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2009年10月25日 (日)

Use failures to learn

Img_0002_400 今日は、ぼくにとって、1年生にとって、初めての公式戦を迎えた。

夜2:00過ぎに帰宅し、朝4:30には家を出て、まだ真っ暗な道を集合場所まで歩いた。

「もう、何度野球バッグを抱えて、日の空けきらない道を野球場まで通っただろう。」、そんな思いが頭をよぎった。

「この年になってまで。。。」、本当にぼくは幸せ者だと神様にお礼を言った。

温かいベッドで寝るのもいいけど、この感じも嫌いじゃないなと思った。

結果的に試合は負けてしまったけど、長い目で見た成功を勝ち取るために、彼らにとってはもっとも必要なことだったのだろうとぼくは思う。

確かに「勝つ」ことは気持ちいいけど、それは一瞬の快楽であって、大人たちのマスターベーションに過ぎないとぼくは考えている。

未来ある子どもたちの将来の成功を願えば、間違いなく「負ける」ことの方がはるかに多くの価値がある。

ぼくは、今の生活をするにあたり、大きな覚悟を決めている。

地位も名誉も財産もない、一歩間違えればホームレスにだってなりえる状況の中で、「死ぬ前に一瞬でも笑えればそれでいい」という生き方に誇りを持っている。

学生野球においては、3年の夏がすべての集大成なのだから、そこで笑えばいいじゃないかとミーティングでは話した。

今のチームには、正直公式戦で抜け目なく勝ちあがれるほどの才能や体格も、決意や覚悟や練習も、まだまだ全然足りない。

ぼくが所属したチームは、8年連続全国大会に出場し内4度優勝に輝いたけど、今のチームに比べれば遥かに貧しかった。

ホームグラウンドなんて持ってなかったし、バットやヘルメット、バッティングケージやマシン、マイクロバスに至るまで、チームで用意してくれるものはほんの僅かだった。

しかし、練習量、試合数、試合への準備、声、あいさつ、厳しさ、全国への思いとプレッシャー、そういったものは間違いなく全国で一番だった。

このまま行けば、彼らの大事な3年間は、間違いなく「良い思い出」で終わる。

「失敗から学べる選手」にならなければ、彼らの将来はない。

失敗に対する態度を確立し、自分の成長につながるような何かを絶えずつかみとれるような選手は絶対に上手くなる。

「成功のために積み重ねる敗北は、敗北とは言わない」、これがぼくのモットーである。

正直、今日は、彼らが簡単に勝ってしまうのではないかとヒヤヒヤしながら見ていた。

ぼくがいる間に教えたかったこと、そしてそれは公式戦でなければ感じ取れないことであり、見るからに格下に足元をすくわれなければ実感できないことでもあった。

勝利を信じて戦ったスタッフや子どもたち、父母会さんには申し訳ないが、そういった意味では、今日は非常に実りある良い一日だったとぼくは満足している。

ぼくの人生は、未だに敗北の連続で、日常生活では絶対にありえないような痛い目に何度も何度もあってきた。

それに比べたら、彼らの将来は間違いなく明るい。

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