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2011年12月29日 (木)

Y's Academy 2011 Completed

Cimg2127_400 最近、都内全域を駆け回る中で、信号待ちの電動自転車にあっという間に先を越されることがよくあります。

まるで自分の人生を表しているかのようだといつも思いながら、それでも絶対にギアを下げることはしません。

きっとこの踏ん張りが将来の糧になる、絶対にこの先で追いつけるときが来る、そう自分に言い聞かせ日々下半身強化のために自転車をこぎ続けています。

そんな中で、本日『Y's ACADEMY 2011』のすべてのレッスンを無事終了しました。

去年より本格的に始動したスポーツインストラクターの仕事も今年は延113本のレッスンを担当し、去年の22本にくらべ飛躍的に増加しました。

また、それにともない、指導方法や指導理念も確固たるものとなり、多くの子どもたちの技術力向上やスポーツに対する情熱の大きさを目の当たりにしてきました。

しかし、現役選手であることの誇りは決して忘れることはありません。

現在は、Y'sアカデミーの拡大にともないアルバイトをする必要がなくなり、一日のほぼすべてをトレーニングに費やしています。

かつては、スポンサー探しに奔走し、毎晩手紙を書くなどして企業にスポンサー契約のお願いをしてまわりましたが、やはり現実はそう甘くはありませんでした。

結局のところ、スポンサーの手が上がるのを指をくわえて待つだけであり、アルバイトに一日の大半を仕方なく費やすのがお決まりとなっていました。

しかし、現在は、これまで培った知識と経験をすべて提供し生活の基盤を築き、そこでの指導で得た子どもたちの大きなエネルギーを糧にさらなる知識と経験の習得を目指す『経験のリサイクルビジネス』を考案しました。

リタイアしてからその知識や経験を小出しにしてゆくのではなく、現役の段階で一端すべての知識や経験を提供し、その還元を得た子どもたちの新たなエネルギーを吸収してさらなる高みを目指す、どん底まで落ちたぼくだからこそできた方法です。

ただぼくの“夢”を買ってくださいというのでは都合が良すぎるし、黙ってでも企業が大金を積んでくれるほど大きな才能を持ち合わせてはいません。

確かに、突然仏様のような人間が現れることを信じて企業や個人にコンタクトを取り続けるのも大事なことですが、その確立は恐らくほとんどの選手が20代を最後に引退してゆくことに裏付けられていると思います。

30歳を節目に引退をしてゆく海外プレーヤーのかつてのシナリオはもうおしまいで、これぞアメリカを目指すY'sキッズたちのあるべき形であると手本を示す段階に来ています。

「こんなに子どもたちの元気や勇気をもらっているのだから、早くマウンドに戻りたい」、今はただそれだけがぼくの願いです。

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2011年12月25日 (日)

We ♥ SPORTS

Dsc_0231_400 現在、TBSで毎週月曜日よる7時から放送されている『炎の体育会TV』に、撮影補助役として参加しています。

来週26日よる6:30から、年末特番として炎の7番勝負スペシャルが放送されます。

ぼくも実際にフィンスイミングと100mハードルの現場に立ち会い、肌でトップアスリートのスピードや芸人さんの底力を感じてきました。

スポーツを愛するみなさんにぜひお勧めの番組です。どうぞご覧ください!

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2011年12月21日 (水)

The Light and Shadow

Avi_000224991_400 先月収録に参加した関ジャニ8さんの新曲『もんじゃい・ビート』のプロモーションビデオがこの度リリースされました。

この収録では、野球選手役が必要ということで、Y'sアカデミーのモデル部門から現役バリバリのアカデミー生を引き連れて参加しましたが、結果的には一日中バックダンサーとして踊り明かすことになりました。

どんなに本気で野球をやろうが、この世界では無意味です。

スポットライトが当たらなければ、中身がだれであろうとユニフォームを着たらそれが野球選手です。実績や経験、情熱の大きさなどこれっぽっちも必要ありません。

この世界に必要なのは、スポットライトのまぶしさに負けない輝きを放つ人間のみです。

『三流道』の行く末に、どんな衣装を身につけても中身が俺なら野球選手だと、だれもが思う人間になりたいと思うだけでした。

野球もさることながら、エンターテイメントの世界には必ず“光”と“影”があります。

『影』という字を調べてみると、そこには「明・暗どうちらにも言う」と注釈が書かれています。

ぼくに今回与えられた役は“暗”、文字どおり日の当らない場所。当然ながら、それが今の力です。

ただ、影の中にも“明”があります。まぶしい程の光が差すからこそできる影、それをみんなは影法師と言います。

その影の大きさが、その人間の証です。大きければ大きいほど、その影は偉大な功績となります。

そう考えれば、今はただ、影に隠れることも悪くはない。どんな状況であっても、ユニフォームを着続けることに大きな意味があるんです。

関ジャニ8さんのニューアルバム『FIGHT』をぜひご覧ください!

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2011年12月14日 (水)

Winners & Losers

Cimg2017_4005/18のブルペンで激しい痛みが再発してから、引退や再手術など最悪の事態が頭をよぎりました。

『やっぱり復活は無理なのか、もう前のようには投げれないのか』、そんなことばかり考える日々が続きました。

今になってトレーニングカレンダーを見返すと、6月のリハビリ欄は一切の空白になっています。その状況は、7月の半ばまで続いていました。

これまで2年以上に渡って積み上げてきたリハビリを、再度一からやり直す気力はぼくにはありませんでした。

現在、そこからなんとか再出発をし、6ヵ月が経ちました。

野球シーズンというのは長くても6ヵ月ですから、このリハビリがどれだけゆっくりと、そして険しい道のりであるのかがわかります。

また、このケガによって何シーズンを棒に振ってきたのか、考えたくもない数字が現実に突きつけられます。

その間、新たなメニューを取り入れ、今までのメニューに改良を加えるなどして、なんとかここまできました。

しかし、その成果がどうしてもスローイングに現れません。リハビリの成果は確実にぼくの体を変えているのに、投げても投げてもそのイメージがボールに反映されません。

『やっぱり復活は無理なのか、もう前のようには投げれないのか』、忘れたくても、考えない振りをしても、どうしてもその言葉が真っ先に頭の中に浮かんでしまいます。

かつて、ぼくが大尊敬する野茂英雄投手も、長い長いリハビリの中で苦しかったことが2回ほどあると語っていました。

それが、リハビリをして徐々に力を入れて行き、ちょっと力を入れるとまた投げれなくなる。そしてまた、一から出直しをするその繰り返しのときだと言います。(Number 714より)

身体的な成果は、プロアスリートであれば比較的容易に実現することができるはずです。

しかし、その成果をボールに伝えられるか、反映できるかが、手術のあとに復活を遂げる者と最後まで思うように投げれず消えて行く者とに分けるのだと思います。

そして、ぼく自身もそのときが来ているのだと感じています。

今までは、ただ投げれるようになればそれで幸せというところから、マウンドで“120%”の投球ができなければ何の意味もないという段階へ来ています。

そんなとき、やはり1本の電話が鳴りました。知ってか知らずか、そんなのはお見通しなのか、5ヵ月以上振りの電話でした。

三沢さんとお話しをする中で、今後のトレーニングのアドバイス、これからの方向性についてしっかりと話し合いをしました。

早速、今日から各地の公園でレッスンに励む傍ら、志願の居残り練習で40Mの遠投を50球行ってきました。

あとはもう、“神”のみぞ知るといった感じです。

とりあえず、年内はこの調子で新たなメニューに励み、“神”いわく、年明けから中旬ぐらいにかけてその変化を感じることになるだろうとのことです。

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2011年12月 7日 (水)

Substitutes For 51

Cimg1885_400 ちょうど一年前の冬、小雪がぱらつくビル群の一角でひとつのCM撮影が行われていました。

この撮影でぼくが担当した役柄が“スタンドイン”という仕事です。役柄といっても、今回はCMに登場するわけではありません。

スタンドインとは、当日現場がスムーズに進行するために事前に演技者の立ち位置や証明の具合を確認し、ロケに出て合成用の撮影などを担当する“ダミー”のような存在です。

ぼくは、この撮影でイチロー選手のスタンドインをさせてもらい、イチロー選手と同じ空間で同じ空気に触れさせてもらいました。

通常、CMなどに出演する場合、出演者は控室が用意され本番のときのみスタジオに入るのが基本です。

しかし、スタンドインはその演技者がスポットライトを浴びる寸前まで同じライトを代わりに浴びるのが仕事ですから、常に演技者の横に立ちその一挙手一投足を垣間見ることができます。

ぼくはその仕事が決まったとき、イチロー選手がどんなプレーをするのか、どんな立ち振る舞いをするのか、表情や仕草だったりのすべてを吸収してやろうと思いました。

実際のフィールドではないけれど、逆に実際のフィールドではないからこそ、ぼくにしか見れない特別な何かがあるのではないかと思いました。

もしかすると、傍から見ればストーカーのように映ったかもしれません。または、存在自体がありえないゴーストのような役割とも言うことができます。

しかし、どの現場に行っても必ずスタンドインという人がいて、みんな上を目指し、恵まれない環境の中で、いつか自分があのライトを浴びるんだという強い気持ちで自らの役割りに徹しています。

ぼくにとっては、その相手がイチロー選手であったという事実。この世の中に意味のないことなんてないとぼくは信じています。

SMBC日興証券の新CM、世界のイチローだからこそできるカッコいいCM、『世界が動く』篇をどうぞお楽しみください。

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