Big Thanks
「これまで培ってきた海外での経験を、次の世代の子どもたちに受け継ぐ」、このすばらしい教訓を実行するスポーツ選手は山ほどいます。
しかし、『あなた方のお陰で、私たちはいとも簡単に海を渡り、深刻な差別や非難を浴びることもなく、すばらしい経験をさせていただきました』と恩返しするスポーツ選手はほとんどいません。
講習会に参加しても、参加者の7割近くが女性で、しかも大半が介護施設関係者の方々という顔ぶれでした。
ジュニアの講習会では、日本を代表する元アスリートから、そういった世界でしのぎを削ってきた方ばかりといってもいいほどでしたから、差は歴然です。
誰もができるわけではない特別な経験をおごるのではなく、誇りと感謝に変えて、これからはその道筋を切り拓いてくれた人生の先輩方のために恩返ししていく決意をかためました。
高齢者の方々も、バトンを渡した次の世代の若者がどんな経験をしているのか、“三流道”の数々の失敗談と言えども、きっと興味をもって聞いてくれるでしょう。
そんな方々の手をとり足をとり、いっしょに散歩やジョギングができる社会を、これからはぼく自身が先頭にたって創造していきたいと思います。
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