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2010年8月 2日 (月)

Ideal

37_400 最近、気温が一段と上昇し、肩の状態も一段と上向いてきました。

ふと気づくと、遠投は30m以上、短い距離でもより本来の投げ方に近いフォームで投げれるようになりました。

もちろん、今後一生のお付き合いになるであろう痛みの再発は、未だにありません。

実は、手術する以前の数年は、本来の投球フォームで思うような球を投げることができなくなっていました。

昔は、肩を痛めたらサイドスローというような言われ方もされていたようですが、実は腕の角度を下げれば下げるほど肩への負担は大きくなります。

常に痛みを抱えていた影響で思いきり腕を下げることができず、痛みが出ないよう「ゼロポジション」と言われる斜め45°の角度から不本意な投球を続けていました。

アメリカの恩師からも、手術前最後のシーズンでは「おれが最初に見たお前のフォームはこんなんじゃなかった。」と期待を裏切るような投げ方をしていました。

それが今、昔のようにしっかりと腰を屈めサイドから腕を振れるようになりました。

まだまだぎこちなさは残りますが、ぼくにとってはひとつの区切りとして非常に嬉しく思っています。

ところで、このゼロポジションというのは、ぼくのピッチングスタイルにとっては不本意ではありますが、野球の本では基本中の基本とされる正しい投球フォームです。

肩や肘の筋肉が均等に伸ばされ、もっとも負担の掛からない角度として野手や本格派の投手には必須であると考えられています。

今日、ぼくがレッスンをした生徒は、やはり肘が下がり肩の後ろ側を慢性的に痛めていました。

ぼくの経験から言うと、まずは痛みを取り除くことが先決です。痛みを取らなければ何もできません。

痛みが取れたら、次はストレッチで柔軟性を高め、より理想とされる高さに肘を上げて行きます。これにはいろいろなアプローチの仕方があるので、楽しみながらでもすぐに上達するでしょう。

投げるにしても打つにしても、やはり選手にとってはこれだという自分自身の理想とするフォームを誰しもがもっているはずです。

コーチのアドバイスや無駄な部分をそぎ落として上手くなって行くものですが、投げ方においてはとくに、赤ちゃんでもおもちゃを放り投げるぐらい本能的に備わっている部分が大きいですから、やはり自分の頭で描く投球フォームは大事にして行きたいと思っています。

そうやって投げた球は、それはそれは遠くに早く、元気よく飛んでい行くものです。

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