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2012年12月27日 (木)

To Continue Growing

Dsc01246_800 2012年の最後は、富山県での“メディアスポーツシッター”で無事幕を閉じました。

『自分で自分のスポンサーになるプロジェクト』を立ち上げて以来、絶対将来の役に立つと思い、メディアの仕事に力を入れてきました。

アメリカ野球に挑戦した当初は、数々のドキュメンタリー番組に取材の手紙やメールを送りましたが、ことごとく却下されて力の無さを痛感しました。

どうしたらテレビに出れるのか?

そんな中でいただいた裏方の仕事に、これまでの経験を活かせる道を発見しました。

都内に事務所を構えていると、テレビで取り上げられた飲食店が翌日長蛇の列になっている光景をしばしば見かけます。

そして、数ヶ月が経ち、客の心をつかんだ店はリピーターで行列をつくり、メディアの力に翻弄された話題性だけの店は、また以前の姿に戻ります。

私たち“スポーツシッター”の世界においても、あるべき姿はそれだと思います。

1年目に1本しかなかったメディアスポーツシッターも、2012年度は17本の作品をお手伝いさせていただき、着実に成長しています。

あとは、このプロジェクトの頂点に立つ、そもそもスポンサードされる自分自身の復活が待たれるばかりですが、またしても肩の痛みに阻まれ投球困難な状態が続いています。

来年も続くであろうこの果てしないリハビリ生活に、どこまで堪えられるかは自分次第であると、新幹線の待ち時間を利用してひとっ走り鞭をいれてきました。

来年もがんばりますので、本年同様よろしくお願いいたします!

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2012年12月17日 (月)

Playing Triple Role

Img_6718_640 “スポーツシッター”に新たなプロジェクトが始動いたしました。

日頃たくさんの子どもたちと接する中で、「運動はしたいけど、どの競技が合っているのかわからない」「せっかく個人レッスンを受けているのに、練習の成果を発揮する場所がない」、そんな悩みをよく耳にします。

私たちスポーツシッターは、悩みを抱えて助けを求めてきた子どもたちすべてを救うのが使命であると考えています。

ぼく個人のイマジネーションの世界においては、『1+1=3』が正解です。

“三流道”を人生の歩むべき道として選んだからこそ、野球をやってきたから野球、サッカーをやってきたからサッカーでは、1+1=2にしかなりません。

そこで、私たちスポーツシッターは、『TEAM 42(仮)』というオリジナルチームを発足させ、野球・サッカー・バスケットボールを4ヶ月ごとに3シーズンにわけ、1チームで3種目の競技を本格的に学び活動できる非常にユニークなかたちのチームを発足させました。

夏は白球を追いかけ、冬は半ズボンで駆け回り、雨期でも試合の緊張感を味わえる。

現在では、ジュニア期において、ひとりの子どもが複数の運動を行うことが強く奨励されています。

また、世界一のスポーツ大国においては、複数の競技からドラフト指名されたり、プロバスケットボール選手がプロ野球選手へなんていうことも珍しくはありません。

ぼくは以前から、「自分には野球しかない」「野球を取ったらなにも残らない」という言葉が好きではありません。

もちろん、そこには、超一流になれなかったからこそのひがみがたくさん含まれておりますが、未来の子どもたちに対しては、ひとつでも多くの選択肢と可能性を広げてあげたい、そのきっかけを作ってあげたいという願いも多く含まれています。

まだまだ解決すべき課題は多く、見習うべき手本も存在するかどうか定かではありませんが、『小さなことでもパイオニア』精神で具現化していきたいと思います。

選手、指導者を含め、ご興味のある方はぜひぜひラバーアーム42までお問合せください!

【問合せ】 ラバーアーム42

〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1丁目6-7-202 TEL/FAX 03-6416-8037

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2012年12月 7日 (金)

Ashamed To Say

Dsc01162_640 先日、ある高校生から、突然の依頼が舞い込みました。

『パン食い競争の練習がしたい』

秋の体育祭で行われる学年対抗の種目に、エントリーされてしまったとのことでした。

ぼくは最初、不覚にも「パン食い競争?そんな練習いる??」と正直思ってしまいました。

しかし、よくよく話を聞いてみると、「クラウチングスタートがわからない、パンが取れずにあたふたするのが恥ずかしい、チームの足を引っ張りいじめられるのが怖い」、そんな悩みを打ち明けてくれました。

“スポーツシッター”とは、『保護者の支えとなり、子どもの希望となる』をモットーにつくられた、日本で唯一のスポーツインストラクター×ベビーシッターサービスです。

この仕事で出会った子どもたちは、心や体が不自由な子、家庭環境が複雑な子、自分自身に強いコンプレックスを抱えた子など、計り知れない悩みを抱えた子ばかりです。

学校や街のスクールでは教えてくれないこと、家族や友人には相談しづらいことなど、“スポーツシッター”はいつでも相談に乗り、どこへでも伺って笑顔を取り戻します。

結果的に、彼は、1回目の競争で2位、やり直しとなった2回目の競争では見事1位を獲得し、嬉しそうな表情でぼくに話をしてくれました。

努力が報われるとは、世の中では大成功をおさめた極々少数の人間に語られがちですが、どんなに小さなことでも些細なことでも、その子にとって大きなチャレンジに向かって努力したときの結果は、絶対に報われるんだなと改めて痛感させられました。

この期におよんで、「そんな練習いる?」と思ってしまっているから、自分の結果はいつまでたってもついてこないんだなと、深く反省するばかりです。

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2012年12月 1日 (土)

Samurai Umpire 37

Dsc01124_800先日、メジャーリーグにおける日本人審判の“パイオニア”平林岳さんの懇親会に参加させていただきました。

ぼくは、常日頃より、先駆者と呼ばれるこれまでに誰も成しえなかったことに挑戦、達成された方の生き様を手本としています。

ぼく自身も、人一倍“パイオニア”精神が強いので、この人のようになりたいと思うことはないのですが、この人より上に行きたい、この人と違う道を行きたいという強い気持ちは変わらず持ち続けています。

今回は、審判としての野球論、アメリカ野球にいち早く挑戦された大先輩としての経験則などを勉強、吸収できればと思い、審判そして審判ファンだらけの懇親会に思い切って飛び込んで参りました。

ぼくはいつも、こういった講演会や懇親会で先輩方のお話しを伺うとき、真っ先にある質問をしています。

「そのチャレンジが失敗した最大の原因はなんですか?」

捉え方によっては、非常に単刀直入で失礼極まりない言葉なのですが、この答えこそまさに、ぼくが先駆者の上を行くために、または違う道を行くための手がかりとなります。

ぼく自身、『成功する方法は人それぞれだが、失敗は誰にでも起こる』と考えています。

その答えをしっかりと胸に刻むことで、少しでもこの“三流道”が成功に繋がれば、これから同じ道を歩んでしまうかもしれない若者の“パイオニア”となれるかもしれません。

『どんなに小さなことでも“パイオニア”』、これがぼくの生き様です!

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