RubberArm is Back.
◆術後ブルペン3回目 http://www.youtube.com/watch?v=lw-9oox4EUc
◆2009年 手術直前 http://www.youtube.com/watch?v=RCAf-JHrzLM
◆2007年 好調維持 http://www.youtube.com/watch?v=A3gFhd4vWpg
ちょうど、昨日、2006年から撮りためたピッチングビデオを見返して、その変化に奇跡を見た。
術後のリハビリを終え、ようやくグラウンドへ戻ったのが2009年のXmas。
これまでに投げたボールの数は、6000球を越えた。
走りに走った三沢ランの数も、2300本に達した。
ぼくが掲げる一大プロジェクト“進化の手術”は、ここに来て少しずつ実を結びはじめている。
マイナスをゼロに戻す手術ではなく、プラスをプラスαに変えるための手術。
痛みに耐えた手術は、ぼくに連投する力を与えてくれた。
一度ブルペンに入ると1週間は休息が必要だった炎症がなくなり、今では最大3連投までなんの違和感もなく投げれるようになった。
これまでに投げたボールの数は、肩まわりの筋力を力強く、そして柔らかくしてくれた。
今まで、痛みの恐怖から力を失っていた手首のリリースが戻り、最後の最後でボールを押し出す力強さが戻った。
走りに走った三沢ランの数は、ぼくのピッチングを大きくしてくれた。
先日の三沢トレーニングで、走る歩幅が広くなっていることを指摘され、走り込み=下半身強化という先入観がなくなった。
ストライド走法によって投球幅は176cmから190cmに広がり、後ろに残りがちだったかつての投球フォームは前へ大きく躍動した。
残りの課題としてぼくが掲げるのは、30球以降極端に落ちる筋持久力の回復と肘をもう少し下げて投げる理想の投球フォームの実現である。
今日の三沢トレーニングでは、その点の解決策を助言して頂き、これまでの成果から結果が出るのは時間の問題だろう。
痛みを取り除くだけの手術であればマイナスをゼロに戻すという表現になるだろうが、手術前、ましてや状態が悪くない時期であっても治らなかったことが今になって良くなっている。
これこそ、まさに、“進化のための手術”。
ぼくのE-mailアドレスやペンネームで使われる「RubberArm」という言葉には、柔軟性に富んで柔らかく、すべての衝撃を吸収して弾き返すゴムのような腕という意味がある。
毎日ブルペンに入り、休まず投げ続けるリリーフピッチャーに対する賛辞であり、恩師キャッシュ・ビーチャムがぼくを形容するために用いたお気に入りのニックネームでもある。
この手術を完全に証明するために、ぼくは意地でも突き進む。
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コメント
頑張れ落合さん。
今日僕は5時から走ってきたよ(^^♪
少しでも時差を感じさせないようにね。笑
またコナミから連絡します。
また、キャッチボールしたい♡♡チュッ
ちなみに頑張れって言葉好きですか?
人によって嫌いな人ますから。ちなみに僕は嫌いではありません。
あとね
是非安田美沙子のブログ見てください。
ものすごく勉強になります。走っている時みんなが味方。風や景色すべてが私の味方。って($・・)/~~~
すごいなぁ。
落合さんに刺激もらってるから僕も頑張れます。でもこれだけは、give and take が成り立ってなくてごめんなさい。僕はもらってばっか。並みの人間。でも落合さんに会えなかったらこんなことも思わなかったな、いや思えなかった。これからもいろいろ教えてください。落合さんからしたただのバイトの後輩にしかすぎないけど。笑
寒いし体調には気をつけましょう\(^o^)/
もとむ
投稿: | 2010年12月 5日 (日) 10時14分
TAKEなくしてGIVEはなしだな!
この間の走りは本当に楽しかったよ。足音ひとつしない後ろからのプレッシャーは、おれにあのスピードで走る力を与えてくれたからね。。
恥ずかしながら、あの距離で筋肉痛になったのは生まれて初めてです‥。
目指せ3時間台、世界に羽ばたけ!うちなんちゅ
投稿: Yoh | 2010年12月 5日 (日) 14時09分