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2008年11月25日 (火)

The Knack

Cimg8148_320 今日は、2週間振りに、樗木トレーナーに練習を見てもらいました。

本当に、いつもたくさん勉強させてもらっています。

毎回、トレーニングを見てもらい施術をしてもらうたびに、自分の体が変わって行くのがよくわかり、また、新たな知識もたくさん頂き、本当に感謝しています。

今日は、この3連休で、キャッチボールをはじめ、中・短距離の走りこみ(通称:三沢ラン)やアウターの筋力トレーニングを強化したため、かなりの筋肉痛と疲労感がありました。

また、先日の投げ込みで右側の背筋を捻挫し、走りこみでも右足の脛に再び痛みが出たため、至急全体的な機能改善と体の使い方を再確認する必要がありました。

そして、案の定、ここ最近ではいつになく筋肉が固まり、関節の動きも非常に悪かったです‥。

最近は、リハビリでのストレッチのセット数が少し減っていることに気づきながら、外のトレーニングに気が向きすぎていたので、その点も反省しなければなりません。

そこで、今日は、樗木トレーナー自らが体験して習得した「体の負担を無くすコツ」、ピッチングで言えば「肩や肘の負担を限りなくゼロにするコツ」を教えてもらいました。

このコツを身につけることで、彼は普通の会社員であるのに毎日30km、ときにはフルマラソンよりも長い50kmを簡単に走りきり、その後ジムでウェイトトレーニングまでこなしてしまうそうです。

もちろん、一晩でできるようになるものではありませんが、一言で言うなら「拇指球と踵からの発進で胸を大きく開く」といった感じでしょうか?

それから、今日は、野球肩や野球肘を事前にチェックし、機能改善で予防する、横浜南共済病院のドクターが書いた記事のコピーを頂きました。

帰りの電車の中でしっかりと目を通したのですが、ケガについてはもちろん、病院との付き合い方からリハビリの取り組み方まで、今のぼくには必要不可欠な要素がたくさん詰まっていたので、とても勉強になりました。

「手術は最後の最後でいい。一流の選手であれば、まったくの“きれいな肩”というのはほとんどない。しかし、使い方次第でよい働きをしてくれる。」という言葉がとても印象的でした。

この言葉を胸に刻み、最近失いかけていた“希望”を取り戻し、またマウンドに立てるよう、リハビリに精進して行きます。

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2008年11月19日 (水)

Since Last Spring

My_documents002_320 今日は、病院の先生に、先日のピッチングの結果を報告してきました。

「結果的には、注射の効果はありました。」

まったく痛みが出ず、久々思いっきりボールを投げることができました。

思えば、全力で腕を振り、キャッチャー目がけてボールを投げたのは、去年の4月20日以来でした。

期待に胸ふくらませ、フローレンスに旅立つ直前のことです。

あのときは、自分でも本当に自信をもってマウンドに上がれると言い切れるぐらい、ボールに気持ちを込めることができていました。

それに比べれば、ストレスとか恐怖とか、そういうことを気にしながら恐る恐るボールを投げるこの1年半は、正直、素直に楽しいとは言えませんでした。

もちろん、まだ完治したわけではありませんし、薬が効いているとはいえ、全力でボールを投げるのは本当に楽しい。

長い間忘れていた、大切な大切な感覚です。

今日は、報告に加えて、もう少し具体的に今回の注射のことを先生に聞いてきました。

今回の注射は、肩の内包ではなく、外包に向けて打ったものだということがわかりました。

したがって、MRIには内部に若干の小さな傷はあったものの、主に感じている今回の痛みは、これで外部にあるということが証明されました。

そして、外部であれば、やはり頼みの綱はリハビリです。引き続き、リハビリを継続するということで意思は固まりました。

ここ何週間かは、「このままリハビリで大丈夫なのかな?」という迷いを持ちながらトレーニングを行っていましたが、それはやはり間違った考え方でした。

自分が絶対に治ると信じて取り組まなければ、何事も良い結果は生まれません。

今日の施術では、一番厄介な痛みが少し軽減したように感じました。

また、先生にも、「注射や薬を持って渡米しようとは思うな!」と喝を入れられました。

「渡米までに痛みを取ってやる」という強い気持ちでいなさいと、強い眼差しで諭されました。

とりあえず、次の診察まで2週間、少し負荷を上げて全力投球でリハビリします!!

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2008年11月16日 (日)

Great Job!

Bbl0811161134003l11_320 とっても嬉しいニュースが届きました!

本日行われた「関西独立リーグ」のドラフト会議で、吉田えり投手が“神戸9クルーズ”から指名を受けました。

これで無事契約がまとまれば、プロ野球選手として新たな一歩を踏み出します。

今後の活躍が楽しみです。みなさん、ぜひ応援してあげて下さい!

※写真は、産経ニュースより

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2008年11月12日 (水)

This is the Faith

Cimg7669_320 病院への通院を始めてから、今日で10週間が経ちました。

これまでは、「良くなったらいいなあ」という期待を込めてリハビリを続けてきましたが、そろそろ本気で決断をしなければいけない時期になりました。

来年ボールを投げるために、このままリハビリを継続するか、それとも手術をするか、こればっかりは自分自身で決断するしかありません。

9月から全力で取り組んできたリハビリは、それ相応の成果を残しています。ストレッチと筋力トレーニングで、「筋肉」の状態はほぼ完璧に近い状態に回復しています。

ただ、まだ100%の力で腕をしならせると、肩の内部に今まで感じていた嫌な痛みが残っています。

5割、6割程度でごまかしながら投げる分にはまったく問題ないのですが、これが消えなければ、全力投球はできません。

そして、全力投球ができなければ、これまでやってきたこと、これからやろうとしていること、そして、今やっているすべてのことが意味のないことで終わってしまいます。

今日は、先生に、これが最後の判断材料だと注射を打たれました。

この注射は、「筋肉」の炎症を和らげ、痛みを麻痺させる効果があります。なので、明日、全力でボールを投げることができます。

明日、100%の力でボールを投げてみて痛みが出なければ、リハビリで治ると言われました。

しかし、明日、もし痛みが出れば、それはMRIでも注射でも届かない「腱」に傷があり、そうなるともう内視鏡を入れるしかないとのことです。

自分にはその価値があるのか、この時期にやって間に合うのか、いろいろと悩みは尽きません。

でも、自分を“信じる”ことができなくなったら、この挑戦も終わりだと心に決めています。

昨日は、キング牧師の世紀の大演説“I Have been to the Mountaintop”を聴きながら床に就きました。

ぼくにもきっと、神様は、山の頂上を見せてくれるだろうと信じて、明日練習に行ってきます。

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2008年11月 9日 (日)

The New Age

Pic_0005 先日、新聞やウェブサイトで大々的に取り上げられた“女子高生プロ野球選手誕生か!?”という記事をご覧になりましたでしょうか?

今年の5月に、ぼくのところへピッチングを見せに来てくれた『吉田えり』投手が、先日行われた関西独立リーグのトライアウトで見事なピッチングを披露しました。

今月の16日に開かれるドラフト会議で指名されれば、日本球界初の男子に交じった女子プロ野球選手が誕生します。

もちろん、ドラフトで指名されるまでは何の保障もありませんが、さまざまな苦労を経て、大きな舞台ですばらしい結果を残したことに賛辞を送りたいと思います。

トライアウト後、えり選手のお父様とお話させてもらいましたが、周りのみんなの騒ぎっぷりに非常に困惑した様子でした。

まあ、普通の女子高生が、一夜にして歴史上誰も成し遂げたことのない新たな1ページを刻もうとしているのですから、無理もないだろうと思います。

しかし、今もなお肘のケガに苦しみ、バケツに溜めた氷水でアイシングをしながら痛みに耐え、野球を続けているそうです。

ぼくと一緒に練習したときも本調子ではなく、不満そうな表情をしていたのを思い出しました。それでも、すごい球投げてましたけど‥。

先日、学校帰りの電車の中で、二人組みの若い男の子がえり選手の記事を見たらしく、「あいつ本当にナックルボールなんか投げれんのかよ?」みたいなことを言って笑っていたので、「お前、本人の苦労も知らないくせに偉そうなこと言いやがって‥」と言ってやろうかと思いましたが、そこは大人の対応で、きっと彼女がマウンドで証明してくれるだろうと信じて見過ごしました。

まあ、何はともあれ、ぼくも大いに勇気をもらいました。自分の力を信じていれば、できないことなんてないんだなと思いました。

是非、彼女には、次の世代の女の子プレーヤーたちのロールモデルになってもらいたいと思います。

また、そんな変なプレッシャーは抜きにしても、単純に頑張ってほしいとぼくは応援しています。

今後とも、仲間として、一ライバルとして、お互い頑張っていきましょう!

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2008年11月 4日 (火)

New York, New York

Cimg0346 今、ぼくは2人のトレーナーさんに面倒を見てもらっている。

ひとりは、主にグラウンドに立つまでのトレーニングを、もうひとりは、主にグラウンドやブルペンでのトレーニングを見てもらっている。

今、ぼくにとって何よりも必要なのが、彼らの力だ。

一般的に、一流の選手ほど自分の体に敏感で、調整力に溢れていると言われるが、どんな超一流のスパースターでも、怪我をする。

野茂選手であっても、松坂選手であっても、シーズン中故障でローテーションを外れることがしばしばある。

要するに、どんな一流の選手でも、以外に本人は自分の体についてよく分かっていないということだ。

だから、毎日のように体を触ってもらい、自分のコンディションを代弁してもらいたいから、みんなパーソナルトレーナーを連れて海を渡る。

先日、友人から借りた1冊の本に、伊良部選手とそのトレーナー吉田氏の壮絶なニューヨーク奮闘記が掲載されており、吉田氏はそのような立場を「鏡のような存在」と表現していた。

今日は、久々樗木さんにトレーニングを見てもらった。彼は、毎週のようにぼくの体を見てくれ、その都度アドバイスをくれる大きな存在だ。

彼とのトレーニングは、そのほとんどが“立つ”“歩く”といった人間の基本動作に時間が割かれ、それ以外に特別な器具を使ったりということは何もしない。

だから、いつでもどこでもできるし、特に独立リーグレベルではトレーニング環境が整備されていないので、その点でも非常に役立つ。

中には、このトレーニング方法が、今のぼくには枝葉の小さな部分に過ぎないという人もいるが、ぼくは樗木さんのトレーニングを信頼している。

このトレーニングを始めてもうすぐ1年になるが、この1年での体の変化は、正直言葉では表せないほど大きなものだった。

そして、何よりも、姿勢や体の機能が不十分なまま、どんな最先端のトレーニングをしても、がむしゃらに走り込んでも、効果は半減してしまうし、無駄な疲労や怪我をする。

だから、グラウンドに入る前、マウンドに上がる前のトレーニングとしてお世話になっている。

今の肩に関しても、状態はとてもよくなっていると言ってくれた。

あとは、肩と肩甲骨、骨盤や股関節を連動させ、肩の負担を限りなくゼロにする。これが今後の目標になってくる。

まだ、ぼくには、金銭的な意味での感謝をすることはできないが、絶対に恩返しをしようと心に誓い、岐路についた。

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