Takahashi Clinic
先週の日曜日、元サンディエゴ・パドレス大塚投手の通訳兼パーソナルトレーナーで、千葉ロッテや中国プロ野球の第一線でコンディショニングコーチとして活躍された「高橋純一」さんのトレーニング講習会に参加してきました。
今回は、我らが三沢さんの紹介で初めて参加させていただきましたが、トレーニング指導はもちろん、現在はシカゴ・カブスの国際スカウトとして活躍されているということでたくさん勉強させてもらえると思い、激しい雨のなか三好氏と相合傘で田町まで行ってきました。
この講習会は、将来トレーナーを目指す学生の方々を対象としたイベントで、現役選手としてはぼく一人の参加でした。
その他には、元日ハムのコーチやリトルリーグ世界大会の準優勝チームの指導者方、はたまたプロレスラーから漫画家まで多種多様なメンバーで、高橋さんの人柄が良く伝わってきました。
短い時間のなかでさまざまなトレーニング方法が紹介されていましたが、主に“ぶれない体をつくるには?”というテーマで指導していただきました。
ぼくの永遠のテーマでもありますこの“ぶれる”とは、そもそもどういう意味なのでしょうか?
一言で言えば、「ゆらゆら揺らいでいる状態」とでも言いましょうか、家で言うなら大黒柱が欠けているような状態で、何となく心も体も不安定な状態といった感じです。
これは、野球選手にとって非常に良くない状態です。
人間で言うところの大黒柱にあたる体幹が揺らげば、その体幹にくっ付く手足はもちろんぶれます。手足がぶれればリリースポイントが揺らぎ、ボールがぶれます。
心も同じです。何を投げようか、どこに投げようか、心が迷えばボールも迷います。家族のこと、友だちのこと、環境がぶれれば、心もぶれます。
それをどうトレーニングで改善するか、そのぶれをどう見抜くかということをプロの目線からアドバイスしていただきました。
講習のなかでは、高額な費用がかからず手軽なトレーニング法として、ピンポン球やスーパーボール、メディシンボールやピラティスなど、私たちの生活でも充分行えるとても役立つものばかりでした。
今後は、また個人的に野球教室をするなかで取り入れて行きたいと思いますので、ご希望の方は楽しみにしていてください!
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