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2012年3月11日 (日)

The Ultimatum

Cimg2335_400 先日、練習の中ですごくよい感触をつかんだので、背中の張りが完全に取れた旨の報告を三沢トレーナーにしました。

残りは本当にあと一つ、「テイクバックにおける稼動域の回復」です。

ただ、この問題は投球を再開した2年以上前からずっと取り組んできた課題であり、これまでにさまざまなアプローチを試みてきましたが依然変化が見られない深刻な問題でもあります。

ぼくも、この稼動域が戻らなければ絶対にマウンドで120パーセントの全力投球ができないと何度も何度も言ってきました。

そんなことは三沢トレーナーも百も承知で、サポートしてもらって以来初めて厳しい言葉を投げかけられました。

『もし今のメニューで反応が出なければ、限界に近いかもしれない‥』

『限界とまでは言わないが、限りなく限界に近いことは確かだ』

たとえば、三沢トレーナーの技術をもってすれば一時的に稼働域を広げることは容易にできるし、ぼくもこれまでの数々の奇跡的な治療でそれを目の当たりにしてきました。

この言葉の真意は、今後起こるであろうまさかの事態に備えて、海外であっても自ら対応できる自然な状態で回復することが望ましいという意味なんです。

お互い、いつまでもどこまでもずっといっしょにいられるという保証はどこにもありません。

そして、ともに海外の野球界でひとり孤独な挑戦を続けてきた者として、復帰後にどのような状況に置かれるかを熟知しています。

ひとの手を借りて、一時的に、その場しのぎで良くなっても意味がない。そんな意味で“限界に近い”という表現を使ったのだと思います。

いつの間にか、『進化の手術』というこのリハビリ最大のテーマを口にすることがなくなっていました。

今までよりマイナスではだめ、今までと同じでもだめ、今までよりさらに良くなっていないと復活のマウンドが同時に引退のマウンドということも充分に考えられます。

いずれにしても、三沢トレーナーからの限界通告は、どちらに転ぶにせよこのリハビリが最終段階にきていることを意味します。

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