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2009年10月 6日 (火)

KANSHA

Img_1340_320 ここ最近感じていた嫌な痛みが、今日はまったくない。張りや痛みがなくなり、また一段と稼働域が増えた。

許されるなら、あと2週間。あと2週間頑張れば決心がつくかもしれないと久々手応えを感じた。

毎週月曜日は「イルカの日」。

先生のご厚意により、定期的に「イルカ鍼灸整骨院」に通わせて頂き、そこでさまざまな治療を受けさせてもらっている。

昨日もその治療に行き、今日のとても良い状態は間違いなく先生のお陰である。

初診のときを思うと、先生の愛情あふれる治療には感謝してもしきれない。

ぼくのまわりは、スーパースターのように多くの関係者が取り囲む環境ではないけど、そんなぼくを支えてくれる人が一人でもいる限り、ぼくはその人のために“プレー”で恩返ししたいと常に思っている。

このようなことはあまり口にするべきではないのかもしれないけど、ぼくはそんな彼らに“お金”を支払ったことが一度もない。

アメリカの恩師にどれだけチームを紹介してもらっても、

トレーナーさんに真夜中の往診をお願いしても、

休日返上で無理を言って練習を見てもらっても、

すばらしいトレーニング施設やグラウンドを使わせて頂いても、一切のお金を支払ったことがない。

というか、支払う力がないと言った方が適切かもしれない。彼らに金銭で恩返しをすれば、数十万というお金が一気に飛ぶ。

だから、ぼくはいつもこう言っている。

「お金が必要であれば、いつでもぼくを見捨ててください。その代わり、それでもぼくを助けてくれるなら、ぼくは人生をかけて恩返しします」と。

お金という単位で感謝の気持ちを表す方が、言葉や表現でするよりも明白で、現代社会においては楽で手っ取り早い方法だけど、ぼくにはその力がない。

だったら、何で恩返しすべきなのか?

迷いなく夢に向かって突き進む“ハート”で、そしてその思いを込めた“ピッチング”で恩返しするしかない。

それが、また、辛い練習に耐え、何度打たれてもめげずにマウンドへ上がる原動力となり、何があっても決してあきらめずにいられる心の支えでもある。

彼らと別れると、「なぜ、彼らは嫌な顔ひとつせずいつもぼくを助けてくれるんだろう?」、この言葉がいつも脳裏に浮かぶ。

ぼくが、いつも子どもたちに感謝の気持ちを持つことを伝える理由は、こんなところから来ている。

海外に出て、孤独な日々を過ごし、チームを渡り歩いて、手術もした。

目の前に「野球」があり、「チーム」があり、「ボール」があって「相手」がいる。

そして、誰よりも彼らを思う「親」がいて、彼らのサポートのもとにチームが成り立っている。

今のぼくからしたら、それは“奇跡”に近い。そう思えるから、ぼくは常に謙虚でいられる。

いつかきっと、言葉でも態度でも、プレーでもお金でも、恩返しすることを誓う。

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