできません!ただどれにも欠点があり、買い物は大きなモールがひとつしかないし、ルームメイトが仕事へ行くので練習はひとりだし、テレビはすべてが理解できるわけではないし、散歩といっても歩ける距離には限界があるし‥。結局今日は、モールへ行ってトレーナーを買うことにしました。なんでこの時期にトレーナー?と思う人もいると思いますが、もちろんカナダも季節は夏本番ですから、日中は30度前後ととても暑い毎日です。しかし、カナダは北国ですので、夜は半袖1枚だと肌寒く感じられます。と言っても、初めてカナダに来るまではそんなこと知りませんから、私服で着る薄手のジャージ1枚以外長袖のものはひとつも持ってきませんでした。なので、この時期にトレーナーを買いに行ったというわけです。行き先はもちろん、街で唯一のモール「コネストーガ・モール」です。前回も紹介した通り、ここは、田舎町でも意外に良いお店が入っています。今日は、「フット・ロッカー」というこちらではとても有名なスポーツショップで『プーマ』の黒いトレーナーを買いました。ぼくは、ファッションブランドでは『アディダス』が一番好きなんですが、最近はプーマにはまっていて、接客してくれたお姉さんも「プーマはかっこいいよね!?」というので買っちゃいました。ただ、なぜかこっちの洋服は買う前から汚れていることが多く、今回もまた汚れが見つかりました。でも、まあそんな細かいこと気にしてたらこちらで生活していけませんから、セール品のところをさらに値引してもらい3000円弱でゲットできました。「最初にくらべればずいぶん買い物上手になったなぁ‥」と感心しながら帰るのでした。

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2006年7月 9日 (日)

ワールドカップ決勝

Cimg8150_512 今日は、日曜日ということもあって「トロント」とのデイゲームが行われました。みなさんもトロントという街の名前は聞いたことがあるでしょう?キッチナーとは比べものにならないくらい大きな街です。しかし、球場に着いてみると、今まで遠征した中で一番たいしたことのない草野球場みたいなところでガッカリ‥。もちろん観客も少ないし、丘の下にある球場なので、みんな上から無料で見れてしまいます。こうなると、選手もなかなか気合が入らないもので、なんとなくいつもにくらべるとダラダラした印象で、パンサーズの選手もあまり集まりませんでした。やはり、大都会にはメジャーリーグチームがありますから、小さな球団だとあまり地元の人には愛されないのでしょうか。と言いながら、試合は打線が沈黙し、なんとか2対1で接戦をものにしたという結果です。

ところで、試合後帰宅しようと車に向かう途中、花火や車のクラクション、笛の音などが突然鳴り響き、なんだかお祭り騒ぎのような雰囲気になっているのが分かりました。何かやっているのかなと思ってチームメイトに聞いてみると、「ワールドカップの決勝が終わったんだろ!?」と言うのです。ぼくはすっかり忘れていましたが、今日は特別な日なんですねぇ~。彼いわく、トロントには大きな「イタリー・タウン」があり、おそらくイタリアが勝ったから騒いでいるんだろと言うのです。帰りにその地区を通ったのですが、国旗を振りながらクラクションを鳴らし運転する車や笛を鳴らしながら街を行進する団体など異様な雰囲気に包まれていて、「フランス万歳!」なんて叫ぼうものなら殺されそうな状態です。しかし、運転手の『ベニ―』や今日完投勝利をあげた『ヒーグス』は、興奮しながら「レッツゴー・フランス!」と連発し、道に飛び出してくるイタリア人に車を接近させて挑発していました。よくこのような光景を日本のテレビで見ますが、実際その場にいるとなんだか気が引けてしまうぐらいすさまじい熱気で、正直びっくりしてしまいました。みなさんはワールドカップ見ましたか?日本はどんな雰囲気でした??

ー写真は、真ん中の赤いTシャツがベニーー

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2006年7月 8日 (土)

1ヶ月ぶりの電話

M007_512 今日は、久々の休みだし、シーズンは残すところあと2週間になってきましたので、帰国の準備をかねて自宅へ電話をしてみました。うちのアパートは、電話とインターネットが使えないためなかなか日本へ連絡することができず、またぼくはいつも海外に来ると家族や友達のことを考える余裕がなくなるので、今回は自宅を出発して1ヶ月ぶりの連絡となりました。たった1ヶ月でも、ひさびさ家族の声を聞くと誰だかわからないもので、最初は妹かと思ったら母親でした。今回は、日本から持ってきた300円無料のプリペイドカードでかけたので約4分しか話せませんでしたが、とくにこれといって長話するようなネタはありませんので、今のぼくには充分な時間です。ということで、帰国の日程や野球のことを少し話して電話を切りましたが、きっと家族はぼくが生きていることを知って安心していることでしょう!

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2006年7月 7日 (金)

ヨシに近づいた日

Cimg4618_512_1 今日は、「ロンドン」という車で1時間程度の街へ遠征です。ロンドンは、IBLの全9球団の中で2番目に大きな街で、球場も数千人収容できる大きなスタンドやきれいな芝生、立派なスコアボードがあり、誰もが「良いスタジアムだろ?」とうれしそうに聞いてきます。実は、この『ジョン・ラバット・メモリアルパーク』という球場は、ぼくのエージェントを勤める『ヨシ』が、2003年に所属した『ロンドン・モナークス(解散)』の本拠地でもあるんです。実際に行くまでは知らなかったのですが、たまたま日本を出発する前にこの当時の写真を見せてもらっていたので、もしかしてと思い、同じくモナークスに所属していたチームメイトの『ジェフ』に聞いてみると、やはり「そうだ。」ということでした。ヨシこと『三好貴士』は、侍・ベアーズ時代のルームメイトであり、ぼくがもっとも仲の良かった人です。自宅が海老名と相武台ということもあり、帰国後もいっしょに練習したりアドバイスをもらったりしてとてもお世話になっています。彼の魅力はなんといっても気を使わずに付き合えるところ。4つも年上ですが、彼は先輩風をふかせ一種の壁を作ってしまうことがないんです。だから、ぼくはなんでも相談できるし彼は親身になって相談にのってくれる。今まで、ぼくにはそんな友達がいなかったので、今は心から信頼するベストパートナーになっています。なので、芝生に寝転がってストレッチをしながら、「あの人もここでプレーしたんだなぁ」と思うと、なんだか感慨深い気持ちになりました。彼は、アメリカ・カナダ・オーストラリアで9年間野球をしてきた人なので、日ごろから尊敬しているし大きな経験の差があるのですが、こうやって同じグラウンドに立つことができて「俺もヨシに一歩近づいたかな?」なんてちょっと誇らしげに思ったりもしました。昨日まで2試合を連投しているので、今日はこんな感じですっかりオフモードのぼくですが、チームは延長12回に、以前登場した『ベルジー』が2試合連続のホームランを放ち、みごと逆転勝利をあげることができました。また来たいなと思いながらみんなでにぎやかに帰ってきたのですが、自宅へ着いてカレンダーをチェックすると、ロンドンとのアウェーゲームは今日が最後でした。なんだかがっかりですが、思いがけず貴重な経験をした1日でした。ちょっと褒めすぎかな!?

ー写真は、左がヨシー

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2006年7月 6日 (木)

屈辱の敗戦投手

M001_512  今日は、最悪のピッチングで屈辱の敗戦投手になってしまいました。7対4と3点リードでむかえた4回表、0アウトでランナー1・2塁の場面、昨日のピッチングで信頼をえたぼくは、先発投手の後を継ぎます。この3点リードを守りきれば初の勝ち投手になれるし、初のホームゲームで初の中継ぎ登板ということもあって、少し力が入っていたなと今になって思います。ただ、そのときはストレートも変化球もきれていたし、どうして今日は打たれるんだろうと動揺してしまったのがいけなかったのだと思います。「良いときもあれば悪いときもある。」とチームメイトからは励まされましたが、悪いときには悪いときなりのピッチングや対処法があり、それができてこその一流選手ですから、精神的な乱れを感じていながらそれを修正できなかったのは明らかに経験不足ですね‥もっともっと試合数を増やして、どんな場面でも対処できる強いメンタルを身につけなければなりません。

ということで、「ヨウ・オチアイ!」という敗戦投手のアナウンスを聞きながらクラブハウスに引き上げると、パンツ一丁の監督が笑いながらウィンクしてくれたので、「次回はがんばらないといけないな!」と気持ちを切り替えて帰宅することができました

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2006年7月 5日 (水)

記念すべきデビュー戦

Cimg8135_512 今日は、初めてユニフォームを着てメンバー登録される日です。早く球場に行きたいなと思いながら車に乗り込みますが、なんと5人で1台の車で行くというのです。5人といっても、みんな190cm前後ある大男ばかりで、180cmのぼくが「お前、一番チビだから後ろの真ん中に乗れ!」と言われるほどです。今日は、「ブランフォード」でのアウェイゲームのため、さすがにこの状態で1時間のドライブは辛かったです。そんな調子で試合前から疲れてしまいましたが、球場に到着すると、なんと2台のテレビ中継車と4台のテレビカメラが目に飛び込んできます。そうです、今日はテレビ中継の日だったのです!登板予定はなかったものの、「ついに、俺もテレビデビューかぁ‥」と勝手に想像しながら意気揚々とクラブハウスに向かいます。しかし、期待していた先発ピッチャーにはもちろんなれず、でもまあ今日が初めてだから、1回ぐらい投げさせてもらいたいなと期待しながらブルペンでそのときを待ちます。試合は、初回からエラーが続き、先発ピッチャーの調子が崩れたため、4回を終わって8対0と大きくはなされてしまいます。野球の試合というのは、こういう展開になると控えの選手や新しく入ってきた選手を出場させ、日ごろ少ないチャンスを与えて実力試しをするもの。なので、これは来るなと思いながら肩を作ります。幸運にも、先日痛めた大胸筋は、前回の登板から1週間空いたことですっかり完治し、久々のピッチングながらストレートも変化球も良い調子でキャッチャーミットにおさまります。すると、やはり「ヨウ、最後の1イニングを投げてみろ!」とブルペンコーチから指示がとびます。「ヨッシャー、ついにテレビデビューだ!しかも、アウェーとはいえ200人ぐらい観客が入ってるぜ」と心の中で喜びながら、テンションを最高まで上げていきます。そして、9回表、球場のアナウンスとともにブルペンを飛び出したぼくは、小走りでマウンドへ向かいます。チームメイトもみんな親指を立てて「がんばれよ!」とサインを送ってくれ、それに返しつつも、集中力を高めながら相手バッターとの勝負に全力を出します。まずは1人目、初球をストレートでストライクがとれたことでだいぶリラックスでき、3球目にインサイドのストレートでライトフライに打ち取ります。実は、この勝負に勝ったことでとりあえずホッと安心してしまい、2人目のバッターに2-3からフォアボールを出してしまいます。これは、非常に良くない無駄球ですので、今日の反省点と言えますね。3人目は、気持ちを再度入れなおし、ランナーを警戒しつつもバッターとの勝負に集中し、1-0からの2球目を全力で右バッターのインサイドに投げ込みます。すると、その球はバッターの手前で鋭くシュートし、スイングしてきたバットの根元へと突き刺さり、バットが真っ二つに砕け落ちます。これぞぼくの真骨頂、ストレートを投げたつもりでも、バッターめがけて鋭くシュート回転するんです。だから、ぼくはバットを折るのが大得意、三振よりも気持ち良いんですよ!こちらだと「どうやって投げるんだ?」と物珍しそうに聞かれますが、正直まったくわかりません。ぼくはまっすぐを投げようとしているのですから‥そして、最後のバッターは、2-1から三振を狙ってアウトサイドにストレートを投げますが、ショートゴロにされてデビュー戦は終了です。結果的には、自分の持ち味を存分に見せつけることができ、監督やチームメイトからも認めてもらえたので上出来だったと思いますし、なによりも野球を楽しめたことが一番うれしかったです。これからもこの調子でがんばっていきたいと思いますが、まずは今日のビデオを手に入れなければなりません!

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2006年7月 4日 (火)

IBLオールスター

0704_512 今日は、IBLの『オールスターゲーム』が開催されるので、選抜メンバー以外は休日になります。オールスターゲームというとなんだかビッグイベントのイメージが強く、「そんな小さなリーグでもやるの?」とよく言われますが、独立リーグやセミプロでもシーズンを通して試合を行っているリーグであれば、必ずオールスターゲームは行われます。やはり、シーズンの前半戦で最も活躍した選手たちを一同に集めて試合をすれば、ファンを喜ばせることができるし、ぼくたち選手もそのゲームに選ばれれば、自分のプレーをファンに認められることなのでとても名誉なことです。ぼくはまだ、野球人生の中でオールスターに出場したことはありませんが、もちろんひとつの大きな目標として常に意識してプレーしています。残念ながら今回は、途中からシーズンに参加していますので、ぼくが契約したときにはすでにメンバーが決まっていました。しかし、野球人生といっても、こちらでプレーしはじめてまだ2年目なので、これからオールスターに選ばれるようがんばって行けばまだ間に合うでしょう!

ということで、今日は選ばれなかったルームメイト2人と1塁ベースコーチの『ナッシュ』4人で、特大のピザを注文し、仲良く食べて夕食にしました。写真を見ると隣の皿にピザが乗りきらないのがわかるでしょ!?

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2006年7月 3日 (月)

大自然

0703_512 今日もいつもどおり昼過ぎに起床し、午後からトレーニングがてら近くの公園まで散歩することにしました。近くといっても徒歩で45分ぐらいかかり、アップダウンを繰り返すハードな道のりです。その公園は、「ウォータールー大学」が開放する公園で、きれいな芝生はもちろん川や池なども自然のまま流れており、アヒルやリスなどがそこら周を飛びまわっていて日本だったら国立公園ぐらいになりそうなほど自然あふれる公園です。ぼくは、比較的都会で育った方なので、今までこのような自然に接する機会が少なくアメリカやカナダに来るとあらためて自然の美しさや大切さを感じますが、彼らからしてみたらごくあたりまえのことなんでしょうね。ということで、たっぷりおいしい空気を吸いながらランニングとストレッチをして、また遠い道のりを歩いて帰りました。これだから、帰国後の成田空港から海老名に帰るバスの中で「なんて狭っ苦しい国なんだろうなぁ‥」とガッカリしてしまうんでしょうけど、外国へ来ると日本の良さもたくさん見えてくるんですよ!みなさんも積極的に海外へ行って、違う文化に触れてみてはいかがですか!?

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2006年7月 2日 (日)

契約書にサイン

_512_2 今日は、ついに契約書にサインする日です。ぼくたちパンサーズは、ホームでディフェンディングチャンピオンの「ベリー」を迎えての試合に挑みます。ウォーミングアップも終わりみんながクラブハウスに引き上げるころ、ひとりの選手が監督に呼ばれ深刻に話し込んでいます。ぼくがストレッチをしているすぐそばで話していたので聞き耳をたてていると、どうやら彼がぼくの代わりに解雇される選手のようでその告知をされていたようです。彼は、ベネズエラ出身の『リオ・ガルシア』という外野手で、アメリカの大学に通った後『アリゾナ・ダイヤモンドバックス』のマイナーリーグでプレーしたことのあるすごい選手です。お互い外国人で言葉の壁に苦労した経験のある彼は、いつもやさしく声をかけてくれとても仲の良いチームメイトのひとりでした。なんだか、さびしい気もするし、でもやっぱりうれしい気もするし、今まで味わったことのない複雑な気持ちになりました。そして、彼からユニフォームを受け取り、これでやっと試合に出ることができます。帰りの別れで『Good Luck!』と声をかけてくれしっかり握手を交わしたので、彼の気持ちを無駄にしないよう一生懸命がんばらないといけないなとあらためて気を引き締めた一日でした。試合はというと、延長10回にサヨナラ勝ちし3試合ぶりの勝ち星をあげましたが、試合後は円陣を組み、監督から「プレーオフに出場するには、これ以上負けられないぞ!!」と激しいゲキが飛んだので、チームも良い雰囲気になって気合が入ってきたように感じます。でもやっぱりそこは陽気なカナダ人、試合後は何事もなかったかのようにバーへ出かけ、ビールにダンスに騒ぎまくっていました。野球も遊びもこのぐらい楽しまないといけないなと思いながらぼくもはしゃいでみましたが、やっぱり疲れて2軒目でギブアップ‥

そして、ここからがサプライズ。実は今日の試合後、クラブハウスで帰り支度をしているとGMからお呼びがかかり、外へ来るよう指示がありました。そしたら、なんと彼はそっとぼくに現金を渡し、今週の給料だと言うのです!ぼくが所属する『Intercounty Baseball League』は、観客が入りテレビ中継もある大きな組織ですが、あくまでも『セミプロ(準職業的な)』です。したがって、ぼくは「観光ビザ」で入国し「就労ビザ」とは違いお金を稼ぐことはできません。ですから、通常、給料の支給は振込みや小切手でされますが、ぼくたち助っ人外国人にはその記録が残らぬようそっと現金で支給するというわけです。確かにそういう話は聞いたことがありましたが、まさかうちのリーグが給料をもらえるセミプロだとは思ってもいなかったのでびっくりして給料なのか食事代なのか確かめてしまったぐらいです。ただ、ここまで大げさに書きましたが、給料の額は1週間で『100ドル(約11,000円)』です。これはバイトの給料よりもはるかに低い金額ですが、まあ野球をするだけでお金が稼げるのですからぼくにとってはおいしい話ですね!でも、これがばれると一生カナダに入国できないぐらいヤバいことなので、絶対に内緒です!!

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2006年7月 1日 (土)

カナダ・デイ

0701_512 今週末、こちらは『カナダ・デイ』という祝日をむかえていて、街もテレビも祝賀ムード一色です。これは、カナダの自治記念日を祝うもので、野球の試合がお休みだったり花火が打ち上がったりしてけっこう大きな祝日です。ぼくが住んでいるアパートからも、かろうじて遠くに花火を見ることができました。しかし、ぼくたち助っ人外国人3人にはこれといって意味もなく、すぐにテレビを見始めいつもどおりの土曜日を過ごしています。

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