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2009年1月24日 (土)

Long Time No See

Dscn9264_400 今日は、おそらく渡米前最後の投げ込みを行ってきました。

注射後の感覚も非常に良く、肩がとても柔らかく感じました。

ただ、久々の傾斜マウンドに少し状態のバランスが不安定になってしまい、これは現地に入ってから投げ込みで調整して行かなければなりません。

また、ここに来てやっとセットポジションやクイック、変化球の練習を織り交ぜることができました。

少し慣れない動きに肩が驚いていましたが、これも現地で徐々に上げて行ければと思います。

今日も、150球、痛みなく投げることができました。

今のぼくにとっては、それが一番大事です。

それにしても、このブルペンに戻ってくるのに、結局1年近くかかりました。

やはり、上から見下ろす景色は一段と見晴らしが良いですね。

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2009年1月21日 (水)

This week

Dscn1648_400 今日は、渡米前、最後の病院に行ってきました。

経過は良好で、先生も「それは良かった」と笑顔で言ってくれました。

前回の注射がすごくはまり、それ以降劇的に回復したので、一応念のためもう一度注射を打っておきました。

また、渡米後、何があるかわかりませんので、こちらも念のため痛み止めの薬をもらいました。

リハビリの先生も、「本当に良かった」と喜んでくれ、施術中「何が一番勉強になった?」と聞かれました。

答えは、やはりケガへの“対処法”“調整法”です。

ケガにどう向き合うかではなく、『ケガをしないために』肉体的・精神的な準備が必要だと強く感じました。

最後にしっかりと握手して「行ってきます」と伝えました。

それにしても、治療開始当初は、まさかこの時期に間に合うとは思ってもいませんでした。

いつ投げられるようになるか、検討もつきませんでした。

まだ、終ったわけではありませんが、リハビリを信じてやり続けてよかったと心から思います。

準備は、着実に進んでいます。

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2009年1月18日 (日)

To The GOAL

My_documents003_400 今日は、先日車の故障でできなかったピッチングをようやく三沢トレーナーに見てもらうことができました。

当然のごとくキャッチャーがいませんので、ネットにむかって150球投げ込みましたが、まったく痛みなく6~7割の力で投げ続けることができました。

また、三沢トレーナーからも、もう1年以上見てもらっていますが「初めて期待どおりの動きになってきた。」とお褒めの言葉を頂きました。

三沢トレーナーは、自身の治療院を経営しながら凄まじく多忙な毎日を過ごし、また2年続けてメジャーリーガーの体を直接施術してきた経歴を持ちます。

また、その経歴だけでなく、目力だったり、表現方法だったり、そのパワーや奇抜さにはいつも圧倒されるオーラを放つ偉大なトレーナーです。

ぼくは、これまで、散々期待はずれのピッチングを見せてきましたが、それでもぼくを気にかけてくれ、期待し続けてくれることをいつも感謝しています。

だから、少しでも恩返しができるよう与えられたメニューをしっかりこなし、またマウンドに上がれるよう準備を重ねてきました。

今日、克服できたのは、『軸の安定』と『体重移動の安定』です。

今までは、片足立ちでふらついたり、体重移動がロボットのようにデコボコいろんな方向に進んでいることがありました。

これは、ひとえに走り込みのお陰です。

たくさん走り込んだお陰で、しっかりとした土台が下半身にできました。

だから、今日もとくに意識しなくても、自然とバランスが安定し、スムーズな体重移動が行えるようになっていました。

ようするに、これが本当の意味での『原点』、『土台』、『立ち返る場所』というやつなんですね。

先日お話した本能の部分で無意識的にできてしまうもの。

去年の春先は、毎週のように投げ方が変わってしまったり、教わったっことをすぐに実行に移し、自分らしさをすべて消し去ってしまうようなことが多々ありました。

しかし、土台とは、そう簡単には崩せない、意識的に変えようと思っても変えられない、そういう強固な部分のことを言います。

これが投球動作すべてのベースになり、ケガや疲労、迷いが生じてピッチングにブレが出ても、必ず立ち返れる原点があると、またそこから再出発できるんです。

“軌道修正できれば、必ずゴールは見えてくる”

これを、今日、ようやく理解しました。すごく時間がかかりましたが、しっかりと理解しました。

これからは、さらなる土台作りに精進して行きます。

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2009年1月14日 (水)

The Instinct

Dscn8841_400 今日は、久々、三沢トレーナーに練習を見てもらう時間を頂きました。

が、彼の車がグラウンドへ来る途中に故障し道端で止まっているという連絡が入ったので、急遽練習を中断し、迎えに行くことになりました。

結局、うちの車で彼の車を近くの車屋さんまで引っ張って行き、すぐに修理して無事解決。

しかし、辺りはすっかり暗くなってしまい、残念ながら今日はお話だけ聞かせて頂くことになりました。

でも、さすがは三沢トレーナー、話を聞かせて頂くだけでも本当に勉強になります。

今日、ぼくが一番おもしろいなと思ったのは、やはり“三沢ラン”についてです。

ぼくは、去年の7月から、三沢トレーナーから教わった中・短距離のダッシュを継続して行ってきました。

その目的は、やはり下半身の強化。足腰を強くし、しっかりとした土台をつくるためのトレーニングだと思っていました。

しかし、なぜか、走れば走るほど上半身が大きく、厚みを増してきているのを感じました。

腕をたくさん振っているからかな?走り方が悪いからかな??と疑問に思っていたので、質問してみました。

すると、三沢トレーナーから「超負荷トレーニング」の効果だと説明されました。

男性は、通常よりも高負荷の運動を繰り返すと、男性ホルモンやステロイドのような成分の分泌が激しくなるというのです。

すると、その働きで、全身の筋肉の成長が促され、今までよりも上半身・下半身を問わず効果が全身に発揮されやすくなるのです。

だから、特別上半身のトレーニングをしていなくても、今までのようなキャッチボールやピッチング程度の練習でも筋肉が付きやすくなるのです。

これぞ、三沢流“人間の本能を刺激するトレーニング”。

科学的・機械的なトレーニングで、筋肉を太くしたり、体重を増やしたりということは、必ずしも日本人にとって又は投手にとって必要不可欠な土台ではないと言います。

たとえば、スクワットなどで重たいものをもって屈伸運動しても、それは実際に投球動作では行わない動きです。

それに対して、走るとういう動作には、人間の運動のすべての要素が含まれています。

したがって、その筋肉だったり骨だったりという体の幹になる部分の成長を促すための「本能のサイクル」を確立することが、本当の意味での土台作りになるということです。

食欲・性欲・睡眠欲、人間の三大欲求すべてを体の成長に傾けるための好循環なサイクル作りに効果的なのが、この“三沢ラン”だったということです。

どおりで、最近、よく眠れるなと思ったんです。

やはり、科学や機械では証明できない、人間は人間のやり方で、まずはその本能を呼び覚ますことから練習を始める。

トレーニングとは、奥が深いものです。

これだから、野球はやめられないんです。

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2009年1月10日 (土)

I`m gonna kick your ass!!

16_400 現在、ぼくは“FREE-AGENT”である。

契約するチームも、マネージメントしてくれる企業も、契約交渉してくれる代理人も、なにもない。

正真正銘、たった一人で船を漕ぐ、たった一人の冒険。

ぼくの冒険は、本当に生きるか死ぬか、今にも沈没しそうな状態を続けている。

ユニフォームを着続けている以上、ぼくには“夢”を語る権利がある。

一方で、一般社会の波からは大きく外れた。将来、ホームレスになる可能性も大いにある。

前の代理人は、きっとこの状況になることを知っていた。

いつかは、たった一人で船を漕がなくてはいけないときが来ることを‥。

だから、生まれたときからずっと一緒にいたのかと思うぐらい、短い間で多くの生きる術を与えてくれた。

人はみな、人生を重ねて行く中で、職を持ち、家を持ち、家庭を持ち、そして、財を持ち、地位を持ち、名声を持つ。

そのひとつひとつの大きさは違うにせよ、守るべきものを持つ。

常に“挑戦”を続ける者に、失うものはない。失うものがないから、勝算のないところにも一歩を踏み出せる。

将来、家もなく、どこか知らない土地でたった一人で死ぬことになっても、ぼくはこのまま野球を続ける。

先日、あるTV番組を見て、そのことを確信した。

守るべきものを持つ人間の目は、とてもやさしく見えた。一方で、挑戦を続ける者の目は、“CRAZY”だった。

そこに、年齢は関係ない。ともに、ぼくと同世代の人間だった。

その番組を見て、自分がどちらの方向に進むべきか、すぐに結論が出た。

今、ぼくが乗っている船に乗って、一緒に沈没覚悟で漕げる人間は自分しかいない。

だから、自分でやるしかない。

幸運にも、ぼくのまわりには、こんなぼくに助言をくれる人間がたくさんいる。

そのことは、毎日感謝しているし、一生感謝していく。

正直、今回「Arizona Winter League」への途中参加を拒否されたことで、少し迷いが出た。

自分の気持ちをどう伝えればいいのか?どのぐらい伝えればこの状況をわかってもらえるのか??

生まれも、育ちも、環境も違う人間に、以心伝心はない。しっかりと、はっきりと自分の言葉で伝えなければ、大きな誤解を招く。

でも、とっさに閃いた。求められているのは、論理的な理屈じゃない、野球がやりたいんだという気持ちだと‥。

だから、正直に言った。「自分ができることはすべてやったけど、初日には絶対に行けない。」

「でも、今回のアリゾナは、ぼくにとって大きなチャンスなんだ。だから、野球をやらせてほしい。」と‥。

そしたら、あっけなくOKが出た。これで、「Arizona Winter League」への参加が確定した。

今回の件は、意外に大したことなかったのかもしれない。

でも、これが、たった一人の冒険。

なにをやっても、一筋縄ではいかない。ぼくらしい生き方といえば、生き方。

今回も、前の代理人の教えに助けられた。

文武両道の道を守れて、本当によかった。

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2009年1月 7日 (水)

Baseball&Scholarship

Dscn8858_400 1月末に参加が決まった“アリゾナ・ウィンターリーグ”に向けて、早くも黄色信号が点りました。

大学の後期試験は、春から続けてきた学業の成果を発揮する最大のチャンスであり、毎年1月の末に行われます。

これを受けなければ、今学期、1年間受け続けてきた授業を台無しにすることになります。

そして、今年度の卒業も消滅します。だから、受けないという選択肢はありません。

その試験が終わるのが1月27日、ウィンターリーグが始まるのが1月26日、わずか1日間に合わない状況となってしまいます。

試験翌日に出発して、現地に到着するのが27日の夜、その日から参加させてくれとリーグ関係者にお願いしました。

そしたら、答えは「No」でした。初日からの参加が必須だとあっさり断られてしまいました。

アメリカのプロリーグやトライアウトでは、大抵現役の大学生が球団と契約することを禁止しています。

今回のリーグでも、条件は同じです。したがって、大学を理由に途中参加を願い出ることはできません。

これまでも、何度となく文武両道の道に泣かされてきましたが、またしても試練がやってきました。

とりあえず、あと3週間。次の策を考え、新たな可能性を探って行きたいと思います。

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2009年1月 3日 (土)

Happy New Year 2009

Img_0316_400 あけましておめでとうございます。

旧年中は公私にわたり大変お世話になり、ありがとうございました。

本年もまた、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

復活の年、2009年はやはりこの地からのスタートとなりました。

毎年、親戚への挨拶回りと箱根駅伝の応援を兼ねて、藤沢を訪れます。

今年は、母校「青山学院大学」が33年ぶりの出場を果たしましたので、旗と襷タオルを買い、しっかり応援してきました。

毎回、本当に感動の連続です。

とくに、箱根の山は、高校の合宿で死ぬほど走らされたコースなので、あの大逆転劇には手に汗握る思いでした。

そして、そのテンションのまま鵠沼海岸まで走るのが、毎年ぼくの練習始めになります。

サイクリングコースのすぐ隣には広大な太平洋、そして正面には富士山の絶景、これぞ侍ジャパンの真骨頂です。

海の向こうにある勝負の地をしっかりと見据え、この海を渡る決意があるのかもう一度自分自身に問いかけました。

いつもはただただ大きいだけの海が、今回は向こうに手が届きそうな気がしました。

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