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2008年10月25日 (土)

Openning Day of Tryout Season

Img_1551 MLBではワールドシリーズ、NPBではクライマックスシリーズを迎え、野球シーズンはいよいよ佳境に入った。

ぼくが暮らすこんな小さな町の少年野球チームでも、今シーズン最後の大会が開催された。

世界各国、プロアマ問わず、今シーズンを戦ったすべての野球選手に、心からお疲れさまと言いたい。

しかし、それと同時に、ぼくのような選手にとっては、これがトライアウトシーズンの幕開けでもある。

来年の春には、そんな彼らと同じ舞台に上がらなければならない。

寒くなったと悠長なことは言ってられないし、寂しくなるなと感慨に耽っている暇もない。

これから急ピッチでトレーニングを重ね、ロスを取り返さなければ到底及ばぬ距離にぼくはいる。

最近では、身近な仲間を含め、自主退団や戦力外通告など選手の入れ替わりも一段と激しくなってきた。

本来であれば、この苦しみを共有できる人間であるべきなんだろうけど、今のぼくには、ただただ朗報にしか聞こえない。

一人選手が抜ければ、そこにはまた新たな席が生まれる。例え、そのチームにチャンスがなくても、多くの選手の入替わりが、また別の場所でチャンスを生む。

そういう姑息な手段を使ってでも、人が抜けた小さな穴に強引に入って行かないと、ぼくのような人間が生きて行ける世界ではないことを今までたくさん学んできた。

ぼくは、黙ってスカウトが見にくるような、待っていれば契約書が届くような、そんな選手ではない。

だから、今シーズン活躍した選手が休みに入っている間に、ばくは彼らの席を奪わなければ、また来シーズンも野球ができなくなる。

また、来シーズンから、今までお世話になった代理人が現役復帰することになり、自ら代理人を務めることになった。

今までは、海外を目指したすべての選手がそうやって道を切り開いてきたわけだから、その点ぼくは恵まれていた。

一生野球選手でいられればそれで何の苦労もないが、そうでなければ、そういう経験から得た苦労や知識、人脈は、今後の自分を助けてくれる財産になる。

だから、ぼくは、納得の上で代理人契約を結ばなかった。

やはり、自分の道は自分で切り開く。誰が何と言おうと、やるのは自分。成功しても失敗しても、誰のせいでもない。責任は、自分でとる。

早く肩を治して、来シーズンは、野球がした。

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2008年10月22日 (水)

Two More

Cimg0189 今日は、リハビリの定期検査に行ってきました。

毎日コツコツ積み重ねたリハビリトレーニングも今日で6週間が経ち、引っ張ったチューブの数も15000回を越えました。

サポートしてくれた方や激励の言葉をかけてくださるみなさんのおかげで、ぼくの右肩は劇的に回復しています。

リハビリの先生も驚くほどのペースで、今日はさらに次のステップへ進むため、肩甲骨周辺のアウターマッスルのトレーニングを2種目追加しました。

そして、15メートル前後のキャッチボールも許可が下りました。(これは、悪までもリハビリの先生の見解です)

先生が施術する限りでは、筋肉の収縮やインナーマッスルの力にはもう何の問題もないということで、今後は、少し投げてみて、実際の投球動作の中で問題がないかを探る必要があるということを説明されました。

リハビリの先生は、サッカー出身で、現役当時2度靭帯を損傷し手術を受けた経験があるそうです。

そのとき、大学まで続けたサッカーをあきらめ、臨床心理士の道へ進もうと決意したと話してくれました。

やはり、経験者の方に見てもらったり、アドバイスをしてもらうと説得力があります。

自分の中では、まだボールを投げるということに不安や恐怖がありますが、今回は先生の指示に従って挑戦してみようと思います。

リハビリの先生は、いつも「良いね、良いね!」と褒めてくれるので、リハビリにもやりがいを感じています。

ぼくの周りの関係者は、いつもやたら厳しく、お褒めの言葉なんてこれっぽっちもないので、たまにはこういうのも良いなと感じながら帰路につきました。笑

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2008年10月19日 (日)

Good job!kids

Img_0007 今日は、地元海老名市の少年野球チームが今年最後の公式戦を迎えたので、日ごろ一緒に練習をする2チームの応援に行ってきました。

結果的には、両チームとも負けてしまいましたが、みんな一生懸命ボールを追いかけすばらしい試合を見せてくれました。

これで少年野球を引退する6年生の中には、涙を浮かべる選手や寂しそうな顔をする選手もいましたが、まだまだ彼らの野球人生は始まったばかりです。

少年野球は、すべての野球選手にとって、初めて本当の野球と出会った原点の場所。

お父さんとのキャッチボールから、野球という競技へ、不安と期待に胸膨らませながら初めてユニフォームに袖を通した最初のチャレンジです。

確かに、負けたのは悔しい。どんなに綺麗ごとを言っても、勝たなきゃ意味がないと感じる人もいるかもしれない。

でも、みんながこれからもずっと大好きな野球を続けて行けば、今度はどんな境遇の人間でも、どんなスタートラインから這い上がってきたとしても、どんなに一生懸命努力しても、結果を出さなければ評価されない時がやってくる。

だから、まだ、今はちょっとだけ後を振り返ってみて、一生懸命やった、大変だったけど楽しかったと言えるなら、それで充分“勝利”に値する価値はあると思います。

だから、これからもずっと野球を続けて行ってください。どんなレベルでも良いし、どんな形でも良い、でも、「絶対にユニフォームは脱がない」これだけは誓ってほしい。

最近は、いろんなスポーツ、娯楽、ゲームが山ほど溢れる時代になりました。確かに、目移りするものはたくさんあります。

でも、ユニフォームを脱いだら可能性はゼロになります。

プロ野球選手への夢、甲子園への夢、野球がもっと上手くなりたいという願い、すべてが叶わぬものになってしまいます。

例え、生まれつきの才能がなくても、例え、恵まれた体格がなくても、ユニフォームを着ていれば可能性は常にあります。

それは、例えば、桑田選手とか清原選手とか誰もが知っているスーパースターでも、引退したら、彼らにはもう野球選手として夢をかなえる可能性はありません。

まだまだ、こんなに若いうちから可能性をなくしてしまうのは早すぎます。

今日の悔しさをバネに、今度は中学へ行って、また新たな舞台で野球を楽しんでください。

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2008年10月 8日 (水)

Don`t Rush! Keep Cool!!

Dscn9297 4年ぶりの復活マウンドで肩を痛めてから4年、ついに運命の日を迎えました。

今まで、ごまかしごまかし投げ続けてきた肩も、ついにキャッチボールさえまともにできなくなるまでに悪化してしまいました。

正直、もっと早く病院へ行って、自分の肩をケアしてあげられなかったことに深く反省しています。

また、時期的な問題もあって、病院の先生やトレーナー、代理人には多大なご迷惑をお掛けしていることにも深く反省しています。

今日は、なぜか朝一の予約ではなかったのに、早く目覚めてしまいました。

病院へ到着すると、さっそくMRI撮影の準備のために透影剤を注射し、レントゲンを撮りました。

そして、地下へ移動し、MRIの撮影をしました。

MRIの撮影中は、「なんで俺こんなことしてるんだろう?」とか、注射の針が刺さっている自分の姿を見て、「なんでここまでして野球をやるんだろう?」とか、いろいろ考えてしまいました。

今回のケガは、確かに、清原選手のような大手術とは比べものにならないほど軽いものですが、ぼくにとっては大きなダメージとなりました。

野球をやっていなければ、こんなことで苦しむ必要はなかったのにと思うこともあります。

でも、自然と、「来年もチームが見つからない」とか、ましてや「野球をやめる」とか、そういうことはこれっぽっちも頭をよぎらなかったことが、自分にとっては大きな自信にもなりました。

MRIの写真を見ると、やはり、懸念していた腱板の内側の靭帯や腱に若干の白い影が見えました。

白い影があるということは、その部分に何らかの傷や炎症があるということを示しています。

内側は、リハビリでは反応しづらく、手術の可能性が高まると聞いていたので、一瞬ドキっとしました。

しかし、先生は、「本当に軽く小さなものだから、心配しなくていい。手術は必要ない。」と言ってくれました。

また、「これは、もっともっとリハビリを頑張りなさいというメッセージだ。」とカツを入れられました。

これで、ようやく一安心です。解決ではありませんが、とりあえず、まだ投げられる可能性はあります。

先日、ご紹介した辻本さんからは、「こういうときこそ焦らずに、少し遅いと感じるぐらいのペースで調整して行きなさい。」と助言を頂きました。

これを肝に銘じて、当分は、「年内中にブルペン」を目標に少しずつ少しずつ前進して行きたいと思います。

ご心配をお掛けしました。

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2008年10月 4日 (土)

Peaches Baseball

Dscn9573 今から11年前の夏、米ミネソタ州で史上初の女子プロ野球選手が誕生しました。

彼女の名前は、アイラ・ボーダース(Ila Borders)。左投げ、左打ちの投手です。

彼女は、今まで誰一人なし得なかった“夢”を、男子だけのプロ野球チームで成し遂げました。

史上初めて男子に混じってプロ野球選手となり、史上初めて勝利をもぎ取った伝説の投手です。

ぼくは、かつて、アイラ・ボーダースについての本を読んだことがあるのですが、実際にそのピッチングを見たことはありません。

しかし、今日は、そんな彼女の姿を彷彿とさせるようなピッチングを目の当たりにしました。

去年まで、ぼくが卒業した少年野球チーム「海老名ダックスズ」のエースとして活躍した女の子が、中学に上がって女子野球部のメンバーとして活躍しています。

そして、今日は、区の大会を2連覇している同じ学校の男子野球部と対戦し、彼女が先発のマウンドに上がりました。

初回こそ、緊張と力みで球にばらつきがありましたが、適度な緊張や力みはピッチングを助けてくれるので、まったく問題はありません。

要所要所でしっかりと抑え、大量得点をあたえなかったので、さすがに少年野球で厳しく鍛えられただけのことはあります。

そして、何といっても、彼女の真骨頂である重く鋭いストレートに磨きがかかっていたことが、すごく嬉しかったですね。

体格に勝る男の子をバッタバッタと打ち取る姿は、本当に圧巻です!

観客も、「今日はフライが多いなぁ‥。」と何度もつぶやいていましたし、選手たちも首を傾げてダッグアウトに戻って行く姿が何度も目に付きました。

もちろん、試合は女子チームが負けてしまいましたし、彼女も納得の行かない悔しい表情をしていましたが、ぼくは上出来だったのではないかと思います。

いろいろな条件を考えれば、今は数字や結果にこだわる必要はありません。

たくさん課題が見つかっただろうし、何よりもピッチングを楽しめたならそれで良いんです。

そういう気持ちで、積極的に野球に取り組めば、自然と数字や結果はついてくるものです。と、ぼくも言われています。

まだ、ぼくも結果を出していないので、そこのところの根拠はありません。

しかし、何はともあれ、和製アイラの元気一杯のピッチングに、今日はぼくもたくさんのエネルギーをもらいました。

ぼくも、早く肩痛のリハビリを乗り越え、同じマウンドへ戻れるよう頑張ります!

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2008年10月 1日 (水)

Toldly Different

Dscn9530 今日、2度目の診察を受け、途中経過での見解を頂きましたので報告します。

結果から言うと、意見は真っ二つに分かれました。

まずは、MRIを1週間延ばし、もう少し経過を観察するということでは異論はありません。

状態は、筋肉や関節可動域は目覚しい回復を見せていますが、まだ、棘上筋の関節側の腱にバッティングと炎症が残ります。

主治医の先生は、時間さえあれば、手術してしっかりと痛みの原因を取り除いた方が、今後も元気に野球を続けられる可能性は高いと言います。

一方、リハビリの担当医は、体を直接見る限りでは、そろそろ投げ始められるんじゃないかと言っています。

自分自身は、このままリハビリを数ヶ月続ければ、手術をしなくてもある程度回復するのではないかと、漠然と考えています。

というより、そう願っているというのが正直なところです。

なぜなら、手術をすると、早くても復帰までに3ヶ月、通常は半年かかる程の状態になります。

そうすると、今年の冬は絶望的、来年の春も微妙なラインとなり、2シーズン続けての離脱となってしまいます。

また、手術には、保険が適用されても数十万円の費用がかかり、一回分の渡米を断念せざるを得ません。

そう考えると、悩みの種は尽きません。でも、やはり、MRIを取ってみないと正確なところはわからないのも事実です。

とりあえずは、来週の水曜日。それまでは、できることをしっかりと精神で頑張るしかありません。

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