The First Day in Anderson
今日は、試合前にブルペンピッチングを行い、無事通過しました。明日は、いよいよライブピッチングで最終判断が下されます。
それにしても、フリーダムとジョーズのあまりの差にとても驚きました。共通しているのは、野球という競技だけ。それ以外は、何もかもが別世界です。
まずは、野球に関してですが、これは明らかにこちらの方が上です。年齢層も高いですし、経験豊富な選手がそろっています。
それから、選手は、黒人と中南米系が多く、そのため陽気で荒々しい雰囲気がプレーでもクラブハウスでも良く出ています。
また、観客もかなり荒々しく、人口の9割を白人が占めるケンタッキーの紳士的な態度とは違い、ここでは野次が連発しています。
そして、極めつけがクラブハウス。トイレもシャワーもありません。もちろん、ウェイトルームやケータリング、テレビや冷蔵庫もありません。
球場も、芝生ははげているし、スペースがあるのに左右非対称。観客席も少しだけです。しかし、幅は広い。だから、今シーズンまだ4~5本しかホームランが出ていないそうです。
それから、もうひとつ不思議なことがありました。それは、バッターの立ち位置です。アメリカでは、アウトコースが広く、球も癖があり、腕のリーチが長いため、インサイドを広く開けバッターボックスの真ん中に立つ選手がほとんどなんです。
しかし、このリーグは、みんなインサイドぎりぎりに立っていました。おかしいなと思って良く観察してみると、なんとバッターボックスが異様に小さかったんです。
手書きで極細の線で、ホームベースからすごく離れていました。だから、バッターボックスのぎりぎりに立たないと届かなかったんです。結局は、通常の位置に立っていました。
と、まあこんな具合に貧しいマイナー球団にやってきたわけですが、これもこれでアメリカ野球の醍醐味でもあります。
一日でも早く、このチームのユニフォームを着れるようがんばりたいと思います。
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