Future Boyz Left Me Again
また一人、未来ある若者がアメリカ野球への挑戦をあきらめた。
4ヶ年計画で挑んだ決意は、わずか8ヶ月という短い期間で挫折へと変わってしまった。
これで何人の若者の挫折を目の当たりにしただろう。みんな遥かにぼくより恵まれた体格や才能を持ち合わせているのに、どうしてみんなあきらめてしまうのか?
ぼくは日頃、人に対して言葉や態度が厳しい人間ではない。しかし、自分が率先して示した行動に対しての期待は非常に大きい。
「この俺にだってできるんだから、お前にできないはずがない」
以前、ある選手の言葉とプレーのギャップに苦い経験があるから、自分は絶対に態度で示そう、自分ができないことは人に要求しないと心に決めた。
大学と野球、仕事と野球、トレーニングと野球、英語と野球。ぼくらは文字通り、野球だけでは食っていけない。
寝ても覚めても野球のことを考え、すべてにおいて両立しなければ未来どころか現実も成り立たない。
結果的に、彼は試合でミスを犯した。そのとき彼は、「やっぱりダメか、これだけやってもダメなら悔いはない」そう感じたらしい。
ぼくはいつも、どんな失敗を何度繰り返しても、「他に方法があるかもしれない、もう少し続ければきっと良くなるかもしれない」そう考える往生際の悪い癖がある。
彼の決断は、ある意味潔かった。彼は20歳そこそこ、ぼくは未だにこんなことをしている。
ぼくの挑戦が吉と出れば、彼の判断は間違っていた。ぼくの挑戦が凶と出れば、彼の判断は正しいのかもしれない。
自分には才能がない、持って生まれた幸運もない、そう認めるのは未来ある若者にはきわめて酷なことかもしれれない。
しかし、そんなものがなくたって、三流道にも“夢”に挑戦する権利はある。そう次の挑戦者に示せるよう、まずはこのぼくが自ら行動を取るしかない。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ストラスバーグ今年やばいっす!笑
また息抜きの時で良いのでキャッチボールやりましょう、肩はつくってあります。~_~
投稿: スティーブ | 2012年8月 3日 (金) 10時08分
お前の肩なら世界に通用するよ!
キャッチボールぜひ頼む。あとは投げ方を覚えろ
投稿: Yoh | 2012年8月 3日 (金) 23時13分