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2007年10月 6日 (土)

BCリーグ

Dscn2212 今日は、日本の独立リーグの現状を知り今後の活動の参考にするため、長野県松本市にある松本市野球場へ「北信越BCリーグ」を見に行きました。

また、2005年の侍ベアーズ選手兼任コーチであり、今年は新潟アルビレックス・ベースボールクラブの選手兼任コーチでもある“根鈴さん”に挨拶をするためでもありました。

到着早々、球場から太鼓やメガホンの音が鳴り響き、楽器を使った日本独自の応援スタイルに少々驚かされ、日本野球から離れた7年の歳月を身にしみて感じました。

試合は、応援していた新潟が14-8という大差で圧勝しとても楽しませてもらいましたが、技術的な面ではのんびりしてもいられないなという危機感を感じました。

ただ、これは選手個々のレベルが非常に高く自分自身の技術に不安を感じたという類のものではなく、アメリカで成功するために日本人の体格やプレースタイルがあまりにも未熟であることを痛感させられたからです。

ここ何年かは、日本人選手のメジャーリーグにおける活躍のおかげで、世界的にも日本野球は高く評価されています。

しかし、これは日本球界で華々しい成績を残したスーパースターたちが成し遂げたもので、全体的なレベル、特にマイナーのレベルで言えばその差は歴然としています。

球のスピードやキレ、バッターのパワーやスイングスピード、マウンドの高さや芝の長さなど、北米の野球とはまったく違ったスタイルをしていました。

もちろん、日本のマイナーで活躍するためには、そのすべてを変える必要はないと思います。なぜなら、日本には日本独自のプレースタイルがあり、日本人の体格や技術にあった戦い方があるからです。

しかし、アメリカで活躍するためには、彼らと同じことをしていても通用しません。なぜなら、アメリカにはアメリカの戦い方があるからです。

例えば、日本ではスピードや柔軟性など私たちの特長とされることは当然であり、その代わり外国人ばりの体格とパワーをもった人間を高く評価します。

一方で、アメリカでは190cm100kgなんていう体格はあたり前で、その代わり彼らにはできない細かい動きやスピードが高く評価されます。

なので、今回の試合を見たことで日本人としての長所を再確認したとともに、日本で培った野球にたいする概念を180度入れ替え、アメリカ用の野球をしなければならないんだという転換点の多さに危機感を感じたんです。

なんだか上手く言葉にできませんが、3年間北米の野球に携わったことで、良くも悪くも双方の野球の違いが良く見えるようになってきてしまったということなんです。

「まだまだやることは山ほどあるなぁ‥」と、アメリカ生活の疲れを癒すせっかくの小旅行だったのに、結局は多くの課題を突きつけられたかたちになってしまいました。

そして、試合後はロッカー前で出待ちをし、根鈴さんに挨拶をしました。2005年以来2年ぶりに会いましたが、相変わらず彼のオーラはずば抜けています。

彼は、元モントリオール・エキスポズの3Aまで上がった日本人マイナーリーガーの先駆者で、イチローよりも先にメジャーリーグ初の日本人内野手かと騒がれた名選手です。

その後も、北米独立リーグやヨーロッパなどでプレーし、34歳の現在でも現役として活躍し日本球界や北信越リーグの発展に多大な貢献をしている野球選手の鏡でもあります。

そんな彼との対面にぼくはひさびさ緊張してしまい気の利いた話は何ひとつできませんでしたが、シーズンオフにぼくの球を見て欲しいとお願いしておいたので、それが実現すればまたいろいろな話を聞いてみたいと思います。

北信越BCリーグは、10月17日までレギュラーシーズンを戦うそうなので、みなさんも是非日本球界の新たな挑戦を応援してあげてください。

*写真は左から、代理人、根鈴さん、そして代理人と共にBMIを引っ張る田村さん(ブログ初登場)です。

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