Embodies
先日、トレーニングを見てもらっている三沢さんとお話しさせてもらい、今後のリハビリ方針について再確認しました。
原因不明の首痛やその他の張りは、今のローテーションがぎりぎりのラインを示しているということを教えてもらいました。
普段の投球では、意外に余裕でしっかりとしたフォームで投げれていると思いがちですが、やはり、体は正直です。
まだまだぎこちないし、体への負担も大きく、思わぬところに違和感や痛みが出てしまいます。
病み上がりこそ最大のケアをしてあげないと行けないなと肝に命じました。
ただ、下半身に関しては何の心配もなく、何をしても構わないとお墨付きをもらいました。
やはり、ジャパニーズ・スタイルのピッチングにおいて、下半身はもっとも重要なポイントです。
そして、下半身強化といえば、ウェイトトレーニングや創意工夫を凝らした強化メニューもさることながら、やはり基本は走り込みです。
だったら、「徹底的に行こう!」ということで、更なるステップアップを目指してシニアのグラウンドまでの往復にチャレンジしました。
距離は、海老名市から相模原市までの全長23km。
通い始めたころは自転車でもきついと感じましたが、今ではすっかり慣れたので「走りでも行けるだろう。」と思ったのが甘かったです。
なかなか普段の練習ではここまで走らないし、あまり気にならない傾斜や距離がとてつもなく長く感じるし、マックやラーメン屋さんがおいしい匂いをプンプンさせてるし、何度も心が揺らぎました。
でも、誰もやろうとしないことに挑戦するのがぼくのスタイルだし、何よりも子どもたちに“体現”することがぼくのチームにおける使命だと思っています。
常識的に見れば、ぼくだって「あり得ない」とは思うけど、最初から「ない」「できない」ではなく、「できるかもしれない」「できるところまでやってみよう」と思うその一歩が重要なんです。
仮にできなかったとしても、結果なんてものは意外に大したことはなくて、その目標に向かってチャレンジしたそのプロセスや勇気こそが折れそうな“心”を支えてくれるんです。
「疲れてあきらめかけたときこそ強い気持ちで乗り切る!」、そのことを胸に刻んで今日は走りました。
だからこそ、グラウンド到着後に掛けてもらった「バカじゃないの!笑」という言葉は、ぼくにとって最大の褒め言葉でした。
あれで一気に疲れが取れました。
これからも、ぼくは、“口”より“体現”で子どもたちを鼓舞して行きます。
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