« The Veteran | トップページ | Repay for their kindness »

2007年9月11日 (火)

This is Priceless

Dscn1808 最初にもってきた$300がついに力尽き、残金が$4しかなくなってしまったので、今日は今までもらった4回分のお給料を換金してきました。

ぼくたちマイナーリーグの給料は、選手のステイタスによって一律に定められ、ペイチェックという給料小切手の形で月に2回受け取ります。

もちろん、各球団によって多少の差はあると思いますが、ぼくが今回契約したフロンティア・リーグやサウスコースト・リーグもこのシステムを採用していたので、大体どこも大差はないと思われます。

これにプラスして、遠征のときは1日あたり$15前後の食事代が支給されますので、これにホストファミリーやアパートが付けば安月給でも充分生活して行けるというわけです。

それから、今回とても驚いたのは、どこのチームも大体レストランのオフィシャルスポンサーが付いていて、ナイトゲームが終わる遅い時間でもキッチンが空いており無料で食事を支給してくれます。

朝食は自宅で取り、試合が始まるまではクラブハウスにあるサンドイッチやスナックを食べ、試合が終わればあまったホットドッグやピザが配られ、そのあとはレストランで食事ができるので、食費はほとんどかかりません。

ペイチェックに関しても日本ではあまり見かけないものなので、最初は何かと思いました。アメリカでは、チェックという小切手に自分でサインと金額を書き込んで毎月の支払いやレジでの支払いを行うのが一般的なので、日本のように口座への振込みや自動での引き落としはあまりないそうです。

なので、ぼくたちもチェックを受け取ったらそれを自分で銀行までもって行き、身分証明書を提示して現金を受け取るという形になります。

このように、換金に手間がかかることと生活費がほとんどいらなかったことで、銀行に行きそびれてしまい3ヶ月$300で生活できてしまったというわけなんです。

もちろん、このように合法的に給料をもらえることは就労ビザをもっているからなわけで、その複雑な手続きを担当してくれたリーグの弁護士や代理人にはとても感謝しています。

チームメイトの中にも、ビザをもたず給料をもらえない選手がいたので、未だに就労ビザの取得は高額な費用と厳しい審査がありとても難しいことなんだなと感じました。

ただ、もちろんお金目当てに野球をやっている選手はひとりもいません。お金が欲しければ普通の仕事をした方がよっぽど儲かります。

ぼくも、今回の給料は、日本でバイトをして稼ぐ額の5分の1しかもらえませんでした。これだから、「そんなお金しかもらえないのにアメリカへ野球をしに行くなんて信じられない。」と言われてしまうんですねぇ‥。何とも寂しい世の中になったものです。

でも、給料が安くてもビザが取得できなくてもそれでも野球がしたいからこうやってみんな集まって毎日プレーし続けるんですから、本当にみんな言葉では表せないぐらい野球が好きなんだなと思います。

もちろん、こんな環境でもお金では買えない貴重な経験がたくさんできますから、これはアメリカで野球をやるひとつの目的でもありますし、ぼくの誇れる自慢でもあります。

これからも、子供たちのようにお金も名誉も成績も何も考えず、ただ野球が好きだから夢中でボールを追いかける、そんな選手でいたいなと思います。

|

« The Veteran | トップページ | Repay for their kindness »

コメント

先日は返事ありがとうございました。ミールマネーでお腹がいっぱいになるのは難しいのではないかと思ってました。でも、さすがアメリカですね!いろいろのな人が協力してくれるからそういうところもきちんとしているんですね!僕も感謝の気持ちを忘れることがないように頑張ります。

僕も最近の人は自分の夢よりも目先のお金を重視していると思います。本当にさびしいことですよね。そうなるくらいなら僕はできる限り夢をかなえるほうを優先したいです。だから自分に正直な人ってすごいと思います。僕もそうなりたいですね~!

投稿: sho | 2007年9月11日 (火) 06時30分

とっても良い心構えだね。

夢や目標にむかって一生懸命努力していれば結果や成績、お金や地位は自然とついてくると思うよ。

ぼくもまだ人生経験が豊富なわけではないし勝者と言えるレベルの人間ではないけど、何となく最近そう感じるんだよね。

Sho君も今の気持ちは絶対に忘れないように!
良いことがあったら教えてください!

あとアメリカの食事はとんでもなく量が多いし味も濃いからアメリカ人でもけっこう満腹そうな顔してるよ。

ぼくもミールマネーで充分です。

投稿: Yoh | 2007年9月11日 (火) 09時37分

へぇ~。すごいね。よかったね

投稿: | 2007年9月11日 (火) 12時05分

この記事へのコメントは終了しました。

« The Veteran | トップページ | Repay for their kindness »