Left the Team
先日、お世話になった「YBCフェニーズ」に退部届けを出しました。
お世話になったといっても、たった1ヶ月しか在籍できませんでした。
わがままいって入部させてもらったのに、それを快く受け入れてくれたスタッフやチームメイトのみなさんに何一つ恩返しをすることができませんでした。
最後の練習の日に、投内連携で全力投球を求められ、肩の激しい痛みとともにマウンドを降りました。
翌日の公式戦では、何とかブルペンに入ったものの、どう投げていいのかもわからなくなるぐらい最悪の状態で、結局これが最初で最後の公式戦となってしまいました。
わずかに登板は1回だけ、高いお金を払って用意してもらったユニフォームも1度袖を通しただけで終わってしまいました。
当初、再びアメリカへ渡りたいという自身の強い意向のもとに、12月いっぱいまでという約束をしていました。
しかし、ぼくの肩は、12月に入っても未だに全力投球できません。
このまま、欠席をし続けても、チームやスタッフのみなさんに多大な迷惑を掛けてしまうと思い、直接自分でお願いしました。
もちろん、プレー以外でチームに貢献することはいくらでもできますが、それができなかったことは、自分の力不足であり、判断ミスでした。
往復6時間と毎週末という時間的な制約、交通費とガソリン代、宿泊の手配や風呂、食事を毎週まかなうだけの力は、今のぼくにはありませんでした。
また、千葉県では断トツの力を持つ強豪チームだからこその雰囲気、練習や試合で求められる質、監督さんやコーチの意向に、自分の肩がついていけなかったのも力不足でした。
やはり、少し肩の調子がよくなったことで、登板感覚を取り戻させてもらおう、トライアウトまでの調整をさせてもらおうという自分勝手な軽い気持ちと油断が、このような結果を招いてしまったと思います。
今後は、また一人ぼっちのフリーエージェント生活と孤独なリハビリ生活が待っています。
いつもは、謙虚に、冷静な立ち振る舞いを心がけているつもりですが、ときには迷い、判断を誤ることがまだまだぼくにはあります。
今回も、安易な判断で、チーム関係者をはじめ、チームを紹介してくれた知人に対し泥を塗る形になってしまい深く反省しています。
しかし、こんなぼくにも無償で協力してくれる二人の心強いトレーナーさん、そして、いつも応援してくれるみなさんの支えがあります。
そのことを常に心に留め、絶対にあきらめることなく、またマウンドへ上がり、全力投球という形で恩返ししたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。
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