Who`s Nuts
いっさい野球とは関係ありませんが、今日はぼくの中でフットボール映画3部作が完結したので、みなさんにもお勧めしたいと思い書きました。
きのうの高橋尚子選手の走りのように、ぼくもみんなに“あきらめなければ夢は叶う”ということを証明したいと日々思っていますが、それには並々ならぬ努力が必要だということもまた理解しています。
そんな中で、世界にはまだまだもっとすごい夢を叶えてしまった人たちがいます。
まずは、「Remember The Titans」
1970年代の人種差別絶頂の時代に黒人と白人の混合フットボールチームをつくり、州のハイスクールチャンピオンシップまで上りつめてしまう奇跡のストーリー。
次は、「Rudy」
全米でもっとも人気のあるノートルダム大学のフットボールチームに憧れながら、小柄な体格と貧しい生活のせいで入学を拒否されてしまう青年の奇跡のストーリー。
最後は、今日見て完結した「Invincible」
30歳をすぎて職を失い、妻にも逃げられ借金生活を送る地元のバーテンダーがNFLイーグルスのトライアウトを受け、夢を追いかける奇跡のストーリー。
彼らに共通しているのは、生まれつきの大きな才能も恵まれた体格もなく挫折を繰り返し、一度はその夢をあきらめたことです。
でも、ぼくも、みなさんも、みんなよく分かっていると思いますが、夢はそう簡単にあきらめられるものではありません。
たとえ大人になって現実と向き合う生活が続いても、仮にその気持ちを押し隠せたとしても、心の奥底にある自分の夢を完全に消し去ることのできる人間はいません。
それが、現実の困難に立ち向かうぼくたちのエネルギーなんですから。
先日、インタビューで「なぜ、そんな辛い目に会ってまでアメリカで野球をするんですか?」と聞かれました。
確かに、日本で野球を続ける環境がなくなったとか、根性野球に嫌気が差したとか、子供たちに自分の無謀な挑戦を見て勇気をもってもらいたいとかいろいろ理由はあります。
でも、そんな言い訳はなしにして、正直何のために挑戦するかと言えば、それは夢があるからです。子どもの頃に描いた絶対に叶えたい夢があるからです。
この映画の何がすごいって、この3部作すべてが実話なんです。実話を基にした本当のミラクルストーリーなんです!
ぼくのように才能や体格、チャンスに恵まれない人間には、才能や体格を超越する技術と個性、チャンスを掴む情熱と努力、そして“奇跡”が必要なんです。
誰もが負けだと確信しても、誰もが無謀な挑戦だとバカにしても、自分を信じて突き進めば奇跡が起こるかもしれない‥、そう思わせてくれるすばらしい映画がこの3部作です。
同じ気持ちを共有するみなさんであれば感動すること間違いなし!暇な時間にちょっと見てみてはいかがですか!?
☆☆
写真は、先日一緒に練習した仲間たちです。なかば強引に撮影させられたので、撮影者のブログから無断で転載しました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント