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2010年2月24日 (水)

Smile & Shine

Cimg2006_400 公立高校の入試を終え、また新たなアカデミー生が入部して来ました。

「ハートでプレーできる選手ならだれでも受け入れる」、これがY'sアカデミーのモットーです。

上手い下手、大きい小さい、才能のあるなしに関わらず、やる気のある奴の面倒はぼくが最後まで責任をもって見ます。

今回の二人も、そんなハートフルなキッズたちです。

二人とも、それぞれシニアリーグと中学野球部で主将を務めた立派な子です。

当時の状況は知らないけど、元気、ガッツ、返事、挨拶、どれを取ってもチームの模範となっていたんだろうなと思わせる、そんなすばらしい選手たちです。

そういう彼らと一緒に練習できることは、ぼくにとっても非常に楽しく、光栄なことです。

また、彼らは、ぼくが持っていなかった才能を3人とも持ち合わせています。

5段階9教科で評価される彼らの平均スコアは、なんと「41」。ぼくの中学時代が「20」を切っていたことを考えると、まさに驚異的な数字です。

今や、修学旅行も運動会も禁止、みんなが学習塾に行くように、シニアという野球塾でボールだけ追い掛けてろというぼくの常識は完全に失われました。

今は、野球をやるためには勉強もがんばれ、勉強をがんばれる奴は野球もがんばれる、そんな時代です。

彼らと話していると、いろんな意味で勉強になります。入試のことや最近の中学事情のことなど、すっかり詳しくなりました。

学校でもまじめに授業に取り組んだり、積極的に挙手したり、グラウンドの外であってもそういうことをしっかりとできるそうです。

今日も、事情があって中学校のグラウンドをお借りしたのですが、セキュリティの厳しいこの時代に「いい子だからなぁ、彼らに頼まれると断れないだよなぁ‥」、そんな表情でぼくの挨拶に先生は答えてくれました。

やはり、野球選手はそうでないと!その姿勢は、今も昔も変わらない野球の良さだと思います。

彼らが高校野球で活躍する姿が待ちきれません。今日も、活躍を見越して、テレビ中継のリハーサルまでしちゃいました。(笑)

それも、我がアカデミーでは立派な練習の一つです。

これからも、徹底的な個別指導で、Y's-Kidsは突っ走ります!

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2010年2月21日 (日)

E-Senior Opening Day 2010

Cimg6778_400 今日は、臨時ピッチングコーチを務める海老名シニアの2010年シーズン開幕戦でした。

ひさびさ、選手、スタッフ、父母会が一致団結する元気な姿が見れて感激しました。

ここのところ、毎週のようにチームに貢献することができていなかったし、会長さんの言うとおりチーム唯一のピッチングスタッフでもありますから、今日の敗戦には少なからず責任を感じています。

試合中ずっとブルペンに張り付く中で、力になってあげられた場面、ピンチな背中を後押ししてあげられた場面がよくよく考えると随所にありました。

コーチとしての役割と選手としての感性が、少しごちゃ交ぜになってしまったように思えます。反省です。

もちろん、選手自身にもこの敗戦を次回に生かしてもらいたいと思います。

こういう言い方をするとあれですが、“負け”は許します。むしろ、大歓迎です。

しかし、“失敗”は認めなければなりません。たしかに、勝てた相手、勝てた試合かもしれませんが、それを取り損ねたミスは彼ら自身にあります。

それを生かすか生かさぬかで、夏は決まってくるでしょう!彼らならやれます。

今日は、子どもたちの元気なプレーと後輩の元気な応援を聞いて、たくさんのエネルギーをもらいました。

そのエネルギーを糧に、厚木市飯山のグラウンドから海老名の家まで、今日も気合の帰宅ランです。

相当遠いイメージがあったのですが、結局1時間足らずでゴールしてしまい、何だか物足りなさを感じています。

おそらく、調子がいい証拠なんだと解釈しています。

途中、地元の少年野球チームの試合に気を取られ、立ち入り禁止のチェーンに突っ込んでしまいました。

ケガだけは気をつけないと行けません。

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2010年2月17日 (水)

Aim For The World!

Cimg3980_400 先日、元チームメイトと話す機会がありました。

テレビ電話を通して、日焼けした赤ら顔の表情を見ていると、野球は休まず動き続けているんだなと感じました。

こちらはというと、今日も雪の中をランニングして帰宅しました。まさに、冬まっただ中です。

こちらにいると、とてもPlay Ballなんていう気分にはなれません。ぼくは、まだまだリハビリの身ですから、オフシーズンのまっただ中という感じです。

しかし、そうも言ってられない時期になってきました。もうまもなく春が来ます。

今シーズンのチーム探しに向けて、ぼくの契約交渉はまた進み始めています。

電話で話したというのも、彼から新たなチームに対する推薦状をもらう必要があったからなんです。

実は、以前のぼくには、純アメリカチームでプレーしたいという強いこだわりがありました。

それは、メジャーリーグ、アメリカン“DREAM”といった単純なものから、日本野球への抵抗や逃避といったものでもありました。

これまで渡り歩いた5チームの中で、日本人がいたのは、最初の侍・ベアーズただひとつです。

しかし、散々言われてきた通り、ぼくはチームを選べる身ではありません。実績、実力充分のスパースターとは、似ても似つかない世界に暮らしています。

ですから、彼らの真似をしてもぼくらは成功できません。彼らができないことをして、彼らが住む世界の扉をこじ開けなければならないんです。

この推薦状を送る先は、イタリア半島中部に位置する世界最古の共和国“サンマリノ”。

イタリア・セリエAに属するれっきとしたプロ野球チームです。

みなさんにとっては、F1サンマリノGP、または、もちろんサッカーのセリエAの方がイメージし安いかもしれません。

野球のセリエA??、ぼくも最初は戸惑いました。

でも、世界で下から5番目に小さなこの国にもBASEBALLはあります。

「Play Ballは世界の合言葉」ですから。。知人から教えてもらったすばらしい言葉です。

あらゆる可能性を探って、あらゆるチャンスを求めて、それが世界のどこであってもぼくは行きます。

人生の“夢”は、手を伸ばさないと掴めません。

チャンスも同じ、どんなに可能性が低くても手を伸ばすことが重要なんです。

それが、世界のどこであっても変わることはありません。

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2010年2月12日 (金)

with Y's-Kids

Cimg1953_400 ここ最近、アカデミー生と練習する機会が増え、キャッチボールの質も壁当てに比べると格段に良くなりました。

とくに、ボールの軌道やコントロール、相手の手に伝わる感触等を確認できるのが贅沢です。

最近の状態を自分で考察する限り、投球を再開した去年の年末に比べると少し停滞ぎみかなと感じています。

テイクバックの違和感というピンポイントのストレスは大幅に軽減されましたが、全体的な肩周り周辺の違和感は漠然と残ります。

日常的な感覚としては、もう十分スムーズに投げれるだろうという程度まで回復しましたが、実際にボールを投げてみると以前堅苦しい状態です。

距離も、15m前後まで伸びましたが、それ以上になると余計な力が入り堅苦しい動きになってしまいます。

首の違和感も依然残ったままです。

ぼくの見解としては、このキャッチボールはスピードや飛距離を伸ばすというよりも「ほぐし」をテーマに掲げているので、なるべく大きくゆったりとリラックスするよう心がけています。

ついついテンションが上がり本能が目覚めてしまいますが、まだまだ安定期ではないことを忘れては行けません。

このような手術をした場合、投球再開時の痛みの再発が一番恐怖であり、危険が増す時期でもあります。

ただ、ストレッチ感も筋肉をほぐすには大切な要素ですので、やはり10m前後は離れ、少し低めの軌道で遠心力をつけるようにしています。

中1日、2日で60球という球数制限は、ぼくにとっては適切です。

球数制限のお陰もあり、こんなに丁寧に、大切に一球一球を投じることができるというのは重要なことです。

ピッチャーにとっては絶対に忘れてはいけないことですし、この反復練習が試合での“一球入魂”を生み出すものなんだなと実感しています。

キャッチボールは、形式ではないし、ウォーミングアップでもありません。

「早くよくなりたい、もっといい球が投げたい」、そう思いながらボールに“魂”を込める、それを相手に伝える作業なんですね。

最近、自分スタイルのキャッチボールというものができつつあります。

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2010年2月 7日 (日)

My Boy

Cimg1925_400_4 今日は、「Y'sアカデミー」いちの悩めるお調子者と一緒に汗を流してきました。

彼も、ぼくと同じように手術を受け、リハビリまっただ中の高校球児です。

ぼくを“サプライズ”させるために、一言も相談や報告なく大事な手術を決行したのがお調子者たる由縁であり、彼の最大の武器です。

そんな彼も、術後1ヵ月が経ち、体が思うように動かず、今まで感じたことのないような痛みに苦しみ、仲間からも遅れ、チームからも必要とされない、そんな自暴自棄に陥る時期です。

「人生に障害があるかもしれない‥」とか「これからどう生きて行けばいいかわからない‥」とか、悲観的な言葉や寂しげな表情が印象的でした。

ぼくも苦しかった。だから、彼の気持ちはよくわかります。

今まで当たり前のようにできていたことがそうでなくなるということが如何に辛いか、当たり前のことが当たり前のようにできることが如何に幸せなことか、なって初めてわかると言ったらそれまでです。

でも、ここで逃げたら“まけ犬”です。

辛くて心が折れそうなときこそ、強い精神力で乗り切らなければなりません。

そのためには、とにかく踏ん張ることです。膝をついたり手をついたり、体が折れれば心も折れます。

だから、ぼくのトレーニングメニューは、いつも走ってばかりなんです。膝に手をつくことも許しません。

辛いときに踏ん張るのは“足”です。手を使って逆立ちはしません。

辛いとき、いざというときに助けてくれるのは足なんです。どんなに打たれても、立ち続けていれば奇跡は起こります。

なぜ、彼は手術をしたのか?

いろいろと思うことはあるだろうけど、やはり、野球が好き、野球が上手くなりたいという気持ちが彼を突き動かしたんだと思います。

だから、彼ならできます。できると信じています。

ちなみに、ぼくの術後1ヵ月と言えば、ストレッチ10種目に筋力トレーニング、ジムに入会してプールに自転車と焦りまくっていました。 笑

あれだけ、「焦らず」と忠告されていたのに‥。

ぼくよりは早く復帰できるでしょう。そんな気がしています。

いずれにしても、今日はいい練習ができました。彼にとっても、いい気分転換になったと思います。

こんなに早く経験を生かせる場が来るとは、ある意味驚かされました。

やはり、アカデミー生は特別ですから、これからも全面バックアップでサポートして行きます。

活躍してもらわなきゃしょうがないですからね!

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2010年2月 1日 (月)

Knock the Door

Cimg1859_400 今年も、Y'sアカデミーにこの季節がやってきた。

ボールキッズにとってこの季節は、別れのときであり、旅立ちのとき。

お世話になったチームを離れ、学校も少なくなり、新たな“夢”に向かって自主トレに励む。そんな孤独な時期でもある。

ボールキッズにとって、まさに「フリーエージェント」と言えるのがこの時期だ。

ある意味で、選手にとってチームとは、自分を甘やかしてくれる心地の良い場所である。

環境を与えてくれ、道具を与えてくれ、チャンスを与えてくれる。

監督やコーチという存在、集合時間や試合開始時間という決まりが、拘束力を与えてくれる。

だから、やらなきゃ、行かなきゃと自然に歩みを進めることができる。

それに対して、フリーエージェントは、読んで字のごとく“自由人”のことである。

練習をサボっても手を抜いても、誰にも怒られないし咎められることもない。

気分が乗らなきゃサボれば良いし、ゲームしたって遊びに行ったって自由である。

その代わり、全責任を負わなければならないのがフリーエージェントの宿命である。

進学した先で、初打席、初マウンドで、使えるか使えないかの揮いに掛けられたとき、「あぁ、あの時やっとけばよかった‥」と悔やんでももう遅い。

この時期に、長所を伸ばし短所を補い、自主性を育んだ者が勝つ。そうぼくは信じている。

体がデカいとか才能があるとか、そんな先天的なものに今さらあがいてももうどうしようもない。

そういう意味で、今日の彼の存在は光り輝いていた。

12人目のアカデミー生として門を叩いた彼は、とにかく小さい。150cmあるのかどうか、とてもこれから高校野球に進むとは思えない子だ。

しかし、彼は、全国大会に出場したレベルのクラブチームでしっかり3年間やり抜いた。

レギュラーこそ手が届かなかったものの、大きなケガもなく無事卒団した。

お母さんの心配も伺っていただけに、その卒団には何か特別な価値があるように思える。

そして、また、懲りずに高校野球に挑戦し、今日、自らY'sアカデミーの門を叩いてきた。

自主トレといえば、万年フリーエージェントのこのぼくの出番である。

これまで培った技術や経験とともに、自主トレとは何ぞやというところからその極意や心構え、孤独に耐えられる強い精神力まで、彼を伸ばす引き出しはたくさんある。

今日は、あいにくの悪天候だったが、強引に自転車を走らせ空いてる場所を探し、使えるスペースを見つけ、環境を自ら作り出す極意を体感させた。

そして、やはり願いは届き、近場で、無料で、今まで知らなかった素晴らしい施設を発見することができた。

そして、二人で、やることは一つ。とにかく、全力疾走した。

彼からもらった3つの願いが書かれた手紙は、ぼくも常に見えるところに貼っておいた。

一度にして良い願い事は、3つまでと聞いたことがある。

これなら叶うと確信した。

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