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2008年4月19日 (土)

I love Baseball

Dscn9109 ご報告遅れまして大変申し訳ありませんでした。今週火曜日にぶじ帰国致しました。

このサイトを通して応援して頂いたたくさんの方々に感謝しています。

結果的には、今回の渡米で新たなチームを見つけることはできませんでした。一言で言えば、“不完全燃焼”です。

去年帰国して以来6ヶ月間、ノーザンリーグのトライアウトを目標に毎日トレーニングをしてきました。

そして、多くの仲間の励ましと協力をえて、満を持して渡米のときを迎えました。もちろん、多くの時間と犠牲を払うことも承知しています。

だからこそ結果を出したかったし、良い報告をしたかったというのが正直な気持ちです。

今回の結果を前にして心の整理がつかなかったので、ブログの更新が遅れてしまいました。

今は、少しボールから距離を置いています‥。

実は、週末のトライアウトを控えたGBLのトライアウトで、以前痛めた肩の筋肉に違和感を感じました。

もちろん、その日はブルペンから調子が良く、ゲーム形式での登板中だったこともあり、そのときはまったく問題なく投げることができました。

翌日の登板では、多少の違和感はありましたが、特に問題なく3者連続三振を含む良い内容でマウンドを降りましたので心配はありませんでした。

前日の内容が良かったこともあり、その後の中休みではランニングやシャドウピッチング、アイシングを入念に行い、前向きに調整を行っていました。

迎えたノーザンリーグのトライアウト初日、ぼくは受付の順番から「90番」という番号をもらいました。後から4番目の位置です。

朝7:30の集合でしたが、順番的に登板の時間が遅くなることを想定して入念なランニングやストレッチ、遠投を行いゆっくりと肩をほぐして行きました。

このときは何の問題もありませんでしたが、次が自分の出番となりブルペンに入って肩の仕上げに入ったとき、再び肩痛を再発してしまいました。

やった瞬間右腕全体に激しい痛みが走り、まったく手に力が入らない状態になり、腕が上がらなくなりました。

そして、無念の途中棄権を告げ、荷物をまとめてグラウンドを去るしかありませんでした。

これまで何度もトライアウトを受けてきましたが、このような形でテストを終えたことはもちろん一度もなく、やはりショックはかなり大きなものでした。

「何やってんだ、オレ」と何度も自分を責めましたし、「何のためにここまで来たんだ」と自問自答を繰り返しました。

でも、まだ終わったわけではありません。自分を信じて、自分の力を信じて、もう一度あのマウンドに戻ります。

今は、もうひとつの夢を達成するべく、大学に通っています。また、帰国翌日からバイトにも入り、ここ数日は普通の大学生をしています。

ただ、今日は大学もバイトも休みっだったので家にいてもすることがなく、結局ドライブがてら自転車で河川敷に行き、子供やおじさんたちの試合を見て横になっていました。

そして、その後地元の少年野球チームの練習に参加し、ランナーをやったり、コーチャーをやったりして、一緒に練習してしまいました。

今は少し野球と距離を置いてリラックスしようと思っているのに、結局抑えきれず軟式ボールでキャッチボールをし、「やっぱりこれだな!」とか言いながら肩を使っていました。

家に帰っても録画した松坂投手の試合を見て、結局ぼくには“野球”がないとダメなんだなとつくづく感じています。

それこそ、「何やってんだ、オレ」って感じですね‥。

まあ、何はともあれ、暖かく力強い応援本当にありがとうございました。

これからも試行錯誤し、体調を万全にし、良い結果を出せるよう努力して行きます!

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2008年4月12日 (土)

Teriyaki

Dscn9100 昨日から、こちらは気温が一段と上がり、すっかり夏の陽気になってきました。

明日もまた良い天気になるよう期待して、今日はトライアウト会場の下見をしてきました。

明日の会場は、サンタクララという街にあるSanta Clara University(SCU)です。

サンタクララの野球部は、NCAAのDivision1という全米でもっともレベルの高いランクに所属している名門校です。日本で言うところの東京六大学みたいなものです。

ですから、とてもきれいな芝生に観客席やチケットブースまであり、そこらへんのマイナーチームよりも遥かに立派な球場をホームグラウンドにしていました。

優秀な選手が高校を卒業してすぐにプロ入りせず、大学へ通う理由がすごく良く分かります。最近のマイナーリーグ離れの一番の原因がこういうところにあります。

明日に備えて、今日はランニングやストレッチで体をほぐし、キャッチボール相手がいないのでシャドウピッチングをして明日の準備を終えました。

野球道具も磨き、ユニフォームの洗濯も終え、準備は万端です。

明日もまた初日のテストをクリアできるよう全力投球で頑張りたいと思います。

それから、今日は球場の下見ついでに、毎回恒例のモールめぐりをしてきました。

モールに行くと、最近の流行や街の特徴が一目でわかり、アメリカの文化を学ぶ上ではとても役に立ちます。単純に買い物が好きなだけでもあります。

今日は、サンノゼ周辺で有名なWest Field Shopping CenterやGilroy Premium Outlet、Great Mallなどを回りましたが、どれも今までに行ったどこよりも大きなモールでした。

大概、アメリカのモールは両端をデパートが挟みその建物をつなぐ横長の造りになっているのですが、今日行ったところは両端どころか四方をデパートが囲み、スポーツオーソリティが中に入っちゃってました。

オーソリティが入っちゃうってありえなくないですか?正直びっくりしました。

ぼくの最近の流行は、Teriyaki Chicken&Shrimpです。一昨年ぐらいから全米をいろいろ渡り歩く中で、大概どこのフードコートにも日本食屋さんがあることに気づきました。

今滞在しているモーテルの向かい側にも日本食屋さんが入ったフードコートがあるので、3回続けて行ってしまっています。

大都会で暮らす皆さんや裕福なみなさんなら、アメリカでも寿司や天ぷら、霜降り和牛などを食べることができますが、ぼくたち庶民が口にする和食は完全になんちゃってです。

どこへ言ってもなぜか鉄板焼きで、名前はなぜか“HIBACHI”が多いです。今回のところも“HIBACHI-SAN”です。直訳すれば“Mr,Japanese BBQ”ですから微妙な感じです。

作り方は簡単で、白米かチャーハンを選び、サイドの具材を決めたら、あとは鉄板で肉と野菜をテリヤキソースで炒めご飯の上に放り投げて終了です。

そこに、ぼくはテリヤキソースをさらにかけてもらい汁だくにするのがお気に入りです。

もう少し日本食について教えてあげたいものですが、なぜかめちゃくちゃおいしいので不甲斐にも満足して帰ってしまいます。

どこのフードコートでもいつも日本食屋さんだけ行列ができていますので、やはり日本食は世界一のお料理ですね!日本の誇りです。

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2008年4月11日 (金)

I was young

Dscn9038 今日と明日は、次のトライアウトまでの中休みになります。

今日は、最後のサンフランシスコということで、今まで球場に行くまでに気になっていた場所や有名な観光地を目指してダウンタウンを散策しました。

サンフランシスコは、アメリカで最も住宅が密集する街と呼ばれ、山や丘を切り崩したせいで車が後にひっくり返るんじゃないかと思うぐらい急なアップダウンが続きます。

しかも、ニューヨークなどのように道路がきれいな碁盤の目になっておらず、何度も迷ってしまうぐらい迷路のような道が連なっています。

まずは、4年前に泊まったNOB HILL地区の駐車場に車を止め、前回歩いた道をもう一度歩いてみました。

NIKE TOWNやマクドナルドなど前回行ったお店は間違いなく同じ場所にありましたが、やはりそこまでの道のりはまったく別の景色のように感じました。

2004年の家族旅行をひとつのきっかけとして野球を再開し、それから何度もアメリカを訪れていますが、こんな気分は初めてです。

この3年間の挑戦で本当に視野が広がったんだなあ、いろんなものの見方ができるようになったんだなあと、我ながら自分自身の成長に関心しました。

あの時はまったく興味のなかったこと、まったく理解できなかったことがわかるようになり、大都会では人の流れや物の流れを見ているだけで充分楽しめます。

そのあとは、これまた前回行ったサンフランシスコ屈指の観光名所Fisherman`s WHARFを訪れましたが、ここでも同じような気分を味わいながら駐車場代をケチって足早に散策しました。

フィッシャーマンズワーフは、海沿いに面した港町で、レストランや商店街、映画“The ROCK”の舞台となった脱獄不可能の刑務所「アルカトラズ」でも有名です。

その後は、今日から3日間お世話になるカリフォルニア州ニューアークのモーテル目指してI-880をひたすら南に向かいます。

途中、ベイブリッジからサンフランシスコ湾を挟んで反対に位置するオークランドに渡り、オークランド・アスレチックスの本拠地McAfee Coliseumに立ち寄りました。

試合がない日だったので球場の周りを歩こうかと思ったのですが、ちゃっかり$15駐車料金を取ると言うことであえなく断念、チラ見して無事今日の宿泊地に到着しました。

ただ、遊んでばかりもいられないので、これからしっかりと肩のケアをし、汗を流してきたいと思います。

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2008年4月10日 (木)

GBL Final

Dscn8872 今日は、トライアウトの2日目が行われましたが、残念ながらドラフトにはかかりませんでした。

昨日は50名近くいたピッチャー陣も今日は半分以上がカットされ、ぼくは一番最後での登板となりました。

調子は昨日ほどのキレはありませんでしたが、それでも3者連続三振を含む打者4人に被安打1という上々の結果ではありました。

調子が良くなかった分リラックスできたのと無駄な力が抜けたことで左右に上手く投げ分けられたのが良かったのだと思います。

ただ、これでも指名されないのですから、トライアウトに受かるためには何が必要かが見えてくると思います。

まわりの選手との力の差はまったく感じませんが、外国人であることの壁、体格が劣ることの壁を乗り越えるための力の差は強く感じています。

去年1シーズンプロでやり、合格していくアメリカ人と同等にやりあうだけのパフォーマンスは充分に出せるようになりました。

しかし、自分のハンデを考えると、それらをさらに越える突出した成果を出さなければなりません。

そのもう一段階上のレベルに行けなければ、何度オープントライアウトを受けても結果は同じでしょうし、独立リーグ止まりで満足することになります。

今回のトライアウトを受けて、今まで漠然としていたトライアウトの本質が見えたような気がします。

どういう選手が受かるのか?どういう選手が好かれないのか?という境界線がクリアになったということです。

でも、まだ終わったわけではありませんので、今後自分がやらなければならないこと、身に付けなければならない技術を習得し、次のチャンスで生かせるように頑張りたいと思います。

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2008年4月 9日 (水)

GBL 1st Round

Dscn8959 今日は、ぶじ1日目を通過し、明日行われる最終選考へ望みをつなぎました。明日、もう一度ゲーム形式のピッチングを行い、ドラフトを待ちます。

今日は、時差ぼけの影響で3時間ぐらいしか眠れませんでしたが、朝起きて調子が良かったので「今日も良い日にするぞ」と気分良くホテルを後にしました。

会場は、サンフランシスコ大学(USF)。天気は良かったのですが昨日以上に気温が低く風がとても強く吹いていたため、体感気温は10℃を下まわり、震えながら受付を済ませます。

すると、去年のチームを聞かれたので“ANDERSON JOES”だと答えると“Kash Beachump”のチームだなとすぐに反応が返ってきました。

まわりの奴らも“Beachump, Beachump”(珍しい名前で良く間違えられるので)と連呼しており、あらためて彼の偉大さを実感しました。

その後、トライアウトは野手とピッチャーに分かれて行われるわけですが、ピッチャーはひとつのポジションを50人、60人で取り合うわけで、とにかくテストに時間がかかるんです。

9:00AMから始まった今回のテストは、結局7:00PMまでかかりました。プロ経験者は、一次のブルペンピッチングを免除されますので、ぼくが登板したのは10時間中のたった15分程度、それ以外はひたすら時が経つのを待ちます。

また、アメリカでは自由行動が大きく認められていますので、一旦ホテルに帰ったり食事に行ったり、観客席で彼女といちゃついていても一切お構いなしです。

ぼくも、あらかじめ与えられた番号で大方の登板時間が予想できるため、せっかくなのでサンフランシスコのダウンタウンや公園に行って観光してきちゃいました。

気になる今回の内容はというと、まあこんなもんかなという感じです。

決して、センセーショナルなピッチングができたわけではなく、明日に残ったのが意外な気もするぐらい満足の行くものではありませんが、1ヶ月前までほとんどボールを投げられなかったことを考えると、上出来なのかもしれません。

8人と対戦して、ヒットが2本(内1本がHR)、ぽてんヒットが2本、ゴロが1つと三振が3つという結果です。

唯一対戦した左バッターにホームランを打たれたのが良くなかったですね‥。シンカーのかかり過ぎがインサイドからど真ん中に入ってしまいました。

去年もこのミスで何本かやられていたのに、その反省を生かすことができませんでした。

ぽてんヒットに関しても、勝負では勝っていますので印象は悪くありませんが、ヒットであることに間違いはないのでこれも減らす努力をしなければなりません。

でも、明日またチャンスを頂きましたので、悔いの残らぬよう全力で投げてきます!

ところで、ぼくは今まで受けた9度の合同トライアウトで必ず一人の日本人に会っているのですが、今回初めて唯一の日本人でした。

また、チームメイトの中にもカリフォルニア出身の選手がたくさんいますので、誰かに会えるかなと楽しみにしていましたが、こちらも誰もいませんでした。

なぜ、期待しているかと言うと、それはホテルをルームシェアできるからです。格安モーテルと言えども、毎日$40~$50では馬鹿になりません。

ということで、昨日泊まったホテルはチャックアウトしてしまったので、今日は無事の通過を喜びながら、ベイブリッジを渡りオークランドへやってきました。

一か八かで適当にハイウェイを走り、なんとかモーテルを見つけチェックインできたので、もう夜遅いですが明日に向けてゆっくり休みたいと思います。おやすみなさい。

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2008年4月 8日 (火)

I`m back in Frisco

Dscn8865 無事、ホテルの予約をしていたカリフォルニア州フリーモントに到着しました。明日は、サンフランシスコでゴールデン・リーグのトライアウトに参加します。

昨日は、ぎりぎりまで投げ込みを行い、最後の調整を無事終えることができました。調子は上向きです。

その後、今年もナショナルズやドジャースの斉藤隆投手のパーソナルトレーナーとして大活躍された三沢さんが帰国したので、いつもの練習メンバーを交えて夕食を共にしました。

おかげで、いろいろなお話やアドバイス、激励の言葉をいただきとても勇気づけられたのですが、まだ何も出発の準備をしていなかったのに帰宅が夜遅くなってしまったのが想定外でした。

いつもなら、退屈な機内で寝るために出発前日は徹夜するんですが、この週末はいつになく充実したトレーニングができたので疲れてしまい、到着も初めてのテスト前日入国だったので、コンディショニングのためにも少し寝ることにしました。

早朝5時に目覚ましをかけちゃんと時間通りに起床したのですが、そこから出発時間までにホテルやレンタカーの予約、地図の確認、荷造りなどを行わなければなりません。

マイペースなのか、だらしないのか、すっかり渡米慣れして緊張感がなくなったせいもあり、なんと出発2時間前に国際運転免許証の有効期限切れに気づきました。

到着していたら、ホテルへの移動どころかトライアウト会場にも行けなくなる大惨事になりかねない大ミスに、急いで支度をし二俣川の運転免許試験場へ向かいます。

無事免許は取れましたが、朝からやたら混み合っていて結局予定していた出発時間ぎりぎりに帰宅し、そのまま荷物を積んで出発です。

朝ごはんも食べられず、睡眠時間も少なかったので頭がぼーっとしていて、帰り道で自転車に乗りながらバス停に突っ込んでしまい左肩を強打してしまいました。

免許証もなく、飛行機に乗り遅れ、右肩を負傷していたらみんなに合わせる顔がなかったと思うと、やっぱり流れはぼくにきているのかなと思います。

こちらサンフランシスコは、日本にくらべまだ肌寒く、日差しは強いものの気温は10℃前後です。

サンフランシスコは、2004年の家族旅行以来4年振り2度目になりますが、当時の印象とは大分違います。

あの頃は、まだアメリカのことを良く知らず、英語も運転もできなかったため極一部のエリアしか見ていませんでしたし、そんなに景色を楽しむ余裕もありませんでした。

しかし、こうやってサンフランシスコ湾エリアを車で走ってみると山や丘が多く、広大な地平線が続く内陸のアメリカとは違い、日本にとても良く似た景色で親しみがわいてきます。

今日は、到着早々サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&Tパークに行きましたが、やたら混んでおり、サンフランシスコでの今シーズン開幕戦だとラジオから流れてきたので観戦を断念。

パーキングも、去年訪れたシンシナティの$10にくらべ$50と破格のプライスアップだったので都会の恐ろしさに恐縮してしまいました。

今日は早めにチェックインし、ゆっくり休みながら軽めのトレーニングで汗を流し明日に備えたいと思います。

それにしても、4年前と比べたらずい分と回りの景色が変わったなぁ‥と不思議な気分です。

当時は、まだ大学1年生で勉強やバイト、遊びに明け暮れ、野球なんてこれっぽっちも頭にありませんでした。

でも、今は野球中心の生活です。野球のことばっかり考えて毎日を生きています。渡米も、3年間で9回目を数えました。

また、こうやってこの地に戻ってこれたことを感謝します。

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