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2010年4月10日 (土)

Stay Here

Cimg4589_400 なんだかんだしているうちに、いつの間にかあの手術から1年が経過していた。

そういえば、先日、ふと読み返した恩師からのメールにこんな言葉があった。

“IT IS A LONG SLOW PROCESS”

ぼくにとっては本当に初めての手術だったから、術後のリハビリについてもっとも大切なことは何かと恩師に質問をしたときの文章である。

当時は、まだ日常生活もままならず、左手一本でキーボードを打ち何とか完成させたのを今では懐かしく思う。

そして、恩師から返ってきたメールの最後に、ひっそりとしたたたずまいで並んでいたのがこの一文だった。

当時は、まさかこんなに時間が掛かるなんて思ってもみなかった。

まさか、こんなに大変なものだとは想像もしていなかった。

だから、この大切な大切な言葉を見逃していたんだと思う。

この言葉は、まさにぼくのリハビリを象徴している。そして、奇跡の復活を遂げたすべてのアスリートが経験しているはずである。

もちろん、ぼくの恩師も経験した。何度も何度も経験したから、最後にこの言葉を付け加えたんだと思う。

間違いなく、アメリカで一番ぼくの復活を願ってくれている人だ。そして、日本にもそう願ってくれている人たちがいる。

たとえ、それが一人でも二人でも、ぼくはその人たちにまたマウンドに上がる姿を見せたい。

先日、日本にいる大切な恩人に電話をした。

今シーズンはどうするべきか‥?

もう、心は決まっていた。肩のこと、選手としてのことを考えると、選択肢は他にはなかった。

ただ、もう一押し、ぼくの背中を押してくれる一言が欲しかった。

正直、少し残念な気持ちはあるけど、これが間違いなく“BEST”。後悔の余地はない。

今日、チーム探しに協力してくれた恩師と元チームメイトに、報告とお礼のメールを打った。

これからも日本でリハビリを続けるけど、「絶対に戻ります!」と復活を誓った。

たしかに、“LONG”で“SLOW”なプロセスだけど、今はしっかりと2本の手でキーボードを打っている。

それもそれでひとつの進歩なんだと、がんばっている右肩に声を掛けてやるのを最近忘れていた。

こうやって野球ができるのも、この健康な体とみんなのお陰なんだと。。

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