Be Closer
当初予定していたアリゾナでの“リベンジ”は、現実的に厳しい状況に追い込まれました。
1月の渡米を考えると、少なくともその3ヵ月前には実践登板をし、その3ヵ月前にはブルペンに入って投げ込む必要があると主治医の先生からは言われていました。
もちろん、個人差はあると思いますが、それが“セオリー”だとぼくも思います。
1%でも可能性があれば最後までネバる覚悟でいますが、今年の教訓を生かすならばベストな選択とは言えません。
まわりからは、「最近、渡米しそうな気配がまったくないね。」とか「もう引退したんでしょ?」とかささやかれており、自身が放つ“オーラ”にもまったく勢いがありません。
そこで、何か変えなくてはと思い悩んだ結果、やはり「現場」に戻ろうということで固まりました。
たとえ投げれなくても、球団フロントの手伝いだったり、グラウンドの整備係だったり、清掃員だったり、ユニフォームの洗濯係だったり、現場では多くの人が試合を作り上げています。
マウンドに上がれるのが何よりの幸せではありますが、そういった経験もまた選手としての質を高める良い機会だと思います。
そして、何よりも、『清掃員がベンチ入りへ』なんて格好いい見出しじゃないですか!?
「ウォルトディズニーピクチャーズ」と「情熱大陸」に売り込みに行きます。
時間を見つけてグラウンドを借りて、こっそり練習しながらケガ人が出るのを待てば、チャンスはあるかもしれません。
日本でリハビリ生活を送る方が何不自由なく進めますが、不自由ない生活なんてぼくのキャラクターにも合いませんしね。
やはり、チャンスを掴むには、まずは近くにお引き寄せないと!
それには、やはり、現場です。
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