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2009年9月16日 (水)

Run For The DREAM

Img_1421_320 三沢さんの新しいリハビリメニューを実践してから、早くも2週間が経ちました。

実際の手術からは、6ヵ月と13日を数えたところです。

今回のメニューの特徴は、“ダイナミック”と呼ばれる動きが新たに加わったことでした。

今までは、とにかくストレッチ、ストレッチで、柔軟性の向上のみに努めてきましたが、現在は、投球動作の実践を意識したローテーション式のトレーニングに切り替わっています。

これによって、しばらく動きを忘れていた筋肉に動作信号を送ることができ、神経伝達が活発になりました。

また、失われた筋力の向上にもつながっています。

しかし、これは、あまり心配していません。

なぜなら、手術以来まったく右手を動かしていなかったのに、以前よりも腕が太くなっているからです。

これは、ひとえに、走り込みのおかげです。

ぼくも、科学的な根拠はよくわかりませんが、ホルモンのバランスなのか、本能を呼び覚ましたのか、あるいは「幹が太くなれば、枝も太くなる」というところなのでしょうか?

とにかく、腕が不自由で仕方なかったので、できることといえば走ることぐらいでしたから、今までこんなに走ったことはなかったというぐらい走りましたし、浜辺でのビーチランも下半身強化にはとても役立っています。

今日も、江ノ島から茅ケ崎までの7kmコースを、小雨に打たれながら一歩一歩着実に踏みしめて走り込んできました。

また、樗木さんから頂いた腹筋メニューも、体幹強化に非常に役立っています。

以前、三沢さんから聞いた「どこを直しても変わらなかった肘の角度が、走り込んだことで自然と上がってきた」という言葉が、最近よく脳裏に浮かびます。

そして、これは、今ぼくがコーチをしているシニアの子どもたちへのぼくの指導方針でもあります。

この時期の子どもたちに、肩甲骨の使い方がどうとか、股関節の動きがどうとか説明しても、おそらくピンとこないでしょうし、それを意識してピッチングをしろと言っても、彼らには無理難題の押しつけのように聞こえてしまうのではないかと思っています。

また、ぼく自身もそのような経験をしてきましたし、未だにそういうことで悩むことがたくさんあります。

それよりも、自然な形で、彼らの将来を潰さないように、彼ら自身がたくさん走って、すべての運動の始まりは「走り」なんだということを理解して、嵐や雷に打たれてもヘッチャラな幹を作って、丈夫な枝をつければ、自然と彼らの体に合った理想のフォームを身につけられるのではないかと思っています。

三沢さんの口癖に「問題は意外にシンプルだ」という言葉があります。

本当に不思議で、特別なパワーやオーラのある人だと思っていましたが、今まで理解できなかった言葉が、そういう意味だったのかとわかることが少しずつ増えてきました。

ケガをしたことで、またひとつ成長し、大きな武器を手に入れ、一生の財産を増やした、そんな気がしています。

リハビリは順調です。痛みも出ず、感覚の違いも生まれてきました。

キャッチボール再開まで、もう少し。

もう少しです。

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