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2010年3月26日 (金)

San Marino Negotiations

Cimg5439_400 今日、イタリア・サンマリノとの契約交渉をお願いしている元チームメイトから連絡があり、「依然、検討中である」旨のメールをもらいました。

日本からアメリカを経由してイタリアという3ヶ国に渡った交渉は、言葉や時差という難しさからコミュニケーション不足が続いているそうです。

もちろん、それ依然にぼくの肩の状態が何よりも検討課題であることは言うまでもありません。

日々良くなっていることは本当にうれしいことなのですが、その歩幅は非常に狭く、なかなか一夜にして劇的な変化というようには行きません。

しかし、お陰さまで痛みはなく、キャッチボールの機会にも恵まれており、本当に気持ち良く野球ができています。

2005年は侍・ベアーズ、2006年はカナダ、2007年はフローレンスとアンダーソン、2008年は日本、2009年はアリゾナ。

そして、2010年はどこで野球ができるのか‥?

関係者の方々には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、結論を出すにはもう少し時間が掛かりそうです。

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2010年3月20日 (土)

Moving on

Cimg9765_400 学校説明会に制服寸法、1学期に向けての春季講習と、今年度のY'sアカデミーもいよいよ終盤戦に突入しました。

「1年夏にベンチ入り」という高い目標を掲げ、ほぼ毎日のようにトレーニングを積んでいます。

また、友だちから友だちへと輪も広がり、また一人二人と新たな選手がY'sアカデミーの門を叩いています。

中には、シニアリーグで全国大会に出場した者から中学で初めて野球をやった者、まだ高校野球への決心がつかない者までおり、多彩な境遇や価値観の中でみんなが協力し合って個々の課題を克服しようとする、これが個別指導のユニークな点だと思います。

今年のY's-Kidsは、とくに人数が多く、また個性派が多数集まっており、自分の身近なところにもこんなに多くの“FUTURE BOYZ”がまだ眠っていたのかと驚かされています。

たしかに、彼らは少年野球やクラブチーム出身者からすると技術的にすごく劣っているけど、ハートは全然負けていません。

ある意味、ぼくは彼らを子ども扱いし「きつかったら休んでいいよ。」とか「疲れてそうだから明日は休みな。」と甘い言葉を掛けるのですが、彼らは今にも倒れそうな顔で必死に喰らいつき、ぼくが顔を見せる前にはひとり黙々と昨日の課題に取り組んでいたりする強さを持っています。

そんな姿を、他の選手たちは決して“笑う”ことなく、“脅威”に感じてほしい。そして、一緒に練習できることをお互いが感謝し、誇りに思い、切磋琢磨してほしいと思います。

ぼくも、彼らと同じグラウンドに立てることを誇りに思います。

野球をやっていなければ決して出会うことがなかったであろう巡り合わせにも感謝しています。

実際、先日突然入ってきた子は、ぼくが住む家の隣の隣に住んでいました。そんな近くに住んでいても、一度も顔を合わせたことはありませんでした。

また、ぼくが練習しているところを見掛けたことがあったとか、同じところで練習してたとか、知らないところでの共通点もたくさんあります。

ぼく自身も、もっともっとコミュニケーションを取り、近いうちに紹介できればと思います。

一方で、ヘッドコーチのぼくはというと、彼らのエネルギーに圧倒されっ放しで、入れ替わり立ち替わりの練習オファーに毎日グラウンドへ駆り出されています。

彼らにもすっかりお馴染みになった「三沢ラン」も彼らのスピードには到底敵わず、仕舞には「ふざけてるんすか!」と笑われる始末で、何とも不甲斐ない屈辱を味わわされています。

しかし、ぼくも、もちろん全力で日々トレーニングに励んでいます。彼らのエネルギーも頂戴しながら、肩の調整に余念がありません。

お陰さまで依然痛みは出ず、調子の良いときは3連投してみたりテンションを変えてみたりして、変化や回復具合の程度を測っています。

しかし、1日30球という球数制限は崩していません。もっと投げれる、もっと投げたいという気持ちは強くありますが、今の良いコンディションからすれば適切な数字だと思います。

引き続き、焦らず丁寧にリハビリを続け、ぼくも彼らと同じように新たな春が迎えられるよう努力して行きます。

彼らと同じフィールドで勝負できる日が来るまで、ぼくも辞めるわけには行きませんからね。

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2010年3月14日 (日)

Plus One

Cimg9579avi_000008975_400Y'sアカデミーに、また新たな選手が加わりました。

市内の少年野球チームではキャプテンを務め、中学ではリードオフマンとして活躍しました。

今のアカデミー生の中でも一番センスがあり、教えることがあまり見つからない程です。

あとは、練習の中で今よりもっと走れるようになって成長ホルモンを呼び覚まし、下半身もたっぷり鍛えてやれば、高校でも十分勝負できると思います。

彼らは先週ぶじ卒業式を終え、もう中学生ではありません。高校球児としての戦いがすでに始まっています。

それを充分に認識して、これからはもっともっと本気で自主練に取り組まなければいけません。

とくに、彼のような軟式出身者は、硬式経験者に比べて感覚や経験といったところで明らかにマイナススタートです。

それだけで、入部と同時にベンチ入りとボール拾いに振り分けられるようなことだって珍しくはありません。

むしろ、当然かもしれません。なぜなら、今の彼が感じているボールの重さやバットの感触、バウンドの違いなど、クラブチームの選手は早ければ小6にはもうその違いを認識しています。

そして、そこから何千球、何万球というボールを受け、打ち返しています。

しかし、だからと言って完全に“ノーチャンス”かと言えばそうではないのが、またこの時期のおもしろいところでもあるのではないでしょうか。

ぼくの経験談から推測するに、意外に硬式出身者の中には燃え尽き症候群的な選手が多いような気がします。

毎日のように厳しい練習に明け暮れていたこともあり、引退したら遊びたい、練習したくないという選手が意外に多いです。

そこで、油断している硬式経験者に追いつけ追い越せで今歯を食いしばって辛い練習に耐えることの意味が、高校へ行ってから証明されるはずです。

それが、Y'sアカデミーのカラーでもある“ハイエナ魂”です。

もともと、生まれつきの大きな才能や恵まれた体格を持ち合わせ、意識も高く“エリート”路線まっしぐらの選手と同じ意識や行動を取っても、なかなか実を結ばないのがぼくら“ストリート”の連中です。

背が小さいとか線が細いとか、はたまたセンスがないんじゃないかとか、ぼくも未だに毎日のように言われています。

でも、それでも“ノーチャンス”ではないのが野球のおもしろさのひとつです。

「背が小さくたって才能がなくたって、ストリートなりのアプローチを取れば、いつかエリートと肩を並べられるときが来る。」

そう信じて、今、陰でグラウンドを転々としながら地味に泥臭くがんばることが、高校野球での華々しい活躍につながるのだと思います。

でっかい奴等と同じ打球なんかいらないんです。遠くに飛ばなくたっていいんです。

自分にできることをすればいい。

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2010年3月11日 (木)

Just a Little Bit

Cimg2162_400 最近、右肩の筋力が若干ではありますが回復したように思います。

シャワーのノズルを取るときやクローゼットから洋服を取るときなど、なかなか重量に耐えられず本来不必要な筋肉を動員してしまっていたのですが、最近は片手で以前のような感覚で行えるようになりました。

また、以前は大きく筋肉をほぐすように行っていたキャッチボールも、最近はより本来のフォームに近づけて投げれるようになりました。

今まではフォームよりほぐしに重点を置いていたのが、フォーム+ほぐしでより本来の感覚に近づけるようになっています。

それと、ずっと痛めていた首の痛みも完全になくなりました。

接骨院の治療ですごくよくなる分知らず知らずのうちに体を酷使していたところがあるのかなと思い、逆に通院を止めて痛みと付き合うことで上手な負荷の掛け方を試してみました。

因果関係は分かりませんが、今はすごくいい状態にあります。

長いようで、まだ投球を再開して3ヵ月弱。いろいろな面でコンディションの変化を感じています。

これからもっともっと暖かくなることを期待して、焦らずゆっくり丁寧に、丹精込めてリハビリして行きます。

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2010年3月 5日 (金)

Welcome Home

19659_310161228378_672488378_353342 皮肉にも、アメリカから「Good News!!」という名のメールが届きました。

臨時代理人として動いてくれている元チームメイトが、イタリアのスカウトと話したことを報告してくれたものです。

もちろん、即契約合意には至りませんが、非常に前向きな回答を得てくれたそうです。

しかし、ぼくの中にはまだ迷いがあります。

行くべきか、残るべきか?

明確な回答が出せていません。

シーズン開幕まで残り1ヵ月。リハビリは焦らず慎重に、しかし、自らの進むべき道に迷っている暇はありません。

お世話になっている方々のアドバイスを真摯に受け止め、自分自身のために後悔のない最良の選択をして行きたいと思います。

ところで、そんな元チームメイトと突然の再会をアレンジしてくれたのが、今日の写真にある後輩の日本人“冬馬くん”です。

彼が、今日、2ヵ月のアメリカ武者修行を終え、ぶじ帰国しました。

行くときはどうなることかと思いましたが、また少し大きくなったような気がします。

彼とは、年齢もポジションも境遇も大きく異なりますが、同じ異国の地でがんばる日本人として互いに刺激し合える良いライバルでもあります。

すぐにまた仙台に帰る途中の短い滞在ですが、たくさんの土産話しを聞いていろいろと勉強させてもらいました。

そして、何よりも素晴らしい仲間や家族に出会えたということで、それが今のぼくにとっては一番の励みになります。

そんな思い出の一枚をみなさんにも見て頂きたいと思い、今日は掲載させてもらいました。

もちろん、肝心のお土産もたくさん持って帰ってきてもらいました。

たくさんの仲間ができると、お互い国際郵便係としても協力し合えて非常に助かります。

これまでは迎えられるのが当然の立場から、今日は迎える立場に。。

何だか複雑な心境ですが、これも新たな経験と試練として受け入れてこその前進です。

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2010年3月 1日 (月)

Look for The Future

Dscn1362_400三沢さんから電話をもらうたびに、自分の力不足を痛感する。

三沢さんから電話をもらうたびに、ぼくの進路は軌道修正される。

ぼくの悪い癖は、どうしても先を見据えたプランニングができないこと。1ヵ月先、1年先、10年先にどうしたいか、それを見据えて今を生きることができない。

今を一生懸命生きることは自信をもってできる。目の前に立ちはだかる壁に立ち向かうことにも絶対の自信がある。

しかし、なぜか今やるべきことに集中しすぎて、先が見えなくなってしまう。

だから、一昨年、はじめて二人でミーティングをしたとき、ぼくのプランニングの一切を三沢さんに託した。

もちろん、ぼくもそうできるよう努力するけど、ぼくの挑戦はひとりで何とかなるというものでもないから、至らないところは三沢さんにお任せし、少しだけ甘えさせてもらうことにした。

だから、三沢さんから電話をもらうたびに、「またやってしまった‥。なんで気づかなかったんだろう‥。」と不甲斐なさを痛感する。

もう2年以上も、まともにシーズンに参加していない。あの炎天下、芝の匂い、マウンドの緊張感、どれも懐かしさすら感じられる。

だから、どうしても現場に戻りたい、はやく海を渡りたい、その気持ちが先行してしまう。

仲間の活躍を聞いて、テレビでニュースを見て、居ても立ってもいられなくなる。

“完治”させずに海を渡ることがどういうことか、どれだけのリスクがあるか、納得の行く説明はできなかった。

それだけ、今が恵まれた環境にある。そのことを忘れてはいけない。

そして、とにかく焦ってはいけない。何度も何度も言ってるけど、焦ってはいけない。焦ってはいけないんだ、絶対に‥。

まともに投げれるようになるには、あと2年はかかる。現状維持ではなく、パワーアップのために手術したんだから、そのぐらいは覚悟しなければならない。

今リハビリを見てくれている人たちにも、チーム探しに協力してくれている人たちにも、失礼のないよう責任をもって行動しなければいけない。

こんなところでは終われないんだから、今の感情だけに左右されずに、先を見据えた行動が今求められる。

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