« The First Day in Anderson | トップページ | Extend the Sign »

2007年8月 1日 (水)

Sign with Joes

Dscn1729 今日、ライブピッチングを行い、2日間のトライアウトを無事終了しました。

今日のピッチングは、春のトライアウトキャンプから始まった今シーズンでもっとも気持ちよく、良い手ごたえを感じながら投げきることができました。

3イニング13人と対戦して、ヒットを打たれたのは1本だけ。まっすぐはまったく芯で捕らえられることなく、変化球を交えながら内野ゴロの山を築きました。

ただ、その1本のヒットは、左打者に対して2ストライクと追い込んでからインサイドのスライダーを右足に投げたものをすくわれ、ライトオーバーされたもので、マウンドを降りるとすぐに呼び出しを食らいました。

そこで、「なぜ、あそこであの球を投げたのか説明してみろ。」と言われ、「ぼくは内野ゴロが欲しいから、大きなスライダーを真横から打者に突き刺せば、バットの根元で詰まらせることができるから。」と答えました。

すると、監督とピッチングコーチに、「俺はそうは思わない。」ときっぱり否定されます。なぜなら、アメリカの左バッターは追い込まれてからのインサイドが大好きだからです。

ぼくの投げ方や球威、変化球の軌道から行って、左打者にはとにかくアウトサイドのシンカーかチェンジアップを投げろとアドバイスされました。

そして、次のイニングで早速試すと、これがおもしろいように決まる。前に打たれたバッターから三振を取り、他の左打者も当てるのがやっとといった感じでした。

このシンカーに関しては、フローレンスで少し改良したのが功を奏しました。あるとき、本屋でふと立ち読みした野球の本に、アメリカのシンカーの握りが載っていたのを参考にしたんです。

ぼくは、今まで中学校のときに野村監督に直接教えてもらった高津投手のシンカーを参考にして投げていました。しかし、ぼくの指にはいまいち合わず、投げ辛さと変化の少なさがずっと気になっていました。

しかし、今回の握りは、おそらく気流の関係なんでしょうが、縦にすごく良く落ちる、監督いわくスクリューシンカーという表現の軌道になるんです。

だから、横に変化しがちなときは右打者のデッドボールを警戒して控えていた場面でも、思い切って膝元に投げることができるようになったんです。

これが、今日はとても有効で、今後のベストピッチのひとつになることは間違いありません。

また、メンタルゲームに関しても、勉強したとおり実行することができました。緊張のコントロールや自信のこもった投球、そして自分との対話。

なんでも気さくに話せる友達がいないこちらでは、渡米してからずっと心の中で自分と対話してきました。しかし、心の中での対話では自分の行動に与える影響が弱いとあの本は教えてくれました。

それ以来、暇があれば独り言を口ずさむようになり、マウンドの上でも「低めに思いっきり投げてやれ!」とか、「次は膝元に落とせ!」と口ずさむことで集中力を維持することができるようになりました。

また、昨日のブルペンピッチングで力が入り、球が走らなかったのを反省して、今日はとにかくリラックスを心がけました。

すると、やっぱり全然スピードが違います。いつもこの力みで失敗しているので、そろそろ本気で意識しなければなりません。

そして、最後の最後、夜になってもテストは続き、家に帰って腕立て伏せのテストを課せられました。そういえば、報告遅れましたが、ぼくのルームメイトは監督とピッチングコーチなんです。

どうしても、ぼくのこの小さな体が気になるようで、30回できたら良いほうだというので、頑張って40回やりました。でも、ピッチング後の腕立て伏せは、かなり辛いです‥。

そして、本当に最後の最後、監督と面接をし、「お前は野球が好きか?」「ここでプレーしたいか?」と何度も何度も聞かれました。

だから、「あなたと同じように、ぼくは野球を愛している。ここで、ジョーズのためにプレーしたい。」と自信を持って答えました。

そうしたら、ようやく監督は、「お前をロングリリーフと右打者限定のショートリリーフで使うから準備しておきなさい。」と言ってくれました。

そして、寝る前に、「君とサインするよ!おやすみ(日本語で)」と、合格通知をくれました。この2ヵ月は無駄じゃなかったなと、本当にほっとしています。

この2~3日、新しい生活とトライアウトでかなりハードな毎日を過ごしていましたし、まだベッドルームももらえていないので、精神的にも肉体的にもけっこう疲れました。

明日から、また精一杯全力で、キャッチャーミットめがけてボールを投げ込んで行きたいと思います。みなさんも、暑い夏に負けず、たっぷり野球を楽しみましょう!

|

« The First Day in Anderson | トップページ | Extend the Sign »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。